4月27日(金)南さつま市での所用後、日置市の「千本楠」に立ち寄りました。
千本楠 入口 13時38分
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/0f/c53f28ee7ce0a411ed81ee1de2cee708.jpg)
伊作太鼓踊り、田島殿、流鏑馬でお馴染みの日置市吹上町の大汝牟遅(おおなむち)神社の本殿横に大楠の御神木があります。神社参道を200mほど南側に進んだ左手が千本楠です。
すぐ近くですが千本楠を訪れる人はわずかです。観光地ではなく、神々しいパワースポット的な場所です。小人数で緑の空間を楽しむには最適です。
不思議な空間 CM、ドラマ撮影でも使われた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/bc/8214af75d051e93bc8321f7402466f20.jpg)
南東側から
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/42/b3975e38b27a6cabd4e8fb6ea8976243.jpg)
日置市教育委員会の案内板説明を引用して紹介します。
千本楠
この辺一帯は、古来大汝八幡(おおなはちまん)の神域で二十数株の大楠があたかも竜が寝ているように連なり、また、天空高く梢を伸ばしている。
この中の倒れ伏して朽ちた楠が親木と伝えられ、当時は根回り18メートル余りあったという。明治43年日英博覧会に出品した楠材の切株は樹齢800年以上と推定された。
神話によると大汝牟遅命(おおなむちのみこと)下向の時、楠の木の枝を地にさされたところ、これが根付いて親木となり増えたと伝えられる。
昭和40年1月22日 吹上町文化財指定
伊作八幡千本楠は 横へ横へと 寝てのびる。 野口雨情
平成6年7月25日 日置市教育委員会 (引用終わり)
直立したものは少ない
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/77/c85aa91a72126ec93130a1194b99374e.jpg)
朽ちた幹
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/d8/605eeaadfb4b4fa519a67f212998f785.jpg)
広大な場所ではありませんが神域のためでしょう、殆ど人の手が入っていない感じです。千本にはほど遠くわずか20本程度と思われますが、自由闊達に枝を伸ばしています。太い幹は斜めに伸び、横たわっているもの、枯れた幹もあります。
観光地化されていないのがうれしい場所です。姶良市の蒲生八幡の大楠は最近衰えが出始めて対策が続けられています。多くの人が来て根元を踏み固め、周囲の木々がなくなり年中風雨にさらされると巨木も弱るというものです。
根元から伸びだす枝
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/6c/5fed941ecbe88c54538bd0b5e5d58a09.jpg)
幹に共生する植物
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/60/7bb995a980ebf0a697fe074a96e7d9e9.jpg)
空を支えるように茂る枝
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/b8/6108899d7b21f702322ebad72723bcc3.jpg)
枯れた枝や朽ちた幹もありますが、根元から新しい枝が伸びだしていました。寄生木もありますが全く意に介さず飄々と楠は枝を伸ばし空を支えています。足元には枯葉の小道と緑の若草が美しく心が癒されます。
吹上浜方面にお出かけの際は、一度立ち寄ってみてください。
珍しい場所ですよ。
千本楠 入口 13時38分
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伊作太鼓踊り、田島殿、流鏑馬でお馴染みの日置市吹上町の大汝牟遅(おおなむち)神社の本殿横に大楠の御神木があります。神社参道を200mほど南側に進んだ左手が千本楠です。
すぐ近くですが千本楠を訪れる人はわずかです。観光地ではなく、神々しいパワースポット的な場所です。小人数で緑の空間を楽しむには最適です。
不思議な空間 CM、ドラマ撮影でも使われた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/bc/8214af75d051e93bc8321f7402466f20.jpg)
南東側から
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日置市教育委員会の案内板説明を引用して紹介します。
千本楠
この辺一帯は、古来大汝八幡(おおなはちまん)の神域で二十数株の大楠があたかも竜が寝ているように連なり、また、天空高く梢を伸ばしている。
この中の倒れ伏して朽ちた楠が親木と伝えられ、当時は根回り18メートル余りあったという。明治43年日英博覧会に出品した楠材の切株は樹齢800年以上と推定された。
神話によると大汝牟遅命(おおなむちのみこと)下向の時、楠の木の枝を地にさされたところ、これが根付いて親木となり増えたと伝えられる。
昭和40年1月22日 吹上町文化財指定
伊作八幡千本楠は 横へ横へと 寝てのびる。 野口雨情
平成6年7月25日 日置市教育委員会 (引用終わり)
直立したものは少ない
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朽ちた幹
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広大な場所ではありませんが神域のためでしょう、殆ど人の手が入っていない感じです。千本にはほど遠くわずか20本程度と思われますが、自由闊達に枝を伸ばしています。太い幹は斜めに伸び、横たわっているもの、枯れた幹もあります。
観光地化されていないのがうれしい場所です。姶良市の蒲生八幡の大楠は最近衰えが出始めて対策が続けられています。多くの人が来て根元を踏み固め、周囲の木々がなくなり年中風雨にさらされると巨木も弱るというものです。
根元から伸びだす枝
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/6c/5fed941ecbe88c54538bd0b5e5d58a09.jpg)
幹に共生する植物
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空を支えるように茂る枝
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枯れた枝や朽ちた幹もありますが、根元から新しい枝が伸びだしていました。寄生木もありますが全く意に介さず飄々と楠は枝を伸ばし空を支えています。足元には枯葉の小道と緑の若草が美しく心が癒されます。
吹上浜方面にお出かけの際は、一度立ち寄ってみてください。
珍しい場所ですよ。
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