浪漫飛行への誘(いざな)い

海外旅行は102か国、海外旅行、世界遺産、飛行機、卓球、音楽、歌謡曲、初物、語学、仏教シリーズ等の趣味の世界をブログに

バラ色の海外旅行の終焉

2020年06月14日 09時30分32秒 | 旅行

2020年は、我々、地球人にとって、生活習慣を根底から覆す転換の年になりそうである。ノストラダムスが1999年7月に人類滅亡の日が来ると予言していたことは有名だが、結果的には、何も起こらなかった。もし彼が偉大なる予言者だったとしたら、2020年のこの地球の非常事態を予言できなかったのか不思議である。それほど地球人にとって悲劇的な出来事である。いまだに原因が不明で、責任のなすり合いがまるで第三次世界大戦のようである。

後世の人にとって、2020年は歴史に残る悲劇的な年として、語り続けられるであろう。新型コロナウイルスは中国から発生したとされるが、最終的な結論は出ず、その年に予定されていたオリンピックすらも中止(延期も困難とみる)に追い込まれるほどの悲劇の年となりそうである。それまで自由に往来していた地球人は、この年を機に、移動の大規模な制限を受けることになったのである。それまでは、人類にとって、海外旅行は人生楽しみの一つになっていたが、その生活習慣が一変しそうである。車、鉄道、船、飛行機と人類は、いろいろな移動手段を開発してきたが、ここにきて、間違いなくブレーキがかかってしまった。このままの状態が続けば、観光産業、ホテル産業、航空産業等は、斜陽産業となる恐れがある。

個人的には幸いにもこれまでに100か国を越える海外旅行を楽しんできたが、これからの世の中、海外旅行ブームは陰りを見せ、100か国達成などは夢のまた夢の世界となるであろう。感染が怖くておちおち海外旅行に出かけていく気にはならないのが本音である。委縮した海外旅行が元に戻るには、数年はかかるであろう。暫くは、テレビ映像が進化しているので、リモート海外旅行が進むものと思われる。画質も8Kまで進み、ドローンによる空中からの景色も自由自在となってきているので、危険を冒してまで現地に出かける必要性は間違いなく減ってきている。テレビの画像を見ているだけで、容易に旅行体験ができるし、十分楽しむことができる。自分の経験でも、事前に映像を見ていると、海外旅行は、感動というよりは、テレビで見た映像の確認行為にしかならない恐れがある。

ペルーのマチュピチュ遺跡を最終ゴールとして、旅行を完結してみたいと思っていたが、今や、ペルーは、新型コロナ蔓延の国であり、残念ながら、ここ数年は怖くて現地には行けない印象である。当分の間は、テレビの海外旅行番組で楽しむこととしたい。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 海外旅行50年の軌跡 | トップ | 「ペニー・レイン」と黒人問題 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅行」カテゴリの最新記事