どうです、この雨後のタケノコのように林立するパゴダ群。ここはカンボジアのアンコールワット、インドネシアのボロブドゥールと共に世界3大仏教遺跡とされているバガンの仏教建築群です。(16平方マイル内)その数は約3000(添乗員の釣巻さんのメモによれば2217)、かっては万を超えていたそうです。
この仏教建築群はビルマ人最初の統一王朝バガン王朝の時代(9世紀~13世紀)に作られたものです。今まで紹介してきた、ヤンゴン、チャイティーヨ、バゴーの仏教建築群は現在では少数民族のモン人に起源をもつものでした。ここはビルマ人(ミャンマー人)によるものです。
このバガン王朝は1287年モンゴル軍のよって滅ぼされますが、その時すでにこの仏教建築で国家財政は危機に瀕していて滅亡も当然だったようです。
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