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半年分 粘土と器

2019-06-30 22:25:24 | ネイチャー 史

脚の調子が悪く3日ほど仕事を休み
半年分の見ていない録画番組をいっきに整理しようと見始めたら、
なんだか、ものすごくいろんな発見があったものだと驚いた。


「陶王子 2万年の旅 器の来た道」NHK

焼き物でできた王子が、年代ごとの器の焼き方材質に合わせ変化していくのが
すばらしく美しい。

◆2万年前 縄文時代 青森県
世界最古の器のかけらが発見されている 大平三元遺跡 おおだいらやまもといせき
津軽半島、去年旅行中に、蟹田から新幹線の高架を越えたあたりだった
下北半島には北部海岸と言われところに泥岩などいろんな粘土や化石がでるらしい
シリカとアルミナの成分の濃いところが、粘土となる
土器のルーツ 青森の土はなんでもある
下北ジオサイトHP
希少鉱物は火山地帯に多くあり、北海道から続くカムチャッカ半島の活火山きしょうあたりも
よく産出される FF14の採掘師はたのしいのだ、まだ進んでないけど


◆1万年前 赤い土器になる 
焼いた土器さらに、小枝を積んで温度を上げると、土器の周りの黒いすすがとれて赤くなる
トチの実は動物は食べないため、縄文時代の寒冷期には、土器で煮炊きをして、
仕上げに木の灰を入れると毒素サポニンは分解された。トチの実の皮が堆積した層がある

◆9千年前 表面がツルツルになる 

◆エジプトの青 「エジプシャン ファイアンス」
 エジプト王朝が滅亡し、技術も消滅した
 二千年ぶりに技術を復活させたのは、日本人の学者
 砂にトルコ石を砕いて銅を入れるまでは、分かっていたが、土が固まらない
 漆喰を入れたら固まったそうだ 
 ラピスラズリはアフガニスタン北部しか産出せず、高価だった
 エジプトはこの青を永遠の命の象徴としたそうだ

◆イスラムの青 
 砂に漆喰を入れ、コバルト0.02%を入れた
 コバルトは西アジアで産出

◆景徳鎮の青 モンゴルが支配した元王朝時代
 白地に青 日本だと「染付」
      中国だと「青花」
    1,130 ℃ コバルトと絵がとける
  1,300℃ うわぐすり完全にとける
  1,000℃ コバルト青く

 シルクロードから器の道へ

◆王者の青
 フランスルイ15世 セーヴル磁器製作所


◆土器の耐熱性を応用 
 ファインセラミックスが誕生 宇宙船の素材にも使用

エジプトの青
エジプシャンファイアンスを注目してみてみたいな
検索すると「カバ」ばかりでるんだが・・・

 


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