ふかごろうキリスト教神学日記

キリスト教の神学について、ふかごろうが学んだことを記して行こうと思います。

罪の根源

2007-11-18 23:51:46 | キリスト教神学第3巻
<11月14日~11月18日に読んだ箇所>
「キリスト教神学第3巻、ミラード・J・エリクソン著」:147~168頁

<罪の根源>

罪の根源とはなんでしょう。

今まで、さまざまな議論がされてきたようです。

例えば、罪の根源とは人間が動物だった時の衝動が残っていると言う説を唱える人がいたりしました。
これは、進化論に基づいています。
例えば、食欲や性欲。
この2つも行き過ぎると害を及ぼす可能性があります。
食欲は、暴飲暴食になったり、性欲は、強姦などの犯罪になったりすることもあるでしょう。
そうならないために、理性によってコントロールするのが人間なのでしょう。

ただ、罪の根源が動物だった時のなごりであると言うのは、キリスト教的では無いようです。

本から引用致します。

--------

福音主義の見地から言うと、問題は、人間が本質において罪深く、彼らを罪へと誘おうとする強い力のある世界に住んでいることにある。
罪の治療法は、超自然的に人間の本性の変革が生み出されることを通して、また誘惑の力に立ち向かう神による助けによってもたらされる。
人を変革し、神との関係に入らせるものは個人の回心と新生であり、この神との関係が、成功したキリスト者生活を可能にするのである。