花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

霧島のミヤマキリシマが見頃です 2014/05/22 (鹿児島・宮崎) 

2014-05-23 14:55:29 | 霧島連山
鹿児島・宮崎の県境に位置する霧島連山でミヤマキリシマが見頃を迎えています。5月22日は霧島連山の南東側にある高千穂河原から北東側に歩いてミヤマキリシマを見てきました。

高千穂河原を訪れる人は高千穂峰登山客と中岳自然散策路への山歩き、駐車場周辺の散策がメインです。これらの登山道や散策路とは別に宮崎県の皇子原に通じる古い道を歩きました。

駐車場利用料金が上がっていました


画面奥の山が高千穂峰に通じる「お鉢」火口の縁


駐車場横のミヤマキリシマ


霧島神宮古宮跡のミヤマキリシマ


白い花のミヤマキリシマ


霧島がにぎわうのはミヤマキリシマの咲く5月下旬から6月初旬です。霧島連山のミヤマキリシマ鑑賞は散策程度なら高千穂河原とえびの高原周辺が手軽です。登山では韓国岳、大浪池、大幡山、高千穂峰などで楽しめます。

現在は新燃岳火口周辺1km以内は立ち入り規制されています。新燃岳、獅子戸岳、中岳への登山はできません。えびの高原と高千穂河原間の霧島縦走もできません。

ミヤマキリシマは高さ1m程度のツツジですが花の色形が微妙に違いがあります。以前は白い花も見かけましたが殆どが盗掘されたようです。高千穂峰登山道途中にある霧島神宮古宮跡の事務所横には白花が植えられています。

高千穂峰へ通じる斜面


アップ画像 右側に登山者が見えます


枯れた黒松と背後は中岳


新燃岳の噴火で降り積もった火山礫


高千穂峰を右に見て、左手には中岳の見える瀬田尾(せたお)付近は火山礫が降り積もってミヤマキリシマも枝先が枯れています。2011年の大噴火から4度目の春、次第に枯れ枝も目立たなくなっていますが、立ち枯れた黒松の細枝が落下し始めています。

この付近は中岳方面に通じる自然散策路のように整備されていません。訪れる人は少なく風の強い日は枯枝落下の危険性が高いと思われます。狭い道を外れると自然林で見通しが利かず、迷いやすいので特に霧や雨の日の単独入山はお勧めできません。

回復が進むミヤマキリシマ


枯枝が少し目立たなくなっています


道沿いのツツジ


ミヤマキリシマはツツジの一種ですが、一般の山で見かけるようなツツジもあります。例年6月初旬にはえびの高原周辺のミヤマキリシマが見頃になり、中旬には韓国岳山頂部で見頃となります。休日には駐車場や登山口は大変混雑しますので早めにお出かけください。昨年5月のミヤマキリシマの様子はこちらのブログ記事をご覧ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。