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歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

「北欧大紀行」編 ヘルシンキ2

2023年02月06日 07時52分46秒 | 北欧

 左上の写真はロシア皇帝アレクサンドル2世(在位1855~1881)の像です。なぜロシア皇帝の像が?フィンランドは19世紀にはロシアの支配時代でした。ロシアの皇帝はフィンランドの太守を兼ねていました。歴代のロシア皇帝はフィンランドにかなりの自治権を認めていました。特に開明的な啓蒙君主であったアレクサンドル2世の下、「自由の時代」を謳歌し、フィンランド人の民族的基礎が着々と築かれていきました。その後ロシア革命によって独立が達成されます。そこで今でもフィンランド人はアレクサンドル2世を敬愛しており、その銅像が残されているということです。ついでに余談話ですが、このアレクサンドル2世の治世の少し前に民族叙事詩「カレワラ」が出版され一段の民族意識高揚に一役を果たしました。
 写真左下は1952年のオリンピックのマラソンランナーの像です。右上の写真はフィンランドの代表的作曲家シベリウス(1865~1957)公園です。見にくいですが右下にその像が見えますね。ヘルシンキでの昼食はトナカイでした。
 今回で「北欧大紀行」編を終了します
 
 
コメント (2)
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