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花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

カメラ散歩 花野川上流部の田圃 2025/05/04(鹿児島)

2025-05-04 18:23:12 | 自然観察
5月4日(日)みどりの日、近場を流れる花野川上流部を巡りました。

大久保の田の神様 以下の画像は5月4日撮影


鹿児島市郊外の緑ヶ丘団地北西側に位置する水田地帯です。花野(けの)川に沿って昔ながらの水田が続いています。

田圃を見守る田の神様は風化が進み、草木に隠れて気付きにくくなっています。

鹿児島交通のバス路線廃止で、道路脇の大久保バス停標識はなくなり、街灯も電線が外されていました。

昔ながらの川沿いの水田


幅数メートルの花野川上流部で、川の北岸(左手)はシラス崖です。

偶然お会いしたウォーキングの常連さんに、バス路線廃止、産廃処理場予定地、大隅半島からの開聞岳撮影スポットなど教えてもらいました。

夏野菜が一部植えてあった


全般に耕作が続いているようですが、条件の悪いところから耕作放棄地が少しずつ拡大しているように見えます。

ペラペラヨメナ(源平小菊) 帰化植物


川岸沿いに数メートル生育してました。花が白から赤に変色することから、源平小菊とも呼ばれ、エリゲロンの名で市販されているようです。

下流部から見たシラス崖


川の流れが水田を削らないように、シラス崖の一部をくり抜いて水路にした感じです。下流部に同様の個所が2か所あります。

道路横のツツジ 民家の平戸ツツジ


花好きの方のようで道路側にツツジの枝が伸びており、斜面には蔓性の植物が広がっていました。

山ツツジの蕾


道路沿いの林にある山ツツジです。厳しい自然条件の中、時には道路整備で刈り込まれることもあります。

期待した白い雲は現れず


雲一つない青空ですが、ここに白い小さな雲塊があるとさらに見映えが良さそうです。

川沿いを歩き回りながら雲が出ることを期待しましたが全くダメでした。

風景写真で幸運に巡り会うことはわずか・・・何度も挑戦するか、ひたすら粘るか・・・難しいものです。
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緑濃くなる 農業センターと周辺 2025/04/29(鹿児島)

2025-04-30 15:18:10 | 自然観察
4月29日(火)鹿児島市都市農業センターと周辺部を回りました。

8時7分 都市農業センター近くの水田 以下の画像は4月29日撮影


前日は曇り一時雨、天候が回復し朝から快晴に恵まれました。撮影でよく訪れる鹿児島市犬迫町の水田脇に、新しい水路が目に付きました。

レンゲソウの花も終わりが近づき、田起こしが始まっていました。早期作が一般的な薩摩半島南部では4月上旬までに田植えが終わっています。

雨上がりの若葉が美しい


ここは4月中旬に花筏(ハナイカダ)の生息地を探して回った農業用水路の下流部です。

野バラ


枝を存分に伸ばして白い花を一杯付けていました。

蜘蛛の巣


雨上がりならではの風景で、偶然目に付きました。

4月29日は「天皇誕生日でゴールデンウイーク」のイメージが、いまだに強く残っています。

ネットで調べると、昭和前半は「天長節」(1927〜1947年)、戦後は「天皇誕生日」(1948〜1988年)でした。

昭和天皇崩御後は自然の恩恵に感謝する「みどりの日」(1989〜2006年)になり、さらに「昭和の日」(2007年〜)と変わっています。

降る雪や明治は遠くなりにけり 中村草田男 

この句が詠まれたのは昭和6年(1931年)、明治時代(1868~1912年)が終わって19年後です。

今は2025年、昭和が終わった1989年1月から36年も過ぎています。毎年のことながら、時の過ぎゆくのは驚くほど早いものだと実感させられます。

8時39分 道沿いのシラス崖に咲くツツジ


田舎道沿いのシラス崖にツツジが花を咲かせていました。上の方は雑木林で、崖が崩れるとツツジも失われるぎりぎりの生育環境です。

ウツギの白い花との対比が見事


今年は寒さのためにツツジの開花が遅れたこともあり、赤白の対比が美しく歩き回った甲斐がありました。

手入れが整った公園の花壇や生垣もきれいですが、自然の厳しい生育環境下で見られる野の花の美しさは格別に感じます。

この時期に各地を巡ると同様な美しい花景色がありますが、多くの花景色をあちこちで見ると次第に感覚が鈍り、満腹感が出て足腰も疲れて広範囲を巡ることは難しいものです。

オキナグサ 農業センターの一角に残っていた


花の後目に付かず、雑草とともに抜かれたかと思いましたが・・・白く長い毛のようなものが風にそよいでいました。

9時36分 農業センターの市民農園 夏野菜の植え付けが進む


周囲の林では新緑が広がり目に鮮やかでした。最高気温が25度以上の日もあり季節は初夏に近く、林の緑は色濃くなっていきます。

唐芋(サツマイモ) すでに植え付けられていた


キュウリやナスなどの野菜苗が多い中、一部では唐芋が植えられていました。苗は1本50円程度とのこと、黒いマルチシートを利用した畝も見かけました。

生育が楽しみな市民農園


農業センターページによると・・・家族用区画は20平方メートルで約766区画、年間使用量は3,600円です。鍬やスコップ、一輪車などは備え付けてあり自由に使えます。

更衣室・トイレが併設された休憩施設があり、仲間との語らいなどに使える「あづまや」もあります。

この後、車で5分程度のかごしま健康の森公園へ向かいました。
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上下2段の藤本滝 藤棚撤去 2025/04/23(鹿児島)

2025-04-26 16:21:42 | 自然観察
4月23日(水)尾原ツツジ園からの帰り道、藤本滝に立ち寄りました。

12時38分 藤本滝公園 藤棚が無くなった 以下の画像は4月23日撮影


県道36号川内郡山線と、県道304号仙名伊集院線の交差点を500mほど北東側に入った場所にあります。

この時期に美しい花を咲かせていた藤棚の殆どが撤去されていてビックリ。病気が入って今年の開花は見込めないと看板に書かれていました。

根元を掘ったのはイノシシか?


支柱だけが点々と残り、直径20センチ以上の太い藤が根元付近でバッサリと伐られ、蔓は完全に撤去されていました。

駐車場から見下ろす藤もきれいだった


新しい蔓が伸びるのを待つのか、植え替えるのか、全て撤去されるのか気になるところです。

滝に向かう右手 ツツジは開花遅れ


例年では花盛りですが、一部が開花しているだけでした。

曇り空ながら 新緑が美しい


対岸の林では新緑が広がっていました。

野生の藤が目に付いた


下流側にも大きな藤がありましたが、手前の竹や木が邪魔してうまく写せませんでした。

12時25分 市比野川の藤本滝


駐車場から歩いて150mほど、坂道ですが道は広く歩きやすくなっています。

落差は上段21.3m下段4.9mの2段滝です。竹林内に階段通路があり、滝を上の方から見ることができます。

下段の滝


水量は少なめでこじんまりした滝ですが、間近に見ることができておススメです。昭和の頃には水遊び場として親しまれたことでしょうが、現在は遊泳禁止です。

上段の滝


三脚とレリーズを使い低速シャッターでも写しましたが、曇り空のためか今一つでした。

水量が多ければ変化がありそう


水が落ちるというよりも岩場を伝って流れ下る感じで、日射しがないので飛沫の様子が目立ちません。

雨上がりで濡れた竹の肌が目に付きました。水量が多いとき再訪したいものです。
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またも雪景色 そして春が来る 2025/02/24(鹿児島)

2025-02-24 14:57:26 | 自然観察
2月24日(月)天皇誕生日の振替休日、3連休最終日は雪の朝でした。

2月24日は半世紀前に私が仕事に就いた思い出の日です。その日は鹿児島市でも15㎝ほどの積雪でした。

2月24日 6時前のNHKデータ放送 気象情報


雪雲は西海上が主で鹿児島の最低気温は0.7度、郊外の小高い場所にある自宅周辺はマイナスのようです。

昨日夕方までは雪が降る気配はなく、夜中の短時間でうっすら積もったようです。海岸近くにあるアメダス鹿児島観測点の降水量はゼロです。

7時15分 西側の風景 以下の画像は2月24日に撮影


雪は止んでおり木々が白く雪化粧していました。雪の量は前回の半分以下で、日射しが出るとすぐ解けそうな感じでした。

7時24分 バス通りに積雪なし


今日まで休みの人が多いようで車は少なめ、普段よりスピードを押さえて走っていました。

団地内の小さな通りは一部雪が積もっていましたが、道路凍結の感じはありませんでした。

雪下ろしで亡くなる人や交通途絶など雪国の方のご苦労を思えば、雪が降っただけで珍しい南国鹿児島はありがたいものです。

屋根は真っ白 木々にはうっすら


1~2cmしかない雪が日射しで解けないうちに、急ぎ足で花野川沿いのコースへ向かいました。

道沿いのごく小さな野菜園 葉が切り取られた大根


大根の開花(塔立ち)を防ぐためでしょうか、葉が全部切り落とされていました。

葉がついているとやがて花が咲き、大根の中身がスカスカになって食用になりません。

ツバキにふんわりとした雪


こちらは金柑


北西側の郡山方面 鹿児島市東俣町三重岳など


お寺と梅の木 まだ咲いておらず残念


こちらは杉の花 花粉が気になる


花野川沿いの野菜園 いつも丁寧に管理されています


9時14分 緑ヶ丘団地の公園


桜島が写せないものかと緑ケ丘に行きましたが、山頂部は雲隠れで強い日射しの逆光状態で、桜島の輪郭が見えただけでした。

小さな公園では雪が解け始めて、雪は日陰に沿って残る程度でした。

今日を入れても2月は残り5日、いよいよ3月。今度は春が来てくれそうです。
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黄砂の影響か ぼんやりした朝 2025/02/17(鹿児島)

2025-02-17 17:28:05 | 自然観察
2月17日(月)昨日の雨で霧を期待して、健康の森公園へ出かけました。

6時31分 月が光っていた 以下の画像は2月17日に撮影


月齢18.6,月が沈むのは9時9分。この時間はまだよく月が見えていました。

昨日は午前中雨が降り、午後は回復。今朝は風が弱く霧が出そうでしたが、予想とは少し違っていました。

6時47分 明るくなったが普段よりもボンヤリ風景


日の出は6時58分、方位103.6度です。普段は地平線がもっと明るくなる時間帯です。

かごしま健康の森公園からは郊外団地を手前にして桜島が良く見えます。この時期は朝日の位置が左手(北側)へ移り、桜島から昇る朝日は後わずかです。

梅が一部で開花


アクアジム側にある梅が一部開花していて、枝先に一羽だけのスズメはすぐに飛び去りました。

7時6分 朝日が顔を出していた 手前は伊敷団地と千年団地


桜島北側斜面のかなり低い位置から朝日が昇ったようです。普段ならばもっと明るいはずがフィルターがかかったように丸く写っています。

今年は数の少ないカラスが2~3羽ずつ南へ飛んで行きました。

7時16分 眩しくならない朝日


普段の朝日であれば眩しくて色飛びで形が写らない位置です。

川沿いに霧が出ているようですが、こちらもぼんやりして勢いのない靄の様な感じでした。

丸く形が判る朝日


一時的に朝焼けのような状態がありましたが、風が弱かったことで火山灰の影響もあったのでしょうか。

7時39分 桜島の輪郭が判らなくなった


見通しは一向に良くならず、手前の郊外団地も霞んでいました。地平線方向は見通しが悪いものの、頭上の月は普段通りに見えました。

7時57分 小さな雲が通過したがあまり変化なし


朝日が雲に隠れるとどんな様子になるのか待ちましたが、今朝は雲がわずかしかなく一時的に雲が通過したものの、大きな変化は感じられませんでした。

日本付近には寒波が流れ込み、北日本を中心に寒さが長引くと予想されています。新たな寒気の先端部が、中国大陸の黄砂を伴って流れ込んだのでしょうか。

きれいな朝焼けや、珍しい雲が出たわけでもありませんが、これほどぼんやりの空模様も珍しかったのでブログに掲載しました。

すでに2月も後半、新たな寒波が入っても鹿児島の平地で再び雪が降るようなことはないと思いますが、どうでしょうか。
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今朝も雪景色 人も車も慎重に 2025/02/08(鹿児島)

2025-02-08 20:46:14 | 自然観察
2月8日(土)昨日の強風は止んだものの、再び雪景色となりました。

2月8日7時49分 鉢植えのビオラ 以下の画像は2月8日に撮影


7日午後から風が強く、ベランダの下にも雪が舞い込んで鉢には雪が積もっていました。



7日は風向きが西寄りになって昼頃から気温が急に上がり、今度の寒さも和らぐかと思ったのですが一時的なことでした。

夜には気温が急に下がったものの、8日朝にかけて強い雪雲が通過することなく大雪を免れました。



今回の寒波で一番の強風が吹き続けましたが、8日朝にかけて風は弱まりました。



風は昼間に強めで朝方は弱い傾向でした。8日朝は今季初めて気温が氷点下まで下がり、僅かな雪が解けずに積もったようです。

道路の積雪 道路には今季一番の積雪 左手はバス通り


歩いていても前日までと違い雪が固くて、車のブレーキを強く踏めば確実に滑りそうな感じでした。

バス通りの様子 積雪は2センチ程度か


かなり危険な感じですが冬用タイヤを付けた車でしょうか、慎重に走っていました。

車は少なめ


今日は土曜日で車が少なめでしたがチェーンを付けて市営バスが走っており、車の立ち往生などは見られませんでした。

西側の花野団地方向の風景


畑や屋根には雪が積もっていますが、強風の影響で竹や木に付いた雪はわずかでした。夜に降った雪は解けることなく風に飛ばされて畑や道路などに集まったようです。

道路や屋根以外に殆ど雪がなく、雪景色としては今一つ。路面が少し凍って滑りそうな気もしたので、雪景色撮影は30分程度で切り上げました。

10時7分 雪が解けて元気を取り戻したビオラ


か弱く見えて実はたくましいビオラ、強い冷え込みでも萎れますが気温が上がれば回復します。

この先は気温上昇か


2月3日から8日16時までの気温の変化をみると、予報通りに寒波が長引いたことが判ります。

今回の寒波では4日夕方から5日明け方にかけて大雪警報が出されましたが、強い冷え込みがなく鹿児島の積雪は2cmでした。

自宅周辺では4日と5日は雪景色、6~7日は日陰や北側屋根に雪が残り、8日は再び雪景色でした。

鹿児島市街地での積雪は一冬2~3回です。寒さに震える日々が続いていますが、春を感じられる日も近いことでしょう。

昨年の2月5日には吉野公園の河津桜が見頃でした。
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居座る寒気 今朝も雪景色 2025/02/05(鹿児島) 

2025-02-05 14:59:30 | 自然観察
2月5日(水)2日続けて雪の朝、鹿児島では珍しいことです。

2月5日 NHKデータ放送 気象情報


鹿児島市には大雪警報が出ており気温は1度未満ですが、雲の列は薩摩半島の南西海上にあります。

7時37分 西側の花野団地が見える


この時間には雪は降っておらず風も弱く、僅かに射し込む朝の光に雪が輝いていました。

7時42分 自宅前の道路 うっすら積雪


道路全体がうっすら白くなっていますが積雪は1cm未満でしょう。今朝は道路凍結を懸念して車の利用を控えた人が多かったようです。

鹿児島市営バスは平常運転との情報が、テレビ各局の画面に流れていました。

林の中にも雪が目に付く


昨日朝よりもやや雪の量が多めで、竹と木が入り込んだ林の中にも少し雪が見えました。

西側の空 左上は花野団地


伊敷団地の西側端から見た花野団地方向の風景です。花野団地との間には花野川沿いに水田地帯が広がっています。

サザンカ


雲の切れ間から朝日が差し込んで、雪が積もったサザンカがきれいでした。

北西側の三重岳方向


山肌が軽く雪化粧した程度で、日差しが強くなるとすぐに溶けてしまいそうな感じでした。

雪景色ならではの光景


何か不思議な模様の形が道路に残っていました。荷物など引きずった跡でしょうか、それにしては周辺に人の足跡がありません。

12時45分 フェンスにできたツララ


昨日屋根から落ちた雪がゆっくり溶けるうちに、夜の寒さで凍り付いたようです。

12時46分 今朝とは様変わり 林の雪は殆ど溶けた


屋根には雪が半分程度残っていますが、木の枝先では強風と日差しで見る間に雪がぱらぱらと落ちて行きました。

寒波はしばらく居座るようですが、鹿児島の雪景色はひとまず終わりそうです。

北海道では一日で雪が1m以上も積もりましたが、2月5日鹿児島の積雪は2cmでした。

大雪警報が出されても2cmかと思いますが、これだけで済みそうなのが南国鹿児島のありがたさだと思います。
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立春寒波 朝から雪景色 2025/02/04(鹿児島)

2025-02-04 18:01:03 | 自然観察
2月4日(火)今朝は普段より外が明るいと思ったら雪景色でした。

2月4日 気温低下 雪雲が続く 7時前のNHKデータ放送気象情報


鹿児島の気温は昨夜7度でしたが、今朝は1.8度。未明に気温が下がり明け方から雪になったようです。

7時7分 西側の風景 隣の団地は雪で見えない


風はなく雪が次々と積もり始めている感じでした。

7時42分 バス通りに積雪なし


まだ道路に積雪がなく、バスも通常運行のようでした。雪が積もる前に近くのスタンドへ灯油を買いに行きました。

9時15分の雨雲状況 気象庁


九州西方海上から次々と雨雲がやってきています。南国鹿児島の雪はすぐ溶けるので、自宅周辺の雪景色撮影に出かけました。

9時23分 道路の中ほどに白く雪が積もり始めた


かなりの勢いで雪が降り、いつの間にか部分的に積もり始めていました。

道路端には雪がある


気温が特に低いようではなく雪は固まっておらず、ふんわりした感じでした。

9時36分 小さな雪だるま


子供たちが登校前に作ったのでしょうか、可愛いサイズの雪だるまでした。

山茶花の花びら


花の少ない時期なのでサザンカの花びらが良く目立ちました。道路面に雪があればさらに見映えがしたことでしょう。

11時2分 水田地帯も軽く雪化粧


先月は鬼火焚きがあった水田地帯ですが、雪は1~2cmであまり目立ちません。

雪雲が途切れて一時的に明るい日差しが出ましたが、強い風に乗って再び雪が降ってきました。

11時10分 花野川(けのがわ)沿いの大切な田圃


大型農機が入らない狭い農地ですが今も丁寧に耕作されています。梅の木らしきものがありましたが、蕾はまだ固いままでした。

今回の寒波は数日間居座るようです。夕方になってもまだ屋根に雪が残り、林の雪もそのままです。

今日は鹿児島県西部を中心に道路が一時通行止めとなりました。明日の朝は道路凍結が心配されます。

インスタグラムの投稿を見ると、日置でも雪が少し積もったようです。大きな影響や被害なく、寒さが和らいでくれることを願っています。
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1月は行く 桜島に昇る朝日 2025/01/31(鹿児島)

2025-02-01 18:55:41 | 自然観察
1月31日(金)冷え込んだ朝、近場のかごしま健康の森公園へ出かけました。

7時29分 殆ど雲のない朝 以下の画像は1月31日に撮影


鹿児島の日の出は7時11分、方位は110.0度(東南東方向)です。健康の森公園から見ると、朝日は桜島の北側山頂部に昇ります。

1月の桜島の噴火回数は50回ほどに達し、ここ数年では多めですが噴火規模は小さなものが殆どです。

7時32分 眩しい朝日


朝日は眩しさを増して南岳上空を過ぎて行きます。初日の出は南岳の少し右側でしたが、一ヶ月で北岳付近まで移ってきました。

ベンチには霜が付いていた


31日の鹿児島は最低気温が1.7度、健康の森公園では氷点下まで冷え込んだようで、粗塩を振りまいたような霜が付いていました。

気象台は海岸に近く標高は4m、郊外の少し山手で標高139mの健康の森公園とは気温差が3~5度あるように感じます。

7時58分 すでに朝日は画面外右上へ


公園内の芝生には霜が降りて全体的に白く見えていました。ウォーキングや犬連れ散歩の方も今朝はわずかでした。

わずかな水溜りに薄氷


かなり冷え込んだのでしょう、乾燥した日が続く中での薄氷は珍しいことです。

世間ではフジテレビの問題が大きく報道され、埼玉県では道路陥没事故で被害が拡大し懸命の救出作業が続いています。

昨年は元日に能登地震が発生、羽田での飛行機事故もありました。あれこれと事件事故が続く中でも、月日は確実に過ぎています。

アメリカでは返り咲きのトランプ大統領が世界をひっかきまわしそうです。首脳会談を控えた石破首相が、安倍ちゃんのようにうまく立ち回れるとも思えず日米関係も気になります。

8時34分 鹿児島市都市農業センター 寒さに耐える菜の花




四季の花園には菜の花が植えられていますが、まだ大きさは5~10cmで遠目には緑色の点にしか見えません。

野鳥の群れ


市民農園横の桜の木に多くの野鳥が止まっていました。ヒヨドリでしょうか人が遠ざかると、群れて農園に降りて野菜を啄んでいました。

ここも霜が一杯


強い冷え込みもあり、この時間帯に市民農園で作業をしている人は誰もいませんでした。

最近野菜が盗まれる被害が出ているようで、注意を呼び掛ける看板があちこちに立っていました。

野菜の高値が話題になりますが、市民モラルが問われる事態で嘆かわしいことです。

水生植物園 完全なオフシーズン 冬景色


スイレン池では水が抜かれているようで、スイレンの葉は全く見当たりません。勢いが強すぎて毎年生い茂るので、かなり抜いたのかもしれません。

蓮池の方は年ごとに水草が生い茂り、中ほどの橋は壊れたままです。橋の東側は水草に埋もれて、昨年の開花はわずかでした。予算や人手不足でしょうか、抜本的な整備がなされず惜しいことです。

2月は寒暖差が大きくなりインフルエンザも油断がなりません。季節は確実に春へ進んでいますが、皆様どうかご自愛ください。
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天候回復 雪化粧の霧島遠景 2025/01/30(鹿児島) 

2025-01-31 18:05:38 | 自然観察
1月30日(木)前日までの時雨模様が回復、朝から青空が広がりました。

14時9分 鴨池港からの桜島 以下の画像は1月30日に撮影


28~29日は時雨模様となり、桜島は雪化粧しました。今日は朝から陽射しが力強く、雪が残っていたのは北側の一部だけでした。

桜島全体が雪化粧した姿を写そうとすれば、まだ天候が回復しない段階からチャンスを待ち続けないと、雲が去り日差しが出るとたちまち溶けてしまいます。

海岸道路の工事が進む 


南側のマリンポートから海岸沿いに高架橋方式での臨港道路新設工事が進んでいます。ここには坂道ができて鴨池港前の路線につながるようです。

橋の土台部分になるらしい


橋脚の土台部分になるのでしょうか、南側部分の大半はまだ通常護岸のままで、この先も長期間工事が続きそうです。

鹿児島新港から見る霧島連山


奄美沖縄航路の港からは霧島連山が良く見えました。左側フェリーの上に見えるのが韓国岳(1700m)、中ほどは新燃岳(1421m)と中岳(1350m)、そして右側は高千穂峰(1574m)です。

高千穂峰と手前は桜島フェリー 


桜島フェリーは災害時の緊急避難に対応するため24時間体制で運航していますが、近年は利用率が低下して累積赤字が大きくなっています。

今年10月から、夜中の0時から3時までの時間帯(8便)は運航休止予定とのこと。昭和火口の噴火が多かった2010年頃からは、車両回数券を購入して夜間撮影に通いました。

16時4分 城山に立ち寄る 城山ドン広場奥


展望台に通じる道を右へ曲がらず、まっすぐに進み階段を上がるとドン広場があります。明治30年代以来、正午を知らせるため時報代わりに大きな空砲が撃たれました。

その音が「ドン」です。楠が並び立ち遊具も置かれた広場で、その奥に明治十年戦役薩軍本営跡の石碑があります。

山下小学校 登山競走大会の応援幕


城山は市街地から直線距離で700~800m、城山展望台は標高107m、高からず低からず、程よい高さで手頃な運動になります。

毎日の運動に登る人が多く、山下小学校では伝統行事となっているようです。

16時17分 城山展望台 この時間帯は団体客の混雑はなかった


簡単なスタンドにスマホを固定して、誰かと会話を続ける人がいました。スマホを利用したライブ配信のようにも見えました。

家族連れのような観光客が目に付き、中国語らしきものも聞こえました。かつては中国からの団体客で一杯なこともありました。

珍しいスタイルでの撮影


桜島にカメラを向けていたのは、関西から車中泊を続けて九州各地を巡っている方でした。

13ミリの広角レンズを使い、桜島と鹿児島市街地のタイムラプス動画を撮影中でした。特徴的なのは、右側に置かれた手作りのオブジェでした。

ロウソクが脇に灯されていて、木の枝の先には数羽の鳥形、枝に付けてある細い糸が風になびいていました。

ロウソクの炎、鳥の動き、糸の揺らぎと、その土地の風景を組み合わせて写すスタイルだとのこと。

鹿児島では伊佐市曽木の滝を写し、明日は知覧特攻基地、その後は長崎方面へ向かうと聞いたので、出水平野の1万羽を越えるツル撮影をおススメしました。

16時53分 見晴らしが良くて開聞岳も少し見えた


カメラ談義など長引きあまり風景撮影ができませんでしたが、南側には指宿市の開聞岳(924m)山頂部がかすかに見えていました。

県庁の建物は高さ約93m、1996年(平成8年)に完成し鹿児島で一番の高さでした。当時は飛びぬけて高く見えるものでしたが、その後は周辺にも大きなマンションなどが建ち始めて、あまり目立たなくなりました。

2021年には高さ約100mのLi-Ka1920(ライカ1920/鹿児島中央タワー)が完成しています。鹿児島の百貨店、山形屋の東側に鹿児島銀行の大きな建物ができて、大食堂からの桜島景観が失われたのは2020年でした。

いつも同じように思える市街地の風景も少しずつ変化を続けています。今日の一枚も大切な記録になるのかもしれません。
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花浄土/鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。