雪時々曇り。最低気温-2.9℃、最高気温0.5℃。
午後から本格的に降り出した雪は、3時間ほどで15㎝ほど積もり、自然ふれあい交流館近くに設置された積雪計を見ると約24㎝になっていました。
ふれあいコースへの歩道は誰も歩いた跡がなく、長靴をはいた私の足跡だけが雪面に記されていきました。この地を開拓したご先祖様の気持ちをほんの少し思い浮かべたりもしました。
最初に一歩を踏み出す人はそれだけのエネルギーを燃やさなければならず、大したものだと。
雪がレースのカーテンのようになり、向こうがぼんやりかすんで見えます。
雲間から時折日が差すと、矢のような光が空の四方に放たれました。
降る雪はいつもの風景を別の世界に仕立て直していきます。それが新鮮に思えたひとときでした。