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歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

「ギリシア」編 コリントス・運河・ディオルコス3

2008年02月18日 08時52分13秒 | ギリシア

 2007年4月5日の旅程図では見難いのですが、アテネからアドリア海に抜ける海路はペロポネソス半島を迂回しなければなりません。そこでコリントスの所で運河を通すことが考えられました。

 古くはBC6世紀コリントスの僭主(これについては後記の予定)ペリアンドロスが運河開鑿を計画しますが断念。AD67年にはかのネロ皇帝が6000人のユダヤ人囚人を使って開鑿を始めましたが、ゴール人の侵入で頓挫。

 結局(1883~1893年)スエズ運河の開削に刺激されフランスの会社によって開通されます。

 この運河は全長6436メートル、幅23メートル、高さは高い所で90メートル、水深8メートルです。

 第二次世界大戦中ドイツ軍が運河を利用するのを阻止するためには意図的に運河を破壊せざるを得ないこともありました。この復旧には5年あまりかかりました。

 現在は幅が狭いため主に観光船だけの通航のようです。しかしそれでも年間1万1000隻の船が通ります。

 「予告」

 現職の添乗員伊藤さん(ユーラシア旅行社)の原稿が届きました。時間・編集の都合で次々回にまわさせていただきます。ブータンからの最新情報です。新聞の外報よりもすばらしいレポートなのでご期待ください。 写真もご期待ください。

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