6月下旬に石巻に行く
3月11日、大震災後の津波威力の破壊力は、すべてを押し流し引き戻し何もなくなったのかと思っていた。
津波の被害は、海水が2階床上ぐらいまで到達していたが、
新築の比較的新しい家は基礎から家屋がそのままに残っていた。
古い家屋はすべて流されてしまった。
鯨の大和煮は石巻で製造されていた、巨大な会社のモニュメントだったのだろう
道路の中央分離帯にひっくりかえっていた、いったいどのぐらい流されたのか
ヘドロとなり、水が引いていない。昔、東京の河川がだいたいこんな感じだった。
匂いはクサヤをばら撒いた感じ、潮の匂いと魚の匂いと油と・・・・
土地が海側へ引っ張らて、移動し海面下へ・・・東京の0メートル地帯と同じ
土手は海面とギリギリで、台風が来たら、また決壊するので、人の住めない土地化となってしまった感じ。
海岸、河川の堤防工事は膨大な時間がかかりそう
なんだかねぇ~
後ろの宇宙船のような白い丸い建物が、河川の中洲にある石ノ森章太郎漫画館
奇跡のように無事に残ったとか
建物を壊しながら、捜索している自衛隊と警察の方がいた
この瓦礫を見よ!
はるか先の瓦礫の堤防に見えるのは瓦礫、とりあえず山に、そのあと、分別処理
高台から撮影、結局高台の町は普通に家があり、暮らしがある、この二元世界
女川へ行く
入り江の複雑な女川はの上まで津波が登っている
ビルの根こそぎ倒れている
瓦礫の撤去、分別が急ピッチで進められている
石巻の広域範囲とは異なるので、早いように見える
住もうとする意志があるならば、
人の住めない土地に、いかに住めるようにするか
そんなことを思う