歴史的には20万人もいた彼らは周囲のイスラーム教徒から劣った人間と差別され時には奴隷狩りの対象となりこの谷あいにかろうじて残った3000人が閉じ込められるようになったと思われます。現在ではイスラーム教徒と平和な通婚も行われているようです。写真の子供たちをご覧ください。カラーシャの服装とイスラームの服装の両方の子がいます。イスラームの子が元カラーシャの子でイスラームへの改宗者かもしれませんが。
ここで思い出したのは2007年9月20日~9月30日に紹介したマリ共和国のドゴン人です。彼らもまた独自の宗教を持ち周辺の民族から奴隷狩りの対象になりながらあの断崖絶壁に住むことを余儀なくされてきました。
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