新得 のんびり宿 スロウ inn 楓(ふぅ~)

北海道十勝の自然の恵みをダッチオーブン料理でおもてなしするのんびり宿「スロウ inn 楓(ふう~)」のHP兼ブログです。

手前味噌

2012年03月26日 | お料理

毎年この時期恒例の味噌づくり。
今年は、新得産の大豆と米麹、塩(天然粗塩)を手に入れ、
全部の工程を我が家で行った、正真正銘の「手前味噌」です。

前日9時から2㌔の大豆をよく水洗いし、
1㌔ずつに分けて3倍の水につけ十分吸収させておきました。

翌日7時からいよいよ味噌づくりスタート。
22時間浸漬した大豆はたっぷりと膨らんでいました。
ガスレンジにかけ、とろ火でじっくり煮ます。
(次回は薪ストーブの上でも。)
時々灰汁を取ったり、差し水をしたりします。

2㌔の麹をバラバラに揉み解し、1㌔の塩と混ぜます。

12時すぎ(火にかけてから5時間)、
ようやく大豆が指で簡単につぶせるほどの柔らかさ。
この大豆を「つぶす」作業が大きなポイントです。

まず、大豆をザルにあげて水切りし、そのまますり鉢へ。
それをポテトマッシャ―でつぶしますが、これは労力大。
Kじゃなくても、一度で腕が痛くなってしまいます。

そこで、フードプロセッサーの出番です。
何度かの試行錯誤の末、熱々の煮汁(種水)を少し入れてから、
これまた熱々の大豆を入れると(鍋から直接がよい)、
いい具合に砕け、さらに、すり鉢&マッシャ-でほぼ完ぺき。

麹と大豆を均一になるまでよく混ぜ合わせます。
適当な硬さにするために煮汁を加えるのですが、
プロセッサーの段階で適量が加わったため必要なしでした。

味噌玉を作り、樽の中にバッチンバッチン叩きつけて投入。
表面を平らにして、空気を抜きながらポリ袋の口を縛り、
押し蓋を敷き、重石代わりの塩を載せたら「手前味噌」の完成。
むか~しはこんなことを一家総出でやったんだろうなぁ。
遠藤家の手前味噌。
じっくり熟成させてみなさまにお出しいたします。 MASA


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
k くんに乾杯!! (ペンギン)
2012-04-05 23:32:59
親子総出の味噌作り k くんの活躍が素晴らしいですね。Vサインの k くんの嬉しそうな笑顔。カメラを向けていらっしゃるお父ちゃん お母ちゃんの満足そうなお顔が見えるようです。すり鉢で 全体重をかけてすり潰している姿、力が入っている様子が良く出ていますネ。最後の 親子のガッツポーズ 決まってますね。
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ウルトラパンチ! (MASA)
2012-04-07 22:51:55
ペンギンさん、こんばんは。

Kも逞しくなって、なかなかの戦力になってくれます。
そちらは桜が満開だそうですね。
来年、北海道に桜の便りが聞こえるころに、この手前味噌、お出しできると思います。
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