気になる?

気になったこと

魔笛

2004-06-25 00:28:39 | 劇場
ベジャールの「魔笛」。
幾何学的な演出は舞台の中心延長線上で見ると極上です。
ぞくぞくきました、アダム・クーパーのスワンレイク以来かもしれない。
カールベーム指揮の録音(ドイツグラムホン)を使用しているが、今回は舞台に集中したいのでCDを買って聞いておいたほどの力の入れよう。
ジル・ロマンがフランス語で語るとは驚いたが、あいかわらずほそこっくでかわいい、黒子のようだったり、黒マント羽織ったり。
タミーノのドメニコ。ルヴレは修行しなくてもいいくらい、落ち着き払っていてたが、手足の伸びとスタイルの良さは格別。
ザラストロのジュリアン・ファヴァローは高僧というより、アポロン的、光り輝いていました。しかしベッカム似・・・。
夜の女王は美しかった、衣装がすてき。最後のザラストロとの衣装を替えてのペアは絵になる。
パパゲーナは迫力満点、存在感ありすぎ。

ザラストロのモデルはツァラトゥストラとは知らなかった。
衣装の色は、フリーメイソンの教義に合わせていたとは。
夜の女王の銀の冠、ザラストロの金のベルトと腕輪。
タミーノの赤、パニーナの白の衣装、などなど・・・。

「ベジャール、バレエ、リュミエール」
稽古場の様子がいい。
ジルがまたいいんだぁな~


海 La mer

2004-06-16 20:38:11 | 劇場
6/13 モーリス・ベジャール・バレエ団 2004年日本公演
「海」LA MER 音楽はしばしば海のように私の心をとらえる ボードレール
なんとも、ずっと海には囚われっぱなしなので、心に響いた言葉。
バレエの虜になったのは、音楽のせいかもしれない、ベジャールバレエの選曲は小気味いい。
シャルル・トルネの「ラ・メール」はよく聞いていたので懐かしい、ワーグナーの「さまよえるオランダ人」「タンホイザー」「トリスタンとイゾルデ」からU2「リアル・シング」
次はどんな曲で?そんなどきどき感がうれしい。
演劇的部分が抜けているので、音楽が途切れずに見れるところが好きなのかもしれない。
フランス語で母親と海の発音が同じなのにイタリア語やスペイン語になると男性名詞になると注釈がついていた。
チェロリストのミッシャ・マイスキーがチェロは男性名詞だがロシア語だと女性名詞になると語っていた。
イタリアポップスのマティア・バザールの「IL MALE」という曲がある。海は青い血の滴り・・・。
「海猿」が見てみたい。

今晩からEURO2004か

2004-06-12 16:30:24 | サッカー
何かと日本のニュースになるのはUKかイタリアだが、ロシアはものすごい写真、彼女達の職業柄話題作りの一環としても美しさのなせる技です。

ペプシのCM
「football」編
ベッカムの衣装が「トロイ」のパリスを意識して制作されているんでしょう。顔のライン、口元などオーランド・ブルームに似ているので製作者に拍手送りたい。
トッティが一番似合っていたかな、そのまま「トロイ」に出演できるくらい上半身はOK!です。
「Gladiators」編
ど迫力の出演者。映画より好きかもしれない。かっこよすぎ!
エンリケがまたいい味だしていてね。
クイーンの「WE WILL ROCK YOU」を使ったの演出は「ロック ユー」だけど・・・。

特別編としてこの二つを合成して作成してほしい。
競技場のトッティ見てみたい。


ギリシャ劇

2004-06-10 21:00:22 | 劇場
「グリークス」1999年なので5年ほど前になると思うと早い。
当時、ギリシャの物語の無知さもあって、なんとか映像などでキャラクターを焼き付けて物語のストーリーを掴もうとこの演劇を見に行った。
9時間に及ぶ長時間ではあったが、飽きさせない演出、俳優達が客席で演技したして、俳優もベテランと若手とでとてもバランスのとれた感じが印象的だった。
アキレウスのイメージは田辺誠一でできあがってしまい、ブラピの筋肉に違和感を覚えたほど。
オレステスの菊之助の上半身の筋肉には驚いた。
「オイディプス王」2002年。麻実れいと野村萬斎の身長差をものともせず迫力があった。今年ギリシャで上演だそうですごい。
どちらとも、ついていたのか、最前列で見れたので強烈でした。
2002年、劇団四季「アンドロマック」こちらはラシーヌ原作版。ラシーヌの演劇を見たくて初めて劇団四季を見た。セリフ回しのすばらしさが印象的だった。
2003年ギリシャ国立劇場訪日公演「アンティゴネ」
コロス達が男性というとても迫力があった。衣装は現代的なコート姿。バイロイトで上演されるニーベルングの指輪のコート姿を思い出させた。
悲劇を表す力では圧倒的にこの上演が強かった。
初日であったこともあり、皇太子ご夫妻がいらしていた。

「トロイ」がアテネオリンピック合わせなら、北京オリンピック合わせは何かあるのだろうか?



東京風景、首都高荒川からの眺め

2004-06-07 22:22:24 | Weblog
6/5(土)湿度が低く、とてもさわやかなお天気でした。
首都高の荒川沿いに走ると、ほわんと富士山が見え、新宿の高層ビル群、ドコモビルもくっきり。
どのビルも色が鮮明で、イタリアで見た建物の輪郭や色が似ていた。湿度が低いと水蒸気でぼやけないだなぁ~とつくづく。
TDLの茶色い山、葛西臨海公園の観覧車、先へ行くと海が広がり、房総半島の山並み、手前にうみほたる、白いヨットがいくつも浮かんでいる。
さらに、右手には、風力発電の巨大な風車が回っていた。
夜の荒川沿いの首都高からの眺めは、高層ビルの赤い点滅で異様な風景に変わってしまったが、昼の風景の様変わりにも驚いた。
それににても巨大なビルが増え続けていると感じる。
前に、荒川土手沿いを散歩していたら、キムタクに会った時は驚いた、目の前にいたのには。

Ian Bostridge

2004-06-05 14:11:51 | 音楽
明日のNHK教育TVの「芸術劇場」にて3月の来日公演の録画が放送される。インタビューもあるそうでとても楽しみ。
春の6.3インチUK第3の男。
テノールといえばパバロッティのように、渦のように外側へ広がって行ゆき響き渡る声の心地よさが好きだったが、ボストリッジは容姿さながら、さわやかでまっすぐな、都市の高層ビル群、現在の東京の街に建てられたガラス張りのビルが似合う、透明な声。
2001年の時の来日、終演後会場でサインをもらった時、よくこんな細身の身体で声楽家をと思った。
春のサイン会で見た時は、気むずかしそうにしていたか、大きく見えた。

D'Arcy,D'Arcy,D'Arcy...

2004-06-03 23:00:23 | 映画 など
ダーシーで検索していて「高慢と偏見」というイギリスの文学にあたった。
登場するダーシー氏は背の高い、容姿美しい品のいい金持ち。こんなこともないかぎり、読まなかっただろう。
ジェームズ・ダーシーのイメージで読み進めてしまったが、ブリジット・ジョーンズの日記にかなり影響を与えている作品だと知った。
あのコリン・ファース演じる弁護士はダーシーという名だったらしい。
そのコリン・ファースがイギリスのTV「高慢と偏見」でダーシー氏役をやっていてかなり好評だったとのこと。DVD発売しているので早くに見てみたい。

先日、西洋美術館で急ぎ足で常用展示を素通りしていたら、ふとある絵に目がとまった。
「第4代 ホルダネス伯 ロバート・ダーシーの肖像 1775年」
ジョシュア・レイノルズ画
特に目をひく男ではないけれど、名前で目をひいた。
この画家は肖像画描きのようで、たくさんの絵をネット上で見たら、「Sir」「Admiral」など付いた人がいた。衣服を見て楽しんだ。

東京都美術館

2004-06-02 00:20:11 | 美術
「オランダ・フランドル絵画展」
目玉絵「画家のアトリエ」フェルメール
大きな絵、絵の中の画家が振り向くとコリン・ファースの顔。
先に映画「真珠の首飾りの少女」を見てしまったので、画家の顔はそうなってしまった。
絵の中の黄色の本、ドレスの青、靴下の赤、背中の白と黒のバーコード。後々出るオランダ画家モンドリアンの世界。
RPGの中で話を聞くとキーワードを言ってくれる、そんな家の中。地図を見る・・・。

アムステルダムを拝啓にしてエイ湾を走るスウェーデン帆船「レヨネット号」
ロープ一つ一つが美しい。港の様子の賑わいがよく分かる。
帆船に反応!