ぐんぐん伸びる

2016-06-20 03:36:18 | 
発表会の後、娘がどんどん上手になっているように感じる。
ボウイングもなかなか柔らかくていいし、なにより音程の感覚が
ずいぶん発達した。

練習中、私が横にへばりついて「高い」とか「低い」とか言って
いるから、娘自身の中に音程をちゃんとしないといけないんだ、
という意識が芽生えてきたのかもしれない。
音を外したら弾き直したり、弾きながら直したり、直さなくても
ちゃんと弾けたり。

私自身の練習では、すごく不自然なことを無理矢理していると
感じることがあるが、娘はごく自然にバイオリンを弾く所作が
体に浸透していっているようだ。

まだ始めて1年だし、すごく高度なことをしているわけでは
ないから何とも言えないところもあるが。
私からするとずいぶん成長したなあと思う。

そんな娘を見ていて私は。
嬉しいのが3割。
うらやましい・自分が下手なことが悔しい・悲しいを合わせて
7割というところ。
…私だって成長したいわよ!!

しかし、やはり目の前で早期教育を見ていると、
「ああ、こういうことか」
「ああ、これは仕方ない」
「ああ、ああ、ああ!」
と、自分の覆せない下手さについていちいち納得させられる。
(あくまで私個人の見解デス)
そろそろ楽器のサイズアップの話も出てきて。
ああ、ああ、ああ!
喜ばしいことだ。
どうぞどうぞ。ぐんぐん伸びていって。

↓は、先週娘と植えたダリア(小鉢2個)とひまわり(大鉢1個)。
植えて1週間ほどだが次々元気に伸びてきて。
1日で、ええっ?というくらい成長する。びっくりするね。

園芸が趣味とかは全くないのだが。
道を歩いていたら『納税してください』と袋に書かれた種を貰ったのだ。
してるわっ!と突っ込みつつ、娘の情操教育になるかなと植えてみた。

娘は、「葉っぱが出たから、もうすぐ咲くかな」と無茶なことを言う。
花が咲く頃、娘はどんな曲を弾いているだろう。
楽しみだなあ。



↓いつもありがとうございます。お花が咲いたらまたご報告します。.:*゜.:。:.( ´ ∀ ` ).:*゜:。:.
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コンクラベ

2016-06-17 09:40:30 | 練習
先日のレッスンで、かなり音程についての注意があった。
ヴィエニャフスキのコンチェルト2番1楽章。
先生は、はっきりとはおっしゃらなかったが、
「音程をどうにかしないと、ここから先どう指導していいのか…」
くらいの感じではないかと思う。

前にも書いたが全体に音程が上ずるのだ。
特にE線のハイポジションになると、どんどんどんどん高くなって
しまう。
こういう上昇志向はイカンね。
なんだろう。耳が悪いのかな。まあ、そうだろう。
それとポジション移動が下手なのね。

とにかく悔しい。
もう、オリャーッと叫びたいくらい悔しい。

しかし叫んでもどうしようもないので、1音1音、音程を
合わせることに特化して練習している。
そうすると、ここまでかなりテキトーにしていたことに気づく。

いや、自分なりに緻密にやったつもりだったのだが。
その「自分なりの緻密」がテキトーだということ。
うんざりしちゃうわ。

弾いていて合っていないと気づく音と、合っていると思い込んで
いる音がある。
気づく音はまだいいのだ。その場で修正できるから。
やはり問題は合っていると思い込んでいる音で。
それをチューナーを見ながら確認していく。

だが、その時その1音を直しても、フレーズの指の動きの中で
どうしても音程が取りにくいとかもある。
例えば、A線で1stポジションの形のまま4でファをとって、
次の音が1でシだと、つられて1が高くなっちゃうわけだ。
そういうのはまた別途ネチネチネチネチ練習。

そういうことを1小節1小節、1音1音やっていると、もう全然
練習時間が足りない。

しかも、直しても直しても直らないとか、1度直ってまた戻るとか、
一瞬気を抜いたらピギャーッと上ずるとか、色んなパターンがある。
つまり1ターンじゃ全然ダメってこと。

終わりのないモグラ叩きみたいに修正し続けて、ようやく半分くらい
までたどりついた。

録音したものを聞くと、確かに全体的に音程が安定したとは思う。
だけど、やっぱりまだ×な部分もチラホラアレコレあるのだ。

あと半分音程修正作業をしつつ、前半分も引き続き直していく。
あー、今のところは「諦めない」としか言いようがないが。
それにしても、なんていうか本当にもどかしい。
これは自分との根比べだなあ。

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少なくても

2016-06-15 10:49:38 | 音楽
バイオリンをほとんど弾かなかった6年間。
レッスンを再開してもうすぐ2年。

前の記事にそんなことを書いて改めて思ったのだが。
6年-2年=4年
ということで、とりあえずあと4年頑張ってみたらどうだろう。
よく考えれば、弾かなかった空白の時間を埋めていないじゃないの。
あと4年弾いてからこそが、真のスタートではないか。

…と、強引に自分の不甲斐なさを肯定。

しかし、4年はちょっと遠い未来のように感じるので。
少なくてもあと2年はこのままのペースで弾き続けて、中間考査という
ところか。
その時の自分の腕前と、自分の気持ちと向き合ってみたら、展望なり
絶望なり解脱なり、何かしら悟るものがあるかもしれない。

今と同じようにゴチャゴチャゴチャゴチャ言いながら弾き続けるだけ
かもしれない。
まあ、それも仕方ないことだ。
本当になんでこんなに難しい楽器を選んでしまったのかしらね。


↓いつもありがとうございます。テンションが↓↓の時は辛いですよね。
私もどうしようもなくそういう時あります。ぇぃぇぃ o(,,≧∀≦,,)ノ ぉぉぅ
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よく弾いた・もっと弾ける

2016-06-13 22:13:19 | 音楽
レッスンを再開してから練習を録音している。
それを順を追って聞いた。
何故っていうこともないのだが、なんとなく聞き始めたら面白くて。

どの曲も、その時その時の自分なりによく練習した。
聞いていると思い出す風景や、心持ちなど様々ある。
そんなに上手じゃないけど1曲1曲よく弾いたなあと感慨深い。

だけど、聞いていると、
「今ならもっと上手に弾ける」、「今ならこんな風に弾く」
などと、私にしてはなかなか強気の感覚が次々湧いてくる。

特に、バッハのプレリュードは、
「なぜあんなに練習したのに、こんなに音程が悪いのか」
「なぜ直らなかったのか」
「なぜ直さなかったのか」
と、ほとんど怒りに近い感情がこみあげてきた。

6年休んでいたレッスンを再開してもうすぐ2年になる。
少しは私のテキトーさも改善されてきただろうか。

実際に今プレリュードを練り直してみたらどんなふうだろう。
全体的な出来そのものはそんなに期待できないが、直したい
部分は多くある。

今ならもっと弾ける。
そう思えるだけでも、私は少しは前に進んだのだろうか。
そうだったらいいなと思う。

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そうだそうだ。

2016-06-12 09:22:01 | 音楽
先日のレッスンの終わりに、
「コンチェルトは久しぶりですが、やはり難しいです」
というようなことを先生に言った。

先生は同意してくださった上で、
「基礎力が上がりますよ」
とおっしゃった。

き、基礎力が…?
この曲で…?

新しく取り組んでいく曲は、前から弾いてきた曲の応用・発展と
いうより次の曲への土台・基礎ということなんだろうか。
次々に延々と、ここから上のための基礎を積み重ねる。
そんな感じ?
どう捉えるかは気持ち一つだけど私はそんなふうに理解した。

だとしたら、いつも「やっとここまできた」と、ハアハアしている
私の気構えとはだいぶ違うなあ。

なんて展望豊かなの!などと、キラキラした気持ちにはなれない。
ゴールがないって知っていたのに、改めて『ゴールはありません』
という看板をマジマジと見てしまったような気持ち。

ゴールがないということは、今自分が道中のどこに立っているのか
わからないということだ。
ゴールにはならない目標をずっとずっと持ち続けるということだ。

ほうほう。
時々、なんだか果てしなさすぎて狭量な自分には根本的に無理が
あるのではと思う。

考えすぎか?
私のビッミョーな脳みそで考えすぎると、弾くか・やめるかの
二択しかなくなる。
真剣になればなるほど、この二択が明確になる。

……もしかしたら私はもうやめたいのかもしれないなあ。
いやいや。そんなことない。ないと思う。絶対。多分。

何かハッキリとした終着点があるといい。
あの曲をあんなふうに弾くとか、そういうのか?
でも定めた終着点まで辿りつけたら、もっともっと弾きたいと思う
だろう。
だって、その終着点にいる自分はすごく上手だから。
なんだって弾けるくらい。
だけど、そんな終着点に辿りつけるとは到底思えないという話。

そうか、つまり私は上手になりたくてたまらないんだな。
でも万事思い通りにならないからゴニョゴニョゴニョゴニョ言っている。
…ふむ、ということは久々にアレの出番だ。
上手になりたいなら弾くしかないわよ。そうだそうだ。

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