謎「M」
モーリス・ベシャールの「M」
三島由紀夫の「M」
メーレ(海)の「M」
ママン(母)の「M」
プログラムの解説によると
メタモルフォーゼ(変容)の「M」
モール(死)の「M」
黛敏郎の「M」
まだまだたくさんありそうで、考え出したら限りがない
今年は三島由紀没後40年
特に大きなイベントなどは開催されていない、文芸誌で特集があるぐらい
東京バレエは5年ごとに「M」を上演するらしい
今年は、小林十市がこの演目2日間のためにダンサー復帰
今年41歳 イチ、ニ、サン、シ(死)のシの役
ベジャールバレエ団での初演時のダンサーであり、そもそも彼のための役のような
四人のダンサー、ビシッとジャンプもポーズ、一緒にきまる瞬間は気持ちよい
聖セバスチャン役も出演
三島の小説では、欠かせない存在
三本の矢が刺さった身体 グイド・レーニ「聖セバスチャン殉教」
本来多数の矢が刺さっている絵が多いが、この三島が好きな絵は三本
今年ベネツィアのカ・ドーロで見た、マンテーニャの「聖セバスチャン殉教」の絵は
ものすごい数の矢が刺さっていた
初めて見た絵は「池田理代子」のオルフェウスの窓
登場する音楽学校の校長先生が鑑賞して、ニカーっとしている
新潮文庫のだいだい色、全集も同じ
聖セバスチャン殉教を読みたくて全集一冊だけ購入
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三島の小説をだらだら読み始めるが・・・なんだか相変わらす進まない
渋澤龍彦の「三島由紀夫おぼえがき」
・彼は「阿頼耶識・阿頼耶識」と最近うるさい、だから「皿屋敷」ですよと言ってやった
・シュールレアリスト的サド敵言説を弄する文学者今井は渋澤がモデル
結構スルーしているところが多いことが分かった