4月6日午後3時より、丹羽洋子さんのダンスとコラボレーションする、松沢香代さんの人形たちです。
上の地球儀のような作品は「星」。乳房のような、植物がムクムクと芽を出しているような、星そのものが異形の生命体のようです。
松沢香代さんは人形劇の舞台美術にもかかわりつつ、人形作家・造形作家として活動しています。
着古しらしい布、手縫いの跡が残る人形たちは、原初の動物のようでもあり、内臓の一部のようでもあり、ちょっと不気味で、でも不思議な生命力や懐かしさを感じさせます。
うなだれた動物のような物体。タイトルは「正座」。ちょっと哀しくて、ユーモアがあって、でも寂しいとき、孤独な心にそっと寄り添ってくれているようで、向かい合っていると抱きしめたくなります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます