鹿児島語(鹿児島の方言)では「からいもほい」または「かいもほい」と言うサツマイモ掘り(収穫作業)をしました。自家消費と親戚などにあげる程度のごく少量を栽培しています。
今年は6月3日に最初の植付けをしました。苗の育ち具合と天候を見ながら順次植えます。昨年までの反省から芋が大きくなりすぎないよう植付間隔は20cmほどです。
品種は安納芋、黄金千貫、なると金時、紅乙女です。黄金千貫は主に焼酎原料になる黄白色系の芋で他は赤色系です。
畝に黒いマルチシートを被せて栽培しています。マルチシートがなくても栽培できますが、
1 地温が上がり初期の生育が特に良好
2 土が乾燥せず雑草が生えない・・・・・など
メリットがあり最近では家庭栽培でも利用されています。最初は厚さ0.02mmのシートを利用していましたが、昨年からは0.03mmを使用。昨年使用した一部を再利用しています。
サツマイモの蔓を鎌で払いマルチシートを外した状態です。思ったほど劣化していませんので来年も使えそうです。シートへの穴あけが省略できます。私は穴あけはせずにシートに古い包丁で切り込みを入れています。
穴あけは簡単そうで実は厄介なのです。専用の穴あけ器もありますが腰をかがめての作業になり、長い柄の付いた物は家庭栽培では割高。何よりもくり貫いたシート片がゴミになり回収が必要です。トラクターを利用するマルチシート張りには最初から穴あきの200m巻ほどのシートがあるようです。
昔は植付後の雨で畝土が流失して、雑草も一杯生えていました。鍬で畝間から土を畝に上げる「土寄せ」、草取り、追肥は真夏時期の大変な労働でした。また、「蔓かえし」と言う、伸び出した蔓が畝の外に根を張らないよう持ち上げる作業もありました。
マルチシートはこれらの労力を軽減してくれましたが、産業ゴミの発生源でもあり厄介なところです。
今年は例年になく雨の少ない夏でした。日照りに不作なしと言われるようで全体的には例年並みのようです。上の画像は安納芋ですが、猛暑で蔓の伸びが悪くて収量は昨年よりも低下しています。
下の画像は昨年並みの収量となった黄金千貫です。昔のサツマイモは「農林○号」とかの品種名で、でんぷん生産か焼酎製造の原料として出荷していました。生産量が重視されていたので、味は二の次。ふかしたサツマイモは冷えると美味しいものではありませんでした。
スーパーもコンビニもない昔の子供のおやつは毎日のようにふかし芋。芋があるだけましな方で、なければ渋柿やムベなど探して腹を満たす生活。芋で育った世代にはサツマイモは見たくもないという人がいます。サツマイモは嫌いだが芋の汁(焼酎)は大好きという人もいますね。(笑)
現在栽培されているのは焼芋やお菓子原料となる青果用品種が殆どです。焼酎用は契約栽培されているようです。麻袋に40kg入れて畑から道路脇まで運び出すのも大変な労力でしたが、今は何百キロも入るような専用袋に集めて出荷します。ユニック付きのトラックで集荷するようです。
鹿児島とサツマイモは切っても切れない関係がありますが、からいもの話しはいずれまた。
今年は6月3日に最初の植付けをしました。苗の育ち具合と天候を見ながら順次植えます。昨年までの反省から芋が大きくなりすぎないよう植付間隔は20cmほどです。
品種は安納芋、黄金千貫、なると金時、紅乙女です。黄金千貫は主に焼酎原料になる黄白色系の芋で他は赤色系です。
畝に黒いマルチシートを被せて栽培しています。マルチシートがなくても栽培できますが、
1 地温が上がり初期の生育が特に良好
2 土が乾燥せず雑草が生えない・・・・・など
メリットがあり最近では家庭栽培でも利用されています。最初は厚さ0.02mmのシートを利用していましたが、昨年からは0.03mmを使用。昨年使用した一部を再利用しています。
サツマイモの蔓を鎌で払いマルチシートを外した状態です。思ったほど劣化していませんので来年も使えそうです。シートへの穴あけが省略できます。私は穴あけはせずにシートに古い包丁で切り込みを入れています。
穴あけは簡単そうで実は厄介なのです。専用の穴あけ器もありますが腰をかがめての作業になり、長い柄の付いた物は家庭栽培では割高。何よりもくり貫いたシート片がゴミになり回収が必要です。トラクターを利用するマルチシート張りには最初から穴あきの200m巻ほどのシートがあるようです。
昔は植付後の雨で畝土が流失して、雑草も一杯生えていました。鍬で畝間から土を畝に上げる「土寄せ」、草取り、追肥は真夏時期の大変な労働でした。また、「蔓かえし」と言う、伸び出した蔓が畝の外に根を張らないよう持ち上げる作業もありました。
マルチシートはこれらの労力を軽減してくれましたが、産業ゴミの発生源でもあり厄介なところです。
今年は例年になく雨の少ない夏でした。日照りに不作なしと言われるようで全体的には例年並みのようです。上の画像は安納芋ですが、猛暑で蔓の伸びが悪くて収量は昨年よりも低下しています。
下の画像は昨年並みの収量となった黄金千貫です。昔のサツマイモは「農林○号」とかの品種名で、でんぷん生産か焼酎製造の原料として出荷していました。生産量が重視されていたので、味は二の次。ふかしたサツマイモは冷えると美味しいものではありませんでした。
スーパーもコンビニもない昔の子供のおやつは毎日のようにふかし芋。芋があるだけましな方で、なければ渋柿やムベなど探して腹を満たす生活。芋で育った世代にはサツマイモは見たくもないという人がいます。サツマイモは嫌いだが芋の汁(焼酎)は大好きという人もいますね。(笑)
現在栽培されているのは焼芋やお菓子原料となる青果用品種が殆どです。焼酎用は契約栽培されているようです。麻袋に40kg入れて畑から道路脇まで運び出すのも大変な労力でしたが、今は何百キロも入るような専用袋に集めて出荷します。ユニック付きのトラックで集荷するようです。
鹿児島とサツマイモは切っても切れない関係がありますが、からいもの話しはいずれまた。