花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
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寒さゆるみ唐芋を掘る 2017/12/09 (鹿児島)

2017-12-10 18:30:44 | 野菜作り
12月に入り南国鹿児島も寒くなってきました。
7日は鹿児島市の最低気温が3.7度、初霜を観測しました。

実家庭先のツワブキ 以下の画像は12月9日に撮影


海岸部は風が強いため、例年ではイチョウは色付く前に落葉します。今年は黄色ですが今度の寒さで全部落葉しました。ツワブキの花は寒さに負けず元気に咲いています。

畑の小菊


挿木で育てましたが茎が細いため、開花とともに今年も一部が倒れてしまいました。11月末に幼馴染のHさんが急に亡くなり、周囲は悲しみに包まれています。やや病弱でしたが弱気を口にすることはなく、魚を釣り野菜を育てる暮らし。毎日の楽しみに伊集院までバイクで出かけていました。こんなに急に亡くなるとは驚きと悲しみで一杯です。合掌。

唐芋を収穫


一部の株は試験的に来年の種芋用に残しました。寒さで傷む恐れもありますが、畝にはマルチシートをかぶせてあり低温被害は少ないと期待しています。

東側に比べて収量は良い


5月から6月にかけて4品種を植えました。黄金千貫、安納芋、紅乙女は個数大きさとも良好でした。通常よりも収穫時期が遅かったので芋が大きくなりすぎました。日差しには温かさがあり、作業中は額から汗が流れるほどでした。

なると金時は収量がわずかでした。乾燥が進んだ市販品を種芋にしたこともあり、丈夫な苗が育ちませんでした。なると金時は軟弱な品種で生育が遅いため、先に茂った周囲の品種に押されて成長が悪かったようです。焼芋にするとほくほくした食感で好きなのですが、なかなか思い通りに栽培できません。

ようやく発芽したエンドウ豆とおたふく豆


右側はえんどう豆、左はおたふく豆です。周囲の畑よりも半月以上遅れての発芽です。おたふく豆はソラマメの別名のようです。真冬の時期は野鳥の食害が深刻です。

周囲の林で季節風がさえぎられ寒さの影響を受けにくいのですが、大きな木に野鳥が集まります。餌不足の時期は目に付く範囲のキャベツ、白菜などを啄んでいます。10羽以上で来襲するとえんどう豆は一時間もせずに茎を残して丸裸。

根元近くは残っても収穫が望めないほどのダメージです。おたふく豆も同様に野鳥の食害を受けるので、年末までには漁網で棚全体を囲う予定です。

ナスを撤去


4月下旬に植えて先月まで秋ナスを収穫できました。寒さのためナスが割れていたので撤去しました。根元はまだ頑丈で引き抜くことができず、鎌で切りました。長期間よく頑張ってくれました。感謝です。

砂が吹き付けた砂山


北西の季節風が浜の砂を吹き上げ、砂山の植物は冬眠状態で冬を越します。

海岸防災工事の計画?


砂が風で吹き飛ばされて、砂浜は夏場よりもさらに狭くなっています。海岸浸食防止のため工事計画があるのでしょうか。簡単な杭が3m程度の間隔で打ち込まれ、ピンク色のテープがつけてあります。

吹上浜の吉利海岸では海岸浸食防護のため石の護岸が設置されています。同じような工事が行われるのか、計画段階でしょうか。日置海岸では旧キャンプ村北側に護岸が設置されています。

時代の変化とはいえ、砂浜がコンクリート護岸になるのかと思えば気持ちが落ち込みます。社会インフラの維持管理が大きな問題になっており、これからは通行止めの道や橋の撤去などが現実化するのでしょう。

冬の海 南西側の野間岳方向


来月初旬にかけて夕日は久多島の南に沈みます。厚い雲間から光が海に差すと美しい風景になりますが、とにかく寒いです。これから2月にかけて吹上浜も真冬の寒さが続きます。

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