スリランカは仏教、ヒンドゥ教だけの国ではありません。写真の人物は最初に宿泊したコロンボに近い海岸線にあるホテル(ポン引きに出会った、2015年12月3日~6日)の前で撮影したものです。海岸線に住む人だからカトリック教徒ではないかと見当をつけて尋ねてみるとそうだとの返事でした。
スリランカが最初に接触したヨーロッパは日本と同じカトリックのポルトガルでした。その時、スリランカの漁民は不殺生戒の仏教からカトリックに改宗したのです。というわけで写真の人物はカラーワと呼ばれている漁民カーストの人のようです。キリスト教の人口比率は約8%で主にカトリックです。
最初のヨーロッパが日本と同じのポルトガルというわけで日本とスリランカではポルトガル語起源の「パン」など共通の言葉があります。なおポルトガルのスリランカでの目的はシナモン貿易の独占にありました。
写真の人物の仕事はトゥトゥと呼ばれているこの三輪車のタクシードライバーです。このトゥトゥはスリランカでは多く走っている車(インド製)で、このようにタクシーや自家用にも使用されています。
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