先の卓球ワールドツアー・ファイナルの女子ダブルスの部で、長崎美柚(17才)と木原美悠(15才)の若手ペアが初出場で初優勝を飾った。中国を含め世界のトップ選手だけが出場できる年間チャンピオンを決める最高レベルの大会での快挙である。ペアで同じ名前というのも珍しいが、同じ名前ということで「ダブルみゆう」と呼ばれている。世界選手権金メダルの中国ペアとの準決勝、前回負けている韓国ペアとの決勝の試合をテレビで見たが、緊張感はなく、リラックスしていつも笑顔で試合を続けている感じで、今の若者はすごいという驚きの印象である。
来年のオリンピック代表関連で、石川佳純と平野美宇の争いにマスコミの目が向けられていたが、彼女らに続く、もっと若い世代の選手の成長ぶりも目を見張るものがあり、今回の世界一の快挙は絶賛に値する。卓球王国中国と日本の格差は間違いなく縮まっているが、女子の場合は、ほぼ同格というところまで来ている。この「ダブルみゆう」はエリートアカデミーに所属し、寮も同部屋というので息があった仲良しコンビなので、実力以上の出来ばえであったかも知れない。
昨年の7月1日、コナミスポーツプラザの卓球スクール開講記念イベントが我が家から歩いて3分のところにある本店で開催されたが、二人とも参加していた。長崎は、当時世界選手権の代表メンバーであったということもあって、張本智和といっしょにゲストとして招待されていたが、木原は、ラリー体験イベントの一メンバーとして参加していた。運よく、ラリー体験イベントに参加することができ、張本くんとともに、長崎、木原「ダブルみゆう」ともラリーをすることができた。当時は、そこまでは有名でなかったので、気楽にラリーをやらせてもらったが、今回の快挙にビックリである。二人とも来年のオリンピックには出られないが、その次は期待できる有望な若手選手といえる。
画像は、「ダブルみゆう」
映像は、張本選手とのラリー体験: https://youtu.be/y9TkvxvuOM0