龍の尾亭<survivalではなくlive>版

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ハイデッガーの故郷シュワーベンはそのまま今の私の故郷福島ではないのか?

2013年01月02日 20時46分46秒 | 大震災の中で
ハイデッガー『放下』ハイデッガー選集15巻について(2)

メディア日記「龍の尾亭」に書きました。
http://blog.foxydog.pepper.jp/?eid=980405

現代人は
「思慮からの逃走」
をしている。
それは、この「今、ここ」の福島も同じじゃないか?
っていう呼びかけは、切実に響いてきます。

まあ、現代の「疎外」論なんてものは目新しくないよ、という声が聞こえてくるだろうか。
そうかもしれない。
でも、
「疎外」論がダメなのは、そこから疎外されていない本来的な「復興」をつい望んでしまうことなんじゃないだろうか。
むしろ、「本来性なき疎外」(國分功一郎『暇と退屈の倫理学』)については、私たちはまだ十分に思考しきっていないのじゃないか?

そんなことを考えながら読んでいます。


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