寺院などの入り口にムーンストーンと呼ばれている石版がおかれています。半円形をした石版に細かな彫り物が施されています。写真はこの地で最も保存状態が良いとされているクイーズ・パビリオンと呼ばれている建物の入り口にあるものです。この建物はほとんど廃墟でこのムーストーンだけが残っています。この建物を「地球の歩き方」(p263)は王妃の館と記していますが、「旅名人ブックス スリランカ」(p44)は「名前とは異なりかっては仏像を安置した堂であった」としています。
石版は半円形の曲線で5つに区切られています。1番外側が炎、2番目は象、馬、獅子、雄牛、3番目は植物、4番目は鳥、内側はハスの花です。