花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
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秋の日に輝く霧島山麓の紅葉 2014/11/22 (鹿児島県) 

2014-11-25 15:24:18 | 霧島連山
11月22日(土)、今年最後の3連休初日は天候に恵まれ、霧島山麓の紅葉を眺めに霧島神宮へ向かいました。途中の鹿児島空港周辺は殆どの民間駐車場が満車。駐車場に入れない車がつながって左側車線は空港ホテル前から空港駐車場への右折地点まで渋滞。飛行機に乗り遅れる人が出るのではと心配するほどでした。

妙見渓谷の紅葉 11時40分


日射しにきらめく


落葉も増えていました


塩浸発電所側はピークを過ぎていました


上流から見たラムネ温泉跡(左奥)


嘉例川を過ぎて妙見渓谷に下りるとラムネ温泉跡地に紅葉が輝いていました。渓流西岸の林を大胆に伐採して散策路が設けられ、駐車場が整備されています。人が立ち入らず野鳥が多く集まる渓流の様相は一変し環境破壊ではないかとの批判もありました。

一方でカーブの多い道路沿いは駐車スペースが狭く、車を止めて鑑賞するには不向きな場所でした。駐車場や散策路がゆったりと整備され多くの人々を和ませている様子を見ると英断であったと思います。周辺には花木も植樹されており将来的にも楽しみです。

昼食は「がまこう庵」の蕎麦料理


霧島神宮前を東に進み宮崎県に入った道路左手に「がまこう庵」があります。蕎麦を主として地元の野菜や自然食品がふんだんに使われている人気の店です。

大規模工事中の霧島神宮に到着


遅い昼食を済ませて霧島神宮に着いたのは14時過ぎでした。本殿造営300年を記念して駐車場、休憩所などの拡張、建替え工事が進められていました。工事車両を含めて駐車場への出入りは交互通行になっていました。

駐車場の西側にあった林は跡形もなく伐採され、重機が入り土地造成中でした。これまで親しんできた紅葉風景は失われ、火山礫や赤土がむき出しになっていて愕然としました。落胆して境内を進むと休憩所横の燃えるような紅葉が目に飛び込んできました。神様が出迎えてくださったようで大変うれしくなりました。

画面外右手が休憩所 14時20分


反対側から見た紅葉


黄色い葉


日射しにきらめく


燃える秋


訪れる人々が携帯電話やデジカメを向けていました。雲が日射しを隠す時間帯もありましたが全体的に明るくて光の状態は良好でした。

階段横の大きな楓


本殿横の紅葉


階段横の大木は枝が少なくなっており色付きのピークはこれからのようでした。本殿横の紅葉は今がピークでしょう。

丸尾の滝 すぐ下流の紅葉


日射しは出たが虹は見えず 15時54分


帰り道で丸尾の滝に立ち寄りました。道路横にある霧島の観光スポットですが、道が狭く危険な急カーブで、駐車スペースが数台分しかないのが難点です。前回11月7日の15時半頃に通過したときは滝に虹が出ていたので期待しましたが、この日は雲が厚くてわずかに差した日射しでは虹は見えませんでした。すぐ横の紅葉は朱色で真っ赤に色づくのは数日後でしょうか。

天候に恵まれてすばらしい紅葉を堪能し、一方では景観の変貌に失望するところもあり、美味しい蕎麦で満腹もしました。眼福、口福で幸福を感じた秋の一日でした。

11月7日にえびの市白鳥神社周辺を訪れたブログ記事はこちらです。

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