5月12日(金)タイミングが良さそうなので日置へ畑仕事に出かけました。
10時27分 波静かな吹上浜日置海岸 キスはまだ小さい
ホームセンターに立ち寄り普段より遅くなりましたが、先ずは浜の様子見に行くと釣り人が一人。
八幡神社の氏子さんでした。6月のお田植祭り(せっぺとべ)、祖父と神社にイチョウを植樹した思い出など懐かしく話し込んでしまいました。
Sさん宅のビワをいただく
今年もビワが一杯実を付け、枝先から味わう新鮮さは今も変わりません。昭和30年代頃までは多くの家庭で卒業記念などに果物苗を植えていました。
Sさんの唐芋(サツマイモ)自家栽培苗が白アリ被害に遭ったとのこと。種芋が食われたとは初耳なことで驚きました。
私の苗には異状なし
4区画に分けて伏せ込んだ種芋から、苗がかなりのびていました。漁網で囲っているため、苗床に獣害はありません。
白系の芋 焼酎原料用品種
昨年の獣害を免れたわずかな残り芋ですが、小さな芋から多くの芽が伸び出していました。
一般には流通しない品種で、糖度が低く粉っぽいので不人気です。3か月ほど保管すると軽く甘みが出て私は好きです。
焼芋用に市販されていたシルクスイートからも多くの苗が採れました。紅はるかと、品種不明の紅系芋はまだ短い状態でした。
まずはネットをしっかり設置 次に畝を調整
竹で囲った枠とネットを園芸用の3ミリ径の紐で括り付け、ネットの下の部分を15~20センチほど土に埋め込みました。
ネットは強度があり3ミリの紐が通せないほど網目がしっかりしています。猫より少し大きめなアナグマ、子猫程度のテンには簡単に破れないだろうと思いますが・・・。
畝幅、畝間ともに40cm マルチシートをかぶせる
厚さ0.02ミリ、幅95cm、長さ200mのシートを引き延ばして畝にかぶせます。一人での作業では風が大敵ですが、幸い風はなく作業が捗りました。
シートが巻かれた丸筒に芯棒を通してあります。片端をブロックや大きめの軽石などで押さえて、巻かれたシートを引き出しながら畝にかぶせます。
まるで計ったように、今日の畝5列でちょうど使い終わりました。次の作業では新品を使うので少し重くなりそうです。
最初の頃は厚さ0.03ミリのものがあり再利用しやすかったのですが、ここ数年は店先で見かけません。
全体の7割ほどに2種類 白系45、シルク38の83本を植え付け
マルチシートを被せることで雑草が生えない、畝の水分保持、地温保持による生育促進効果があります。
何よりもありがたいのは大雨で畝土が流出しないこと。シートなしでは雑草が生え大雨の都度畝に土上げが必要で、真夏には過酷な作業です。
一方では収穫作業に伴い産業廃棄物になり、切れ端などが畑に残るのは少し厄介。広い農地でもマルチシートなしの栽培を見かけることがあります。
大規模耕作用には収穫後そのまま畑にすき込めるシートもありますが、かなり高価なようです。
株間は25cm
竹に印をつけて小型の包丁でシートに切れ込みを入れ、竹を斜めに差し込んだ隙間に苗を入れて軽く上から押さえます。
株間が広すぎると耕作地に無駄が生じ、焼芋に不向きなほど大きくなり過ぎることもあります。
暑さ対策として苗の下に土を少し置く
日差しが強くなっており、シートの上では温度が上昇します。葉が暑さで焼き付かないよう、苗の下に少し土を置いています。
生命力の強い唐芋には過保護ですが、枯れて植え替えても周囲の蔓が先に畝に広がっていて、後から植えたものは著しく成長が劣ります。
一番確実な植付方法は根が出たものを植えること。採取苗を半日陰で土をかぶせ、少し水を掛けておくと1週間程度で発根します。
ただし、この方法では良い形の芋はできず、ひげ根やゴボウ状態になるとの情報もあります。
シートで高温になるため、7月の植付もダメです。何度か試しましたが、やっと根付いても強い日差しで成長が著しく遅れて無駄な作業になります。
クワの実(ブルーベリー)
見た目よりもまだ少し固かったものの懐かしい味でした。昭和の頃は日置でも養蚕が行われ、あちこちの桑畑にこのような実が付いていました。
明日は雨予報で植付タイミングとしては上々でしたが、雨の後に強い日差しが続くと活着率が下がります。まずは一段落、小まめに見守りましょう。
10時27分 波静かな吹上浜日置海岸 キスはまだ小さい
ホームセンターに立ち寄り普段より遅くなりましたが、先ずは浜の様子見に行くと釣り人が一人。
八幡神社の氏子さんでした。6月のお田植祭り(せっぺとべ)、祖父と神社にイチョウを植樹した思い出など懐かしく話し込んでしまいました。
Sさん宅のビワをいただく
今年もビワが一杯実を付け、枝先から味わう新鮮さは今も変わりません。昭和30年代頃までは多くの家庭で卒業記念などに果物苗を植えていました。
Sさんの唐芋(サツマイモ)自家栽培苗が白アリ被害に遭ったとのこと。種芋が食われたとは初耳なことで驚きました。
私の苗には異状なし
4区画に分けて伏せ込んだ種芋から、苗がかなりのびていました。漁網で囲っているため、苗床に獣害はありません。
白系の芋 焼酎原料用品種
昨年の獣害を免れたわずかな残り芋ですが、小さな芋から多くの芽が伸び出していました。
一般には流通しない品種で、糖度が低く粉っぽいので不人気です。3か月ほど保管すると軽く甘みが出て私は好きです。
焼芋用に市販されていたシルクスイートからも多くの苗が採れました。紅はるかと、品種不明の紅系芋はまだ短い状態でした。
まずはネットをしっかり設置 次に畝を調整
竹で囲った枠とネットを園芸用の3ミリ径の紐で括り付け、ネットの下の部分を15~20センチほど土に埋め込みました。
ネットは強度があり3ミリの紐が通せないほど網目がしっかりしています。猫より少し大きめなアナグマ、子猫程度のテンには簡単に破れないだろうと思いますが・・・。
畝幅、畝間ともに40cm マルチシートをかぶせる
厚さ0.02ミリ、幅95cm、長さ200mのシートを引き延ばして畝にかぶせます。一人での作業では風が大敵ですが、幸い風はなく作業が捗りました。
シートが巻かれた丸筒に芯棒を通してあります。片端をブロックや大きめの軽石などで押さえて、巻かれたシートを引き出しながら畝にかぶせます。
まるで計ったように、今日の畝5列でちょうど使い終わりました。次の作業では新品を使うので少し重くなりそうです。
最初の頃は厚さ0.03ミリのものがあり再利用しやすかったのですが、ここ数年は店先で見かけません。
全体の7割ほどに2種類 白系45、シルク38の83本を植え付け
マルチシートを被せることで雑草が生えない、畝の水分保持、地温保持による生育促進効果があります。
何よりもありがたいのは大雨で畝土が流出しないこと。シートなしでは雑草が生え大雨の都度畝に土上げが必要で、真夏には過酷な作業です。
一方では収穫作業に伴い産業廃棄物になり、切れ端などが畑に残るのは少し厄介。広い農地でもマルチシートなしの栽培を見かけることがあります。
大規模耕作用には収穫後そのまま畑にすき込めるシートもありますが、かなり高価なようです。
株間は25cm
竹に印をつけて小型の包丁でシートに切れ込みを入れ、竹を斜めに差し込んだ隙間に苗を入れて軽く上から押さえます。
株間が広すぎると耕作地に無駄が生じ、焼芋に不向きなほど大きくなり過ぎることもあります。
暑さ対策として苗の下に土を少し置く
日差しが強くなっており、シートの上では温度が上昇します。葉が暑さで焼き付かないよう、苗の下に少し土を置いています。
生命力の強い唐芋には過保護ですが、枯れて植え替えても周囲の蔓が先に畝に広がっていて、後から植えたものは著しく成長が劣ります。
一番確実な植付方法は根が出たものを植えること。採取苗を半日陰で土をかぶせ、少し水を掛けておくと1週間程度で発根します。
ただし、この方法では良い形の芋はできず、ひげ根やゴボウ状態になるとの情報もあります。
シートで高温になるため、7月の植付もダメです。何度か試しましたが、やっと根付いても強い日差しで成長が著しく遅れて無駄な作業になります。
クワの実(ブルーベリー)
見た目よりもまだ少し固かったものの懐かしい味でした。昭和の頃は日置でも養蚕が行われ、あちこちの桑畑にこのような実が付いていました。
明日は雨予報で植付タイミングとしては上々でしたが、雨の後に強い日差しが続くと活着率が下がります。まずは一段落、小まめに見守りましょう。