ノカイドウはバラ科リンゴ属の植物で霧島えびの高原だけに自生する固有種の天然記念物です。花海棠やリンゴと同じような白い花を咲かせます。この日は7時前から8時半頃まで保護区域内を散策しながら撮影しました。
この案内板は旧えびの高原ホテル入口にあります
鹿への餌やりを禁止する説明版
蕾が膨らんだノカイドウ
大雨による土砂流出、日照不足、鹿の食害で個体数は減少傾向です。絶滅危惧種1B類に分類されています。昨年の親株は256株とされていますが、きれいに花を咲かせる木は10本程度です。
幼木が保護されていますが花をつけるまで30年もかかるそうです。かなり気の長い保護作業です。生息地保護のため河川護岸整備、日照を妨げている木の伐採、施肥などが思いつきますが・・・・・・付近一帯が天然記念物に指定されているためできないようです。
防護ネットや入口ゲートが設置され鹿の侵入防止対策がされています。道路沿いに出てくる鹿は可愛いものです。つい餌をあげたくなりますが、鹿の増殖につながり樹皮食害を悪化させる一番の原因です。交通にも影響があるので車内からの餌やりはやめてほしいものです。
金網で保護された日陰ツツジ
日陰ツツジは美しい黄色い花をつけますが、鹿の好物で食害により霧島ではあまり見られません。崖地や岩場など鹿の近づけないごく一部だけに残っています。
赤い蕾は膨らむにつれて桃色に変わり、白い花を咲かせます
時々霧が出て花の撮影には好都合でした
防護ネット
枝の様子 鳥は止まりにくいようです
蕾は膨らむにつれて赤から桃色に変わります。緑葉と白い花、蕾の赤色と桃色の対比が美しく訪れる人をなごませてくれます。開花が進むと白い花だけになり美しさは半減します。見頃としては、花の咲き始め数日間がお勧めです。
この後は小林方面に移動して山桜などを撮影し、噴気の出ている硫黄谷にも立ち寄りました。別ページに記事と画像を掲載します。
この案内板は旧えびの高原ホテル入口にあります
鹿への餌やりを禁止する説明版
蕾が膨らんだノカイドウ
大雨による土砂流出、日照不足、鹿の食害で個体数は減少傾向です。絶滅危惧種1B類に分類されています。昨年の親株は256株とされていますが、きれいに花を咲かせる木は10本程度です。
幼木が保護されていますが花をつけるまで30年もかかるそうです。かなり気の長い保護作業です。生息地保護のため河川護岸整備、日照を妨げている木の伐採、施肥などが思いつきますが・・・・・・付近一帯が天然記念物に指定されているためできないようです。
防護ネットや入口ゲートが設置され鹿の侵入防止対策がされています。道路沿いに出てくる鹿は可愛いものです。つい餌をあげたくなりますが、鹿の増殖につながり樹皮食害を悪化させる一番の原因です。交通にも影響があるので車内からの餌やりはやめてほしいものです。
金網で保護された日陰ツツジ
日陰ツツジは美しい黄色い花をつけますが、鹿の好物で食害により霧島ではあまり見られません。崖地や岩場など鹿の近づけないごく一部だけに残っています。
赤い蕾は膨らむにつれて桃色に変わり、白い花を咲かせます
時々霧が出て花の撮影には好都合でした
防護ネット
枝の様子 鳥は止まりにくいようです
蕾は膨らむにつれて赤から桃色に変わります。緑葉と白い花、蕾の赤色と桃色の対比が美しく訪れる人をなごませてくれます。開花が進むと白い花だけになり美しさは半減します。見頃としては、花の咲き始め数日間がお勧めです。
この後は小林方面に移動して山桜などを撮影し、噴気の出ている硫黄谷にも立ち寄りました。別ページに記事と画像を掲載します。