花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

唐芋と紫山芋 苗床作業 2018/03/23 (鹿児島)

2018-03-24 16:39:35 | 野菜作り
3月23日(金)、唐芋(サツマイモ)と紫山芋の苗床を設置しました。
野菜畑は海岸に近く少し風が出て肌寒さも感じました。

コウボウムギの穂が出ています 以下の画像は3月23日撮影


畑の梅に小さな実が付く


花桃が花盛り


えんどう豆とおたふく豆


雨と気温上昇により追肥と土寄せの効果が出て生育は順調です。今シーズンはえんどう豆などへの野鳥食害はありませんでした。

<唐芋(サツマイモ)の苗床>
発芽位置を確認して芋を品種別に配列


なると金時 Aコープで買い求める


収穫せずに畝に残しておいた紅系統の唐芋が寒さで腐り全滅しました。紅系統は室内保存していなかったので、今年は安納芋、なると金時、黄金千貫の3種類だけを栽培する予定です。

買い求めたなると金時は先端部が切り落とされているため発芽が遅れます。無理に早植えせず、苗をしっかり育てる予定です。

ビニルシートをかぶせて苗床設置が完了


種芋には水を掛けず、苗床全体をビニルシートで覆い温室にします。2週間ほどで発芽したら温室内が高温にならないようビニルを部分的に開けて風を通します。今年は試験的に苗床表面にビニル袋を置きました。

<紫山芋の苗床>
浜で表面の青カビをこすり落とす


2月26日に買い求めた紫山芋を3月14日に切り分けて2日ほど日光に当て、室内で保管していました。気温が上がり雨の日もあったせいか、半分ほどの芋に青カビが付いていました。

やはり消毒処理が必要だったと悔やんでも後の祭り。捨ててしまえば無駄になるだけです。そこで浜に持って行き、海水と砂を付けてカビた面を軽石でこすり落としました。

紫山芋は昨年種芋を2個もらい畑に埋め込んだだけで栽培経験がありません。忘れた頃に発芽し、何も手入れせず地上部が枯れ果てた2月9日に掘ると塊状の山芋ができていました。

魚箱に並べる


直接畑に植え込んでも良いのですが発芽するか不明です。砂山の浜砂も一輪車で運び上げて利用しました。プラスティックの魚箱を育苗箱にして、青カビのなかった芋は、底から浜砂、種芋、日向軽石細粒、浜砂の順にしました。青カビを洗い落とした芋は別の魚箱に入れて、底から畑土、浜砂、種芋、浜砂の順とし、両方とも水を掛けました。

自然薯の事業規模栽培では一か月ほどで発芽し、発芽順に光に慣らしてから植え付けるようです。紫山芋は南方系の強健な芋と聞いています。

高温多湿で土中細菌や虫なども多い環境にも適合しているのでしょうか。それならば塩水と砂で青カビごと表面をこすり落とした程度では、何事もなかったように新芽を伸ばすかもしれません。海水、浜砂が発芽に影響するのか、山芋の発芽力が勝るのか興味深いところです。

畑を耕す


唐芋の蔓、竹などを燃やした灰を畑に撒いて軽く耕しました。まだ3月なので少し汗ばむ程度で、小一時間ほどの作業を終えました。唐芋を植付けるまでは雑草が伸びるたびに3回程度耕しています。

ジャガイモの発芽


2月26日に植え付けて9割以上発芽しています。早いものでは15センチほどあり、次回は新芽を2~3本に整理し追肥、土寄せの予定です。畦道の雑草も目立ってきたので先手を打って草刈機も動かしたいところです。久しぶりに鍬を握り頑張ったのでかなり疲れました。
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姶良市の桜名所に立ち寄る 2018/03/22 (鹿児島)

2018-03-24 14:40:18 | 
3月22日(木)、前日の雨が上がり小学校では卒業式が行われました。
所用を済ませて姶良市の桜名所、住吉池と蒲生城跡に立ち寄りました。

住吉池と桜島(右側遠方の山) 以下の画像は3月22日撮影


住吉池は農業用水源地でキャンプ場もありますが、実は火山跡地です。気象庁のホームページから一部を引用して紹介します。

米丸・住吉池[よねまる・すみよしいけ]
 米丸・住吉池は、鹿児島県の中央部、鹿児島湾北岸に広がる平野の縁に位置する。米丸・住吉池は、ほぼ東西に並んだ2つのマール(米丸マール、住吉池マール)で 構成されている。(マール・・・マグマ水蒸気爆発による火山地形のひとつ)

米丸マールは直径約1kmの円形の凹地で沖積層によって埋積されており、住吉池マールは直径約500 mで水深約30 mの池となっている。

過去1万年間の噴火活動
 2つのマールは、住吉池マール、米丸マールの順に、約8,000年前に噴火したと推定される。両マールの間に位置する青敷(あおじき)火山の活動年代は、 約10万年前と考えられる。記録に残る火山活動はない。(引用終わり)

遅咲きの山桜 湖岸の山桜はすでに葉桜


ソメイヨシノが満開


寒の戻りで雲が多く時々薄日が差す程度でした。キャンプ場周辺では草刈作業が続いていました。高校卒業生らしき数人組が遊びに来ていました。蒲生町へ移動する途中で大根の花、花桃を見かけました。

大根の花 林からわずかに光が届き白い花が浮き立つ


花桃 屋根には桃の種が幾重にも積もっていました


蒲生城跡の桜


旧蒲生町南部の小高い山の上です。蒲生八幡神社の大楠ほどには知られていませんが、北東から南西方向の展望が開けた場所に桜があります。観光客が大勢集まるような場所ではなく、じっくりと桜を楽しめる穴場的なところです。

霧島連山を望む


霧島連山の山頂部は雲に隠れ、新燃岳からかすかに白煙が出ているのが判りました。大規模な噴火が心配されましたが、新たなマグマの供給はなく活動は次第に収まっていくようです。

西日が差し込む


南西側の風景


幹から咲き出た桜


ヤブツバキが美しい


日差しが雲に隠れる時間帯が長く、冷たい風の中歩き回りタイミングを待ちました。雲が次々と押し寄せ、粘っても夕焼けは期待できそうになく17時半頃に撮影を切り上げました。
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