花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
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吹上浜のジギング 今季は釣れそう 2021/11/27(鹿児島)

2021-11-29 17:31:25 | 吹上浜
11月27日(土)、朝の吹上浜は穏やかで、漁船が操業していました。

8時49分 吹上浜日置海岸沖 以下の画像は11月27日に撮影


潮時は小潮で戸崎の満潮時刻は14時6分。江口港からの漁船でしょうか、比較的近いところを数隻が走っていました。

操業の様子 引縄漁


地元では、ほろ引き(ほろびっ)、走り(はしい)と呼ばれる引縄漁です。漁船から太い釣竿を伸ばし、それぞれに2~3本の引縄仕掛けを流しながらゆっくり船を走らせます。

魚が掛かると潜航板が海面に飛び出すので、船から仕掛けにつないだロープを手繰り寄せ、魚を取り込みます。鳥山やナブラを頼りに魚群を探しながら走る効率の良い漁法です。

8時54分 南側の大川川口付近にかけても釣人多数


車が入りやすい大川川口付近は今朝も多くの釣人がいました。引潮時でもあり釣人の動きは鈍く、大半は様子眺めでした。

14時49分 潮が満ちて時合は良し


唐芋掘りを終えて浜の様子を見に行きました。少し風と波がありましたが、皆さん熱心に仕掛けを投げては巻き、投げては巻きの繰り返し。

打ち上げられた小魚


左はよく見かけるカタクチイワシ(いわゆるザコ)、右はハナカツオとのこと。カツオをごく小さくした形で、背びれが固く指に刺さりそうでした。

サゴシが2匹釣れていた


ブリは波打ち際で逃げられて残念とのこと。南側では大型のケースに、満足げにブリを収める釣人がいました。

海水で魚を洗って 今日は引上げ 沖には久多島


釣人に聞くとブリよりもサゴシが好きとのこと。ブリは大きすぎて、自家消費には負担が大きいようで、あまり数が釣れても困るという、ぜいたくな悩みも聞きます。

先日浜で倒れた釣人は体調を回復、退院したのこと。周りに人がいて命拾いでした。頑張り過ぎて魚に釣られる人が時々います。釣は年齢相応に楽しみたいものです。

北側の浜の丸~下原方面


数人連れのグループでしょうか、一様にジギングに励んでいました。大きなブリを提げて引き上げる釣人も見えました。

昨季は全くダメで、わずかにサゴシが上がる程度でした。この先の天候にもよりますが、今季は釣果に期待が持てます。県外からも釣人が集まり浜は賑わいそうです。

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