100倍楽しむ海外旅行  時々国内旅行

89
歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

「イラン」編 女と男8 大学生

2008年05月17日 08時19分48秒 | イラン

 私は73歳のジジィーですが男のせいか女子高校生、女子大学生の元気な姿が非常に印象的でした。私が男のせいだけでなく、実際に大学で女子の占める割合が63%(2003年)にも及びます。彼女たちに囲まれて「どこから来ました?」「名前は?」などの質問攻めに遭いながら、私のほうはもっぱら「大学での専攻は何ですか?」の質問をしました。驚いたことに?その答えの多くが理科系だったことです。コンピュター、化学、数学、確か写真の一人は原子物理と答えてくれました。私は出会いませんでしたが、前回紹介した「65章」によれば医学専攻では70%を超えています。 しかし彼女たちの就職率(以下lonely planet による)はわずか11%だそうです。それでも彼女たちの戦力は充分に認識されていて3ヶ月の妊娠休暇時は67%の給与が保障されています。 

 なぜか男子大学生との出会いはなかったような気がします。 

 いい忘れていましたが、大学は男女共学です。 

 ryotaro さんコメントありがとうございました。今後ともよろしく。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「イラン」女と男7 小学生

2008年05月15日 08時02分03秒 | イラン

 ここで小・中・高学校教育について少し紹介しておきます。(「イランを知るための65章」《以下65章と略記》による)  イランでは小・中・高は原則として男女別学です。小学校の場合辺境州では例外があります。写真は遠足に来ていた小学生でその例外の例のようです。 イスラーム圏では一般的な傾向として男子に比して女子の就学率が低いのですが、イランでは最近急激に女子進学率が高まっています。「65章」はその理由を「男女隔離政策」にあるとしています。それは「女子生徒のヴェール着用、男女別学、女子校への女子教員の派遣といった政策が、地方都市や農村などの保守的な地域で、娘の就学に対する保護者の不安を払拭した」(p301)現在ほぼ100%近い小学校就学率のようです。 

 大学生については面白い現象があるのですが次回へ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「イラン」編 女と男6 赤ちゃん3

2008年05月13日 08時23分31秒 | イラン

 女の子のようですが、イヤリングはしていません。小さすぎるのかな。または、男の子ですかね。可愛いですね。良く見るとお父さんの表情もいいですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「イラン」編 女と男5 赤ちゃん2

2008年05月13日 08時18分03秒 | イラン

 こちらは男の子ですね。可愛いですね。イヤリングはしていません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「イラン」編 女と男 4 赤ちゃん1

2008年05月13日 08時13分53秒 | イラン

 結婚した後は赤ちゃんですが、何処の国の赤ちゃんも可愛いですね。この赤ちゃんは女の子です。よく見てください。金?のイヤリングをしているでしょう。そうなんです。イランの女性は赤ちゃんの時から「金」が大好きなのです? 今も昔も「金」は大切な女性の財産なのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「伊藤氏寄稿文」編 中国結婚式2

2008年05月11日 08時21分35秒 | 伊藤氏寄稿文

この光景は世界的のようですね。(管理人より)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「伊藤氏寄稿文」 中国結婚式1

2008年05月11日 08時15分18秒 | 伊藤氏寄稿文

 中国は陝西省のとある田舎の結婚式に遭遇した。田舎の結婚式は大体お昼前ぐらいに始まってみんなで集まって一緒にご飯食べてその席で新郎と新婦が披露されてご飯が終わるとお開きになる。 みんなだらだらと帰っていく。 なかには酒がまわって残って飲み明かすグループもいる。花嫁が用意した嫁入り道具はレストランの前に陳列されていた。田舎だからけっこう素朴、、。

 また田舎には聴房という風習もあるらしい。これは結婚式の最初の夜に2人が寝室に入ったときに新郎の友人とかがその寝室の外に潜んで中の物音を聞くというもの。 平たく言えば夫婦の営みの最中に漏れ出るもの音を聞くと いうものです。張芸某監督の作品にもこの光景を描いたものがあったな。 ガイドの職さんが言うには西安ではもうこんなことをしてないけど陝北地域ではまだこの習慣があるそうです。昔はこれが未婚の若者への性教育?だったそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「イラン」編 女と男3 結婚式2

2008年05月09日 08時46分36秒 | イラン

 こちらは女性席です。勿論男の私は入れないので、同行の女性に写してもらったものです。男性側と違ってなんとなく華やいで見えます。まだ会は始まっていないのですが、宴たけなわとなるとヴェールを脱ぎドンちゃん騒ぎになるそうです。(ヴェテラン女性添乗員瀬川さんの話)そして我々他人の男性が見ることのできない「金」のネックレス、腕輪などを見せ合うのだそうです。現地ガイドのサラビさんの話では、イランの女性は大変「金」が好きで男性は結婚の時の贈り物に大変苦労するそうです。そこで?サラビさんは日本人女性と結婚したそうです。 

 次回は現職添乗員伊藤さん(ユーラシア旅行社)の中国からのレポートです。お楽しみに。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「イラン」編 女と男2 結婚式1

2008年05月07日 08時18分22秒 | イラン

 あるホテルで結婚式(披露宴?)に出会いました。写真は男性席、仕切りの向こう側は女性席というわけです。男性席の前には果物だけ、勿論アルコールはありません。お互いに談笑している風もありません。この状態は最後まで続くそうで、現地ガイドのサラビさんはこれが普通でまるで葬式のようだと話してくれました。そういえば皆さん、さえない顔をしていますね。

 ついでにもう一つ彼らの胸元を見てください、ネクタイをしていませんね。以前ネクタイは禁止でしたが、今は自由にはなっていますがやはり、何故ですかね。日本のクールビズの元祖ですか。 

 なお、イエメンの男女別々の結婚式について、伊藤さんが以前(2007年5月13日)少し紹介してくれています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「イラン」編 女と男1

2008年05月05日 08時45分24秒 | イラン

 イランを旅行して女と男の問題に思いを致さないのはよほどの愚鈍者でしょうが、といっても、たかだか20日程度の旅行で女と男の問題を考えることも不遜かもしれませんが、散見したことを紹介してみます。 

 私がよく引用するガイドブックlonely planet ではわざわざ2ページ割いて“WOMEN IN IRAN” という項目があります。その最初にイランの映画監督Makhamalbaf の言葉が紹介されています。「イランは二つの矛盾、対立したものが(男女問題の)が共存している」 続けてlonely planet は「歴史的に見てイランの女性は近隣諸国に比べて進歩的社会に生き、自由と平等を享受してきました」 確かにイランは他のイスラム圏とは違った面を持っているようです。

 たとえば2003年ノーベル平和賞受賞者シーリーン・エバーディー(現地ガイドによればシーリーネが正確だそうです)は1970年(注)23歳の時裁判官になり1979年のパフラビー朝が倒れホメイニのイスラム革命後女性はその能力がないとして免職され弁護士になりました。多分イスラム圏特にアラブ圏で1970年に女性の裁判官は極めて稀な存在だと思います。現在は人権派弁護士として活躍。それを認めたイラン社会の進歩性と1979年の失職とがMakhamalbaf の言を証明しています。

 1979年以後ヴェールを被ることを強制され(宗教警察が取り締まります)女性の価値は男性の半分になりました。交通事故での保障は男性の半額、裁判での信用度も男性の半分など。しかし選挙権、財産権、結婚時の財政的独立性などの権利は失っていません。 

 一般論はこのくらいにしてこの一般論を直接的に証明するものではありませんがこのことを踏まえながら旅行中に散見したことを以下少し紹介します。 

 この写真は一般家庭の玄関口です。左をノックした時は男性、右は女性というわけです。

 (注)  lonely planet は1979年としていますが、正しくは1970 年です。裁判官を辞めさせられた年と混同しているようです。彼女の著書”Iran Awakening” 邦訳題「私は逃げない」(p37)に正確に記載されています。なおこの本は現状のイランを理解するためのお勧め本です。この本はアメリカ合州国で出版されましたが最初は出版の許可を得ることはできませんでした。したがって国内に居住するイラン人はその存在を知りません。また、著者は上流階級の出身で一般庶民には雲の上のような人で影響力は少ないのではないかとも現地の人との対話を通じて思いました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「イラン」編 トイレ2

2008年05月03日 08時06分51秒 | イラン

 写真は車窓から見た田舎のモスクです。何故トイレの表題でモスク? キリスト教会にはなぜかトイレがありません。私の長年の疑問です。たくさんの人が集まるところなのに。ところがイスラム教徒は身を清めて礼拝をするということで必ずモスクにはトイレがあるそうです。

 というわけで青空トイレもたくさんありましたが、モスクトイレ(公衆トイレ?)にもお世話になりました。そこで写真はお世話になったトイレを記念して慌てて撮ったモスクです。 というわけで、イスラム圏を旅行される方はトイレに困ったらまずモスクを探されるとよいと思います。但しペイパーはお忘れなく。

 Fengdan さんコメントありがとうございました。このとき北京で多くの乗客が降り機内はがらがらになっていました。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「イラン」編 トイレ1

2008年05月01日 08時58分38秒 | イラン

 「所変われば品変わる」を見、感じるのが旅行の最大の楽しみであり、旅行記なるものはそれに尽きるといっても過言ではないと思われますが、今回最初にそれを感じたのはトイレでした。
 写真を見てください。しゃがむ形式はごく最近までの日本(まだ在る)と同じですが、ホースがあります。これから放水して局所を洗浄します。今は日本でも固定式の洗浄器のトイレも多くなっていますが、ここは手動で私はホテルで実験しましたが、水浸しになり慌てました。したがって?トイレットペイパーもありません。乾燥はどうするのですかね?かなりの高級ホテルでもペイパーを置く所がなく片隅に置いてあったり、なかったりします。今回ホテルでも腰掛トイレはごく一部でした。
 しかしペイパーの品質は良く発展途上国によくあるお尻が痛くなるようなことはありませんでした。
下(シモ)から上(カミ)へ話題が移って恐縮ですが、田舎の小さなレストランでも必ずテイブルにはティシュがたくさん配置されていて、私も手拭、口ぬぐいと、大量にこのペイパーを消費しましたが、時間が経過するについて資源浪費の罪悪感に悩まされるようになりました。樹木が少なくパルプ資源が少ないはずのこの国でと思い現地ガイドにその話しをしたのですが良く判りませんでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする