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「緊急特集」トルクメニスタンとニサ遺跡1

2007年01月04日 08時42分03秒 | トルクメニスタン

 トルクメニスタンの首都アシュガバット(12月29日の地図参照)の近くにニサの遺跡(写真)があります。ここはパルティア帝国(BC3~AD3)初期の首都だったところです。塩野七生さんの「ローマ人の物語」にもかなりの分量で登場する東方でのローマ最大の敵でした。 その遺跡からのアラム語のオストラコン(陶片)が国立博物館にありました。アラム語はこのパルティア王国の言語であり当時中央アジアを中心に広く使用されていました。

 アラム語はイエス・キリストの母語でもあることを思い出しました。キリストの最後の言葉「エロイ、エロイ、レマ、サバタニ」(マルコ15の34)は彼の生の声アラム語だったのです。現在のヘブライ文字もアラム文字に由来するそうです。(「書物としての新約聖書」p204 田川健三) 

 colo さんコメントありがとうございました。本年もよろしく。


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