龍の尾亭<survivalではなくlive>版

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ヒューゴー賞受賞の中国SF『三体』第一部を読む。

2019年11月26日 11時19分29秒 | メディア日記
『三体』劉慈欣を読了。
面白かった。
解説の大森望も書いていたように、
小松左京『果てしなき流れの果てに』
アーサー・C・クラーク『地球幼年期の終わり』
などを読んだときの衝撃が蘇るような快作だった。3部作の最初なので、これから翻訳される続編が待ち遠しい。中国SFの面白さを改めて実感させられる作品でもあった。
お話は、ジャンルとしては地球外高次文明生物とのコンタクトモノ。
ある意味では「神」さま系ですね。
個人的にはテッド・チャン『あなたの人生の物語』の方が好みですが、個人的な好みを超えて、面白いです!
中国の文革期の描写なども面白いし、SF的なとんでもない設定も魅力的。
オススメです!!


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