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北海道新聞の夕刊一面に「油井さん 夢の宇宙」との見出しがあった。明るいニュースが新聞を飾ることがあるとは、嬉しいことだ。油井さんたちを乗せたソユーズはバイコヌール宇宙基地から国際宇宙ステーションに向けて日本時間で6時2分に打ち上げられ、約6時間後の同11時45分に無事目的地に到着したとのことだ。
油井さんは宇宙開発機構が10年ぶりに2009年に採用した宇宙飛行士で、ソユーズ宇宙船では万一の時に船長に代わって操縦を行うミッションを負っているという。何とも頼もしいことだ。5か月間の間、宇宙でお仕事をされるとか。テレビでは父の司さんが「息子を尊敬する」と語っていたことや油井さんが「地球は本当に美しい」と言っていたのが印象に残っている。
それにしても、私にとって6時間はＪＲ特急で札幌から網走までの所要時間、その同じ時間で方や宇宙ステーションへ到達するということが今一つピンとこないままなのだ。ロケットが刻む時間というのは速すぎて実感が湧かず、理解するのがなかなか難しい。
