映画『『大怪獣のあとしまつ』
を観てきた。
おもしろい!
何か特別なコトが起こるわけではない。
怪獣の死体処理をどうするか、というだけのお話しで、それ以上でもそれ以下でもない。
ただ、これは間違いなく土屋太鳳の映画だ、と思って観ていた。西田敏行があと何本本編に出られるのか、とか、岩松了の雰囲気はこの監督に合ってるんだろうなあとか、山田涼介、格好いいとか、濱田岳が渋そうに演技してるとか、いろいろあるかもしれないけれど、私は二時間ずっと土屋太鳳を眺めて暮らしていた。
もちろん、福島の住民として、「戦後処理」としての怪獣の後始末はそのまま原発事故の後のドタバタを重ねずにはいられない。
ただ、なんとか50みたいな眉間にしわを寄せた作品ではないから、真面目にみようとすると、ひたすらダダスベリの不出来なギャグで事故が覆い尽くされる印象を持つかもしれない。
自らその危険を感じる人はみない方がいいかも。
無駄にキャストが豪華なもの良かった。『第9地区』のような安価なB級というより、賑やかしの娯楽作だろう。
だいたい怪獣退治といえばウルトラマンと相場は決まっているわけだから、人間には手に負えないと相場が決まっている(笑)
そんなこんなを踏まえて、面白かった。
土屋太鳳が好きになった!
以上でした。