コンクラベ

2016-06-17 09:40:30 | 練習
先日のレッスンで、かなり音程についての注意があった。
ヴィエニャフスキのコンチェルト2番1楽章。
先生は、はっきりとはおっしゃらなかったが、
「音程をどうにかしないと、ここから先どう指導していいのか…」
くらいの感じではないかと思う。

前にも書いたが全体に音程が上ずるのだ。
特にE線のハイポジションになると、どんどんどんどん高くなって
しまう。
こういう上昇志向はイカンね。
なんだろう。耳が悪いのかな。まあ、そうだろう。
それとポジション移動が下手なのね。

とにかく悔しい。
もう、オリャーッと叫びたいくらい悔しい。

しかし叫んでもどうしようもないので、1音1音、音程を
合わせることに特化して練習している。
そうすると、ここまでかなりテキトーにしていたことに気づく。

いや、自分なりに緻密にやったつもりだったのだが。
その「自分なりの緻密」がテキトーだということ。
うんざりしちゃうわ。

弾いていて合っていないと気づく音と、合っていると思い込んで
いる音がある。
気づく音はまだいいのだ。その場で修正できるから。
やはり問題は合っていると思い込んでいる音で。
それをチューナーを見ながら確認していく。

だが、その時その1音を直しても、フレーズの指の動きの中で
どうしても音程が取りにくいとかもある。
例えば、A線で1stポジションの形のまま4でファをとって、
次の音が1でシだと、つられて1が高くなっちゃうわけだ。
そういうのはまた別途ネチネチネチネチ練習。

そういうことを1小節1小節、1音1音やっていると、もう全然
練習時間が足りない。

しかも、直しても直しても直らないとか、1度直ってまた戻るとか、
一瞬気を抜いたらピギャーッと上ずるとか、色んなパターンがある。
つまり1ターンじゃ全然ダメってこと。

終わりのないモグラ叩きみたいに修正し続けて、ようやく半分くらい
までたどりついた。

録音したものを聞くと、確かに全体的に音程が安定したとは思う。
だけど、やっぱりまだ×な部分もチラホラアレコレあるのだ。

あと半分音程修正作業をしつつ、前半分も引き続き直していく。
あー、今のところは「諦めない」としか言いようがないが。
それにしても、なんていうか本当にもどかしい。
これは自分との根比べだなあ。

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