『ヤヌスの鏡』の次は・・・

何だか携帯電話の普及していない昔のドラマが見たくなってね。
そう言えば、数年前にフミ友さんから「これはマシ」だと
録画DVDをくれた『逢いたい時にあなたはいない』があった
ことを思い出し、先週はこれを見ていました。

実は私はDVDもらうまでこのドラマの存在を知らなかったんだよね。
・・・でも、知らなかったけど、実生活で何度このタイトルを
つぶやいたことか。Twitterじゃないよ（笑） 本当のつぶやき。

遠距離でもないのに（大阪と奈良）、職場はどちらも大阪だったし、
お互いに不規則な勤務じゃなかったし、携帯持ってたし、それで
１ヵ月に１回会えたらいい方という感じで、会えない不満を彼に
ぶつけていた若かりし日々を思い出したよ。

けど、今だったらたぶん違うな。今なら毎日会わなくても
電話もメールもなくても平気だもん。リアルタイムで見ていたら
もっと感情移入できただろうけど、今の私はドラマの中の人間を
「若いな～。」って（苦笑） 大鶴義丹さんの役どころが可愛く
見えるんだもん。

当時はテレビ視聴を禁止されてたわけではなくて、生活が
充実しすぎていて、ビデオテープに録画する時間さえ（注：見る時間じゃない）
なくなってしまっていたときで、だからほとんどの俳優さんとか
女優さんを知らないんだよね。

いただいた録画には毎回のキャストはカットされていたので
「この人って、超貧乏な子供時代を何でもないことのように
話す風間トオルさんだよね？」レベル。

観終わって、確かに悪くないよな～と思いつつ（敢えて主語は
明かしませんが）、１回見たら十分なドラマでした。

最終回のエンドロールで初めてキャストを知ることになった
のだけど、「えっ？何？ 彼女が出てたの！？！？ うわー、
もう１回見なきゃ・・・。」

なんと隠れキャラ発見！・・・ちゃうか。

大沼ユミが出てたのだ～！ と言っても、杉浦幸さんが出てたわけじゃ
ありません。大沼ユミの声を吹き替えてた人・・・野口早苗さん。

実は私、今回『ヤヌスの鏡』を見直して、初めて知ったのです。
ユミの声が吹き替えであることを。杉浦幸さんが声を変えてると
思い込んでいました。それにしては、別人のように声変えてはるな～
と感心していたのですが、この事実を知ってひっくり返りました（笑）
そりゃ別人だもんね。

でね、ネットでお顔とか調べたりして、年齢的にはフミヤの
奥さん役？と当たりをつけて見直したけど、顔も声も全然違う・・・。

やっぱり１話から見直しだと、全11話を今度はほとんど早送りで
見ました。はい、郁弥さんのシーンも早送りですよ。
いましたいました、ユミが。看護婦さんでしたね。ほとんど
台詞がなかったけど、第３話に５つほど台詞があったので、そこで
確信しました。人の声はもちろんだけど、発音とかトーンとか
イントネーションとか、微妙に違って個性があるのよね。１回目
見たときにはユミが出てるって思わなかったからスルーだったけど、
注意深く聴いてみたら、ユミがいたんです！！

この３話が一番台詞多かったです。その部分を繰り返し再生して
萌えてるのって、絶対アタシだけだよね（笑）