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花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

春を楽しむ 鹿児島神宮初午祭 2018/03/11 (鹿児島)

2018-03-11 22:29:30 | 祭り・伝統行事
3月11日(日)、霧島市隼人町の鹿児島神宮で初午祭が開催されました。
例年通り9時半から15分置きに22団体が出場。鈴掛馬を先頭に鉦と三味線に合わせた賑やかな踊りが披露・奉納されました。

木田の御神馬を参道広場で待つ


これまでは踊りの列に同行して撮影していましたが、今年は参道広場に一行が到着するのを9時半頃からずっと待ちました。9時半に出発した一行が広場に到着したのは10時20分頃でした。

撮影には待つことも必要ですが40分も待つのは久しぶりでした。桜島の夜間爆発撮影では一晩中寝ずに待ちますので、それに比べれば大したことではありません。広場の柵にもたれ一脚を調整。お隣さんと世間話を交わし期待感を高めながら待ちました。

踊りの様子 神宮社殿は森の上


神宮側から撮影


鈴掛馬を先頭に踊り広場に入場し時計回りで2周踊ります。そのあと馬は休憩し随行の踊り手が一曲踊り、鈴掛馬が再び先頭に立ち広場を回って神宮境内へ上がっていきます。

一脚が活躍し安定した動画撮影もできました。望遠レンズ使用時も高さを調整しながら撮影に集中できました。歩き回るときに左手で持ちまわるのは荷物でしたが、人込みの中では三脚よりはるかに威力を発揮しました。

鹿児島神宮参道階段からの撮影


同じく踊り広場に接近


参道には踊り連と観覧客の人波がずっと続いています。鈴掛馬に随行して撮影する人も多いですが参道両側に出店が並び人波もあって、スナップ程度にしか撮影できません。快晴のため光が強烈でコントラストが強すぎて撮影しにくい状態でした。

木田の御神馬


ポニーの鈴掛馬


色とりどりに美しい椿 岩根絞


祭りの名物 ポンパチ


人を集める射的


水分とアルコール分を補給


13時を回ると次第に人波も引き始めたので参道を下り東方向に向かいました。殆ど隙間なく出店が並び、氷菓を手にする子供たちもいました。振る舞い酒も見かけましたが車運転の人が多かったようで、もらう人は少ないようでした。

出店を見ると幼い頃が思い出されますが、とにかく人が多くて感慨にふける間もなく数か所をスナップした程度でした。

新燃岳からの降灰なし
3月1日から噴火している霧島連山新燃岳では火口からあふれた溶岩がわずかに斜面に出ています。参道入口からも新燃岳からのわずかな白煙が見えました。警戒範囲は新燃岳から4km以内に拡大されていますが、初午祭には全く影響がなくて幸いなことでした。
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春を楽しむ 次郎次郎踊り 2018/03/04 (鹿児島)

2018-03-05 17:21:11 | 祭り・伝統行事
次郎次郎踊りは薩摩川内市水引町で毎年3月の第一日曜日に開催されています。
今年は天候に恵まれて例年よりも多くのカメラマンが集まりました。鹿児島市の最高気温は22.7度、阿久根市では25.4度まで上がりました。

溜池横で人形たちが出迎え 以下の画像は3月4日に撮影


この日は薩摩川内市内の他の2神社でも同様の田園農耕劇が演じられています。
10時から高江の南方神社で「太郎太郎踊り」
13時半から久見崎町の諏訪神社で「次郎次郎踊り」

祭りの案内紙をもらいました


踊りの内容を説明した紙を頂き、以下に一部を引用しました。

社殿裏で進む準備 14時8分


踊りの重要アイテムを準備中です。下げた鉄鍋には焼酎が入っています。火のついた太い薪を肩に担ぎ、時には放り投げて害虫を焼き払います。ここでは見物人は害虫に見立てられていますので火と煙で追われることもしばしばです。

消火器も準備


田の神様お祓い 14時14分


神社守の原田さんから口上
「東を向いてもゆーらゆら、西をむいてもゆーらゆら、秋の稲穂もゆーらゆら、倒れた千条」

見物人を虫に見立てて子供たちが木の枝で追い払う 14時35分


暴れ牛を使って田を耕す 14時45分


カメラマンの足元にも火が迫る 14時50分


テチョはタバコで休憩 14時53分 テチョ(亭主、父親、主人、親父)


演者は目元以外は顔を隠し無言で動き回るので不気味です。マイクで踊りの進行案内があり、見物人は暴れ牛と火が近づいたら避けるよう注意があります。

見物人はここでは害虫ですから容赦なく火と煙で攻め立てられ軽い悲鳴が上がります。火傷やケガをしない程度に注意が払われていますが、昔はもっと荒っぽかったそうです。

この日は日差しが強くて木漏れ日での明暗差が大きく、演者が走り回るため画像のブレが多発。火のついた薪が近づき、私も何度かのけぞりました。

この後お産直前の嫁女(ヨメジョ)がテチョに会いに田圃へやって来ます。
待ち焦がれたテチョは嫁女と抱き合い、嫁女は子供(モミが入った袋)を産み落とします。喜んだテチョは子供を抱きかかえてはしゃぎ、踊りは終わりました。

ラッカセイとモミ、餅が撒かれて祭りはお開き 14時56分


今回は野焼きと牛が暴れる場面で動画を撮影できました。境内のざわめきが入り動きもあり良い記録ができました。ブレ画像の多い静止画よりもはるかに記録性があり楽しい撮影でした。今年も豊作でありますように。

天気が良かったのでこの後、東郷の藤川天神に立ち寄りました。
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湯田の稲荷神社 お田植祭り 2018/03/03 (鹿児島)

2018-03-03 17:10:26 | 祭り・伝統行事
寒い冬が終わり農作業が本格化する3月になりました。
鹿児島県内各地に田園農耕寸劇が伝承されています。3月3日(土)は日置市東市来町湯田の稲荷神社お田植祭りに初めて行きました。以下の画像は3月3日に撮影したものです。

JR鹿児島線のすぐ北側 右側に線路 神社はこの先左手 9時28分


湯之元温泉地図から スーパータイヨー東市来店前の信号を北に入り300m


湯之元駅からは西側の市来駅方向へ歩いて10分ほどです。スーパータイヨー前の信号を右折、JRガード手前に臨時駐車場の案内板があり車を止めて3分ほどで神社に行くことができました。

稲荷神社について
同神社のウェブページから引用して紹介します。
温泉と陶芸の町・鹿児島県日置市東市来町に鎮座いたします「稲荷神社」。
数ある稲荷神社の中で、鹿児島県では初めての「稲荷神社」です。

祭神は
・稲倉魂之命(いなくらたまのみこと)…稲の神
・猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)…道開きの神
・宮毘姫之命(みやびひめのみこと)…踊りや音楽、学問の神
・八幡大神(はちまんおおかみ)…戦いに勝利する神
国の天然記念物・ヤッコソウの発生地としても有名です。(引用終わり)

出店が並んでいました


境内東側にある青面金剛像(しょうめんこんごうぞう)日置市指定文化財


姫だるま お楽しみくじ引き付き


あいにくの雨模様となりましたが姫だるまが次々に売れていました。後ほど抽選でプレゼントがあるようです。鹿児島では「おっのこんぼ」と呼ばれる大黒様のお嫁さんです。

神事の後境内で始まった田園農耕寸劇(田演劇) 10時6分


五穀豊穣を願う寸劇です。耕した田圃に「かしき」(肥料)を撒く場面では、小さなお菓子の包みも混じっていて子供たちが集まりました。

お茶で休憩


鹿児島語(かごっまご・鹿児島の方言)での軽妙なやり取りに観客から笑いが出ました。今年の流行語、カーリング女子の「そだねー。」もありました。

牛の面 160年以上の歴史がある面とのこと


この面をかぶった「牛」に驚いた幼女が大声で泣き叫んでいました。お母さんが胸元で優しくあやすと周囲から暖かい同情と元気さを喜ぶ声が聞かれました。

雨が本降りに 社殿で行われる奉納演芸 10時28分


社殿にへばりつくように人が集まり、境内では傘を差しての鑑賞です。薄暗い中で傘を差しながら撮影するのが難しくなり、尺八演奏の途中で切り上げて神社を後にしました。雨の中皆様お疲れ様でした。ありがとうございました。

余談ですが・・・・・大河ドラマ西郷どんでは「ありがとうございます」を「あいがとさげもす」と言っています。

私の古い記憶ではさらに丁寧な言葉使いは「あいがともしゃげもした」でした。直訳すると「ありがとう(と・を)申し上げました」でしょうか。噛みそうな言葉ですが、方言とは良いものです。
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10年ぶり 尾下太鼓踊り 2017/11/05 (鹿児島)

2017-11-06 20:43:01 | 祭り・伝統行事
11月5日(日)、南さつま市金峰町の尾下(おくだり)地区に伝わる太鼓踊りが10年ぶりに復活披露されました。

踊りの一行 10時34分 奥に金峰山が見える


11月3日付の地元紙南日本新聞記事で知り、金峰町の太鼓踊りは初めての撮影でした。開催場所などが判らず数か所を尋ね回り、ようやく10時過ぎに踊り一行に追いつきました。

福田寺(ふくでんじ)での踊り 11時5分


お寺の掲示板


「一大事業に心身をぶち込む」との強い言葉に、ぬるま湯暮らしの我が身が引き締まる思いでした。

多布施(たぶせ)神社前で休憩 11時28分


多布施神社での奉納 11時38分


大浦太鼓踊り、津貫太鼓踊りでは太鼓に軽く触れる程度ですが、ここでは力強く打ち鳴らして踊っていました。小学生中心に踊っていたこと、徒歩での移動のためか、太鼓打ちはスポーツの服装で足元は運動靴でした。2人ずつの鉦と小太鼓は着物姿で動きが多いのも特徴的でした。

11月5日 太鼓踊りの行程(予定)
 10:00 尾下農村研修センター出発 10:15 旧南多布施駅付近
 11:00 福田寺 11:50 多布施神社 12:00~12:50 南方神社 昼食

 13:20 亀ケ城神社 13:40 麓招魂碑 14:00 尾下招魂碑
 14:30 福田寺(15:00 終了)

 9月中旬の予定が台風で延期されたものです。研修センターは福田寺の西側数百メートルに位置しています。センターを出発した一行は西に向かい旧南多布施駅付近から引き返すように東にゆっくりと進んで福田寺に向かいます。研修センター前での踊りはありませんでした。

福田寺は市役所金峰支所の北側国道270号の交差点北西側にあります。多布施神社までは徒歩5分程度、次の南方神社までは徒歩10分程度でした。踊り前後に休憩をはさみながら徒歩でゆっくり移動しますが、9月ならば大汗が流れそうです。

南方神社に向かう一行 11時49分


福田寺と多布施神社近くには広い駐車場がありませんが、南方神社周辺は車を止める場所があり先回りのカメラマンが多数いました。最近の祭りでは踊り子が徒歩で長い区間を移動する風景は少なくなっています。

南方神社境内に到着 12時6分


若い力 12時6分


踊りの一行が二つの鳥居をくぐり境内に進む場面では多くの人がカメラを向けていました。境内に入り軽く踊って昼食のため休憩となりました。

境内では準備が整っており観客、カメラマンにも鶏飯や飲み物がふるまわれ、ありがたく頂きました。お陰様で昔の知り合い、顔見知りのカメラマンなどとゆっくり歓談できてうれしいことでした。

午後も頑張るぞ 12時51分


雲のない青空からの日差しは強く明暗差が大きい 13時9分


南方神社での奉納を終え一行が鳥居をくぐり神社を後にするところで大半のカメラマンは撮影を終えたようです。私は市役所金峰支所に車を置いたので、一行とともに鉦の音に励まされながら亀ケ城神社に向かいました。

亀ケ城神社の石段を上る 13時31分


境内での奉納


14歳から68歳までのメンバーが参加


ここで南さつま市の本坊市長がお見えになり、激励の言葉をかけておられました。木が茂り明暗差が少なくきれいな動画が撮影できました。

次の会場麓招魂碑へ向かう 13時41分


福田寺を出発して反時計回りに歩き、多布施神社、南方神社、亀ケ城神社を経て麓集落に着きました。鎌田知事の生家跡を過ぎ少し南に入り込んだところに石碑が立っていました。

甘柿だと教えられた 13時47分


ここの踊りの始まる前に帰途につきました。南薩養護学校を過ぎ国道270号に出て市役所支所まで歩く途中では空家、空地も目に付きました。撮影機材をリュックに背負い、左肩には重たい三脚を担いでよく歩いた一日でした。

次の撮影機会が9月とすれば、ずっと歩いて随行するのは困難でしょう。踊り子さん、多くのサポーター、関係者の皆様には大変お疲れ様でした。貴重な撮影機会を得てありがたい一日でした。金峰町の皆様方に感謝、感謝です。

<追記>

たぶせ・・・・田布施、多布施、多夫施の表記があるようです。
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鷹踊りなどを奉納 南方神社 2017/10/12 (鹿児島)

2017-10-13 11:36:36 | 祭り・伝統行事
馬頃尾太鼓踊りは中止でしたが、鷹踊りなどが奉納されました。
毎年10月12日、薩摩川内市の祁答院町下手地区にある南方神社に奉納されてきました。今年は踊り手がそろわずに中止されたとのこと。

稲刈で農繁期


最近では日曜日開催の祭りが多い中で、平日の踊り手確保は大変難しいことでしょう。稲刈りシーズンでもあり、まさに猫の手も借りたいほどの好天でした。

踊り子さんたち


左手は鷹匠の衣装 右手はハンヤ節の衣装のようです


神事が終わった10時半頃から鷹踊り、ハンヤ節など6曲ほどの踊りが奉納されました。

撮影会のような境内


太鼓踊りはありませんでしたが、軽快な踊りを見せていただきありがとうございました。観客が少ないのは惜しいことでした。日差しが強過ぎましたが撮影には好都合でした。

音響機器や小道具は軽トラックで運搬


あちこちで踊りを披露されているとのこと。音楽テープに合わせて鉦・太鼓を打ち、15分ほどの奉納でした。太鼓打ちの女性が1人、踊り子さんが6人、カメラマンが10人程度。神事に参加された方も含めて境内にいた人は25名くらいでした。

一眼レフカメラでの動画撮影を練習中で、今回から外付けマイクを使ってみました。カメラ内部にあるマイクよりも音声録音は明瞭ですが、少しましな程度でした。途中で選挙カーが通り、候補者名も聞こえ記録的にはタイムリーでした。

稲田と季節の花


周囲の田圃は半分ほどで稲刈りが済んでいました。耕作されていない場所では黄色いセイタカアワダチソウが咲きそろっていました。厄介な外来植物として嫌われていますが、いつの間にか日本の秋景色に溶け込んでしまったようです。
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2017 伊作太鼓踊り 和田保存会 2017/08/28 (鹿児島)

2017-08-28 17:46:23 | 祭り・伝統行事
毎年8月28日と29日に日置市吹上町内で踊られています。
今年は和田保存会が担当し10時前から南方神社に奉納されました。

社殿横から撮影 9時41分


神社に着いた9時34分に神事が終わり、和田保存会長のあいさつに続いて踊りが奉納されました。社殿から見て右側の木が一部伐採され、上からの撮影では明暗差が大きすぎる状態でした。

撮影場所を移動 9時43分


すぐに撮影場所を下の方へ変更、動画撮影もしながら順次鳥居近くに移動しました。

鳥居近くから 9時58分


空に薄雲が広がって光が柔らかく回り、撮影しやすい状態になりました。

退きの場面 10時4分


2列に別れて力強く足を上げながら太鼓を打ち鳴らし勢い良く退出する場面は伊作太鼓踊りの大きな特徴です。背中の日月の大きな矢旗を揺らして踊る勇壮さが人気で多くの観客を集めています。今日も祭りでは顔なじみのカメラマンが多く詰めかけていました。

伊作太鼓踊りの由来などについて鹿児島県ホームページから引用して紹介します。

日置市吹上町に伝わる民俗芸能で,県の無形民俗文化財に指定されています。
伊作太鼓踊りの由来にはいくつかの説がありますが,一説には,応永13(1406)年,伊作島津氏4代当主の久義が,田布施郷の二階堂氏を降伏させた際に考案された,戦勝の踊りと伝えられています。

毎年,8月28日の南方神社の大祭の日に,6地区の保存会が交代で南方神社に奉納し,その後翌日の29日まで吹上の各地で披露されます。

踊りは,唄い手数人と,中打ち4人,平打ち20~24名で行います。
矢旗を背負って勇壮に踊るのが「平打ち」で,白装束に草履を履き,竹を編んだ2メートルほどの矢旗を高く掲げ,薩摩鶏の羽を背負い,胸に太鼓をつけて勇壮に踊ります。

平打ちの輪の中で踊るのが,「中打ち」で,2名が稚児姿,2名が女装姿。美しい花笠をかぶり,華やかで可愛らしい姿で,かねや小太鼓を鳴らします。この中打ちは小中学生だそうです。(引用終わり)

多宝寺跡に移動 10時10分


踊り子だけでなく関係者家族一同も多く同行して太鼓踊りをサポートしていました。おそろいのシャツの「わ」の文字が人々の輪を感じさせ好感が持てました。

太鼓(平打ち)は車2台に分乗 10時17分


ふもと集落まで歩いた踊り一行は、整列して亀丸城跡に向かって一礼。2台の車に分乗して移動し、随行者の車が続きました。踊り子が多宝寺跡まで歩いて移動する団体もあります。中打ちは諏訪神社参道入口の鳥居近くからマイクロバスで移動して行きました。

多宝寺跡での奉納 10時31分


同じく 10時34分


多宝寺跡での奉納は10時19分から25分程度でした。広場入口の鳥居が撤去され、雰囲気が変わり公園のようになっていました。鳥居を懐かしがる声も聞かれましたが、小さな鳥居は矢旗が当たり通行しにくかったので踊り手の負担は軽減されています。

多宝寺跡近くの柿


撮影を終えて周辺を見回すと柿の木に実が沢山ついて枝が垂れ下がり、竹の支柱が添えられていました。車が止めやすいよう路側と空地の草刈がしてありました。

鶏頭が色づく


自家用の野菜など作るような場所に美しい鶏頭がありました。何気ない風景ですが、竹の支柱も鶏頭、草刈も人の手が加わればこそ。近隣の人々の優しい心遣いを感じてうれしくなりました。暑さは続いていますが少しずつ秋が近づいています。
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2017 入来の太鼓踊り 2017/08/27 (薩摩川内市)

2017-08-27 17:56:32 | 祭り・伝統行事
例年8月下旬の日曜日に入来町の諏訪神社に奉納されています。
雨上がりの蒸し暑い日差しの中、4団体によって力強く勇壮に踊られました。
以下の画像は全て8月27日(日)に撮影したものです。踊りの名称などは正式なものではなく、幟などに書かれた文字の略称です。

大宮神社での奉納 山下太鼓踊り 8時12分


鹿児島市側から国道328号に沿って入来峠を下りた薩摩川内市入来町の日の丸交差点のすぐ北側に位置する大宮神社です。日の丸発祥の地とされています。

以下は諏訪神社での奉納 副田一本矢旗踊り 9時19分~43分




朝方の雲が消え、強い日差しが照り付けて明暗差が大きいあいにくの撮影条件でした。かつては参道に沿って杉並木があり木漏れ日の美しい場所でした。現在は社殿近くだけに木立が残っています。

奉納された4団体の踊りは鉦と太鼓を打ち鳴らし、深い編み笠のような飾り、背中の矢旗などが少しずつ違っています。

山下太鼓踊り 9時53分~10時12分




奉納後に記念撮影があり撮影させてもらいました。

元村鉦踊り 10時25分~57分




朝暘太鼓踊り 10時59分~11時18分








朝暘太鼓踊りは郡山の花尾太鼓踊りや、加治木、蒲生の太鼓踊りに似ていますが、「ホタ振り」の先導役はありません。今年は鉦打ちの子供たちが多く参加して頑張っていました。

奉納が終わる頃には遠雷が聞こえ、入来峠の帰り道では雨が降っていました。踊りは市役所の入来支所、旧増田邸、Aコープ、物産館、福祉施設、公民館などでも披露されます。天候不順の中、踊り関係者の皆様には大変お疲れ様でした。今年も元気一杯の太鼓踊りを見せていただきありがとうございました。杉木立が美しい2013年の奉納についてはこちらからご覧ください。
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2017 雨降りの蒲生太鼓踊り 2017/08/21 (鹿児島)

2017-08-21 17:39:46 | 祭り・伝統行事
毎年8月21日に姶良市蒲生町の八幡神社に奉納されます。
9時過ぎに出発した一行は通りを踊りながら蒲生八幡神社へ向かいます。

太鼓踊り出発式 8時58分


4つの保存会が踊りを奉納し、今年の踊り順は、北、下久徳(しもきゅうとく)、春花(はるけ)、川東(かわひがし)でした。

通りは撮影者が多く、電柱電線や道路白線などで雑然としています。すっきりとした背景が好きなので例年私はあまり写していません。

西田あいさんのポスター発見


出発地近くの建具屋さんに貼ってありました。歌手の西田さんは地元の姶良市蒲生町出身、姶良ふるさと大使です。

通りを進む春花保存会 9時23分


あいにくの雨空となった 10時の雨雲画像 気象庁ホームページから引用


踊りが始まった直後から雨が降り出し、八幡神社到着の頃は皆さんかなり濡れていました。10時過ぎには傘を差しながら撮影しているのが申し訳ないほどの強い雨になりました。

八幡神社参道にて 9時42分


境内での奉納 9時54分


次第に足元が悪くなる


雨に負けずに熱演


雨脚が強まる


太鼓を打ち鳴らし飛び跳ねる


踊りの先導役のホタ振り


水溜まりもできて踊りは中止 10時19分


最後の川東保存会の踊り奉納は中止になったようです。雷も鳴る中を一行は神社下の小学校体育館へ移動していきました。例年では境内の階段下も含めて各団体が30分近く踊ります。幼児から青壮年による勇壮な踊りは12時頃まで奉納され見応えがあります。傘の準備がなくずぶぬれになったカメラマンも多いようでした。

10時38分 静けさの戻った境内


昨年は日曜日と重なり多くの観客でしたが、今年は雨予報もあり少なめ。登校日でしたが、子供たちが見学に集まる姿はありませんでした。神社の大木に雷が落ちないか気にする人の声も聞こえました。

太鼓が濡れないよう神社に向かう踊り子さんたちは大変だったことでしょう。雨の中懸命に踊られた皆さん、保存会の方々と御家族、行事関係者の皆様には大変お疲れ様でした。

昨年のような酷暑も大変ですが雨にはかないません。参拝後、来年の晴天を期待しながら神社を後にしました。昨年の蒲生太鼓踊りはこちらからご覧ください。
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2017 ハンギリ出し(投網漁) 2017/08/16 (鹿児島)

2017-08-20 17:46:51 | 祭り・伝統行事
霧島市に伝わるお盆明けの伝統行事「ハンギリ出し」が今年も行われました。
行事の由来などについては2015年のブログをご覧ください。

朝の雨は上がり日差しが強い 10時23分


日差しが強いため木陰からの撮影でした。最近では動きが悪くなり、撮影もブログも手抜き状態です。(笑)

カメラはニコンD500を使っています。フルサイズ機種ではないため撮影画角が狭くて使いにくい場面が多いです。一眼レフなのでレンズ交換でさまざまな場面を写せるのですが、埃っぽい場所でのレンズ交換は億劫になります。

広めの範囲はコンパクトデジカメで撮影しました。脇差の様なものですが、動画も撮影できるので案外と頼りになります。

6隻ほどが出漁


孟宗竹と桶を組み合わせた筏


テレビ局などの取材 ウナギも入る 足元はボラ、エッナ


今年は取材が多いようでした。ハンギリ出しはお盆開けの恒例行事で季節の風物詩です。北朝鮮のミサイル発射は心配ですが、半年ほども続く反安倍の「もりそば、かけそば」報道には飽きました。

テントの方では宴会が始まる


ボラの子、エッナの背ごし料理


スズキも捕れました


投網漁は1時間程度で終わりました。捕れたエッナは、鱗を取って骨ごとぶつ切りにして酢味噌で食します。ビール、焼酎の肴にぴったりです。早くも11時頃には宴会が始まっていました。
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2017 加治木太鼓踊り 春日神社 2017/08/16 (鹿児島)

2017-08-16 15:51:21 | 祭り・伝統行事
8月16日、雨上がりの姶良市加治木町春日神社に太鼓踊りが奉納されました。

参道に水溜まり 8時22分


8時前まで30分間ほど強い雨が降ったとのこと。広範囲で水溜まりができたため、例年参道で行われる庭踊りはありませんでした。姶良市関係者のあいさつの後、木田(きだ)保存会、西別府(にしべっぷ)保存会の踊りが奉納されました。

木田保存会の奉納 8時28分


梢から雫も


今年は動画も撮影


コンパクトデジカメで動画も記録しました。音質、画質とも今一つですが踊りの動きが記録されるので案外と重宝しています。

観客はやや少なめ


西別府保存会の吉左右(きそう)踊り


日差しが戻る 神社を後にする一行 8時45分


雨上がりで足元が悪かったこともあり、踊りは20分程度で昨年よりも10分程度短め。もう少し長めに見たい感じでした。

10時からは仮屋馬場で踊りが披露されます。昼食後は加治木町かもだ通り、菅原神社でも踊られます。以前はずっと同行していましたが、最近では体力が続かず朝一番の踊りだけを撮影しています。昨年の踊りはこちらからご覧ください。

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花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。