レッスンを再開した時のこと 2

2014-10-27 18:12:35 | レッスン
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今後のレッスンの進め方などを相談。
新しいスケールの教本と、クロイツェルの続き。
曲について、先生は何かコンチェルトはどうですか、とおっしゃった。
(コンチェルト嫌だって言ったのに! ワオッ……!!)

私はどうしてもそういう気持ちになれず、ここは主張せねばと思い、
バッハで何か弾けそうな曲があればどうでしょうかと切り出した。
先生は「いいですね!」とおっしゃって、
『無伴奏バイオリン パルティータ3番プレリュード』
を課題にくださった。

大好きなバッハが弾ける。本当に嬉しかった。
コンチェルト2番は弾いたことがあったけれど、
無伴奏には特別な思い入れがある。
もちろん永遠の憧れ、シャコンヌ!
シャコンヌは無理でもいつか一曲くらい弾いてみたくて
楽譜も買ってあった。

わくわくしながら帰宅して練習を始めてみたら、これが超難しい。
難しくてややこしいコンチェルトどころの話じゃなかった。
(あくまで私の技量基準で)

指が動かない。開かない。音程がとれない。
耳も相変わらず腐っている。

レッスンで先生からご指導をいただいても、反射神経が鈍っているのか
問題点をサッと修正するようなことができない。
(もともと鈍いといえば鈍い)

これは大変なことだぞ、と気づき。
悔しいからできるまでやるぞ、と気持ちを入れ替えた。

弾けば弾くほどダメだわぁって思いながら、やっぱり私はバイオリンが
好きだってよくわかった。
悩んだり、沈んだり、叫んだりしながら、もっと上手になりたい、
もっと楽器を鳴らしてみたい。

(ついでに新しい弓欲しい!)

なんで6年も弾かずにいられたんだろう。

あまり納得できる出来にはならなかったが、なんとかプレリュードに
区切りをつけた。
もっと上手になるために、積極的に難しい曲に挑戦してみようと思い、
ラロを弾く今日に至る。

これもすべてバッハ大先生の導きなんだろうと思う。
「甘えるんじゃない!精進あるのみ!!」
と、喝を入れていただいたような。
ブランク明けには結構強烈だったけど…。
(終)



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