先月から100de名著の「中井久夫スペシャル」
中井久夫さん、どこかで聞いたではなく、見た記憶がある・・・
検索によると精神科医、神戸大学名誉教授、読んだことがない分裂病の現場医療
日本の医療改革やケアについて著作も多い
あ！「カヴァフィス全詩集」の訳者とは、全く繋がらない、驚いた。
知の巨人でしたか？もの凄く多言語を操る方だった。
今年8月8日に他界された、88歳。
父が他界したのが、8月10日で88歳だった。同い年であったのか。
父は多くは自分のことは話さない人だったが、
学童疎開でサツマイモではなくサツマイモの茎を食っていたと、ことあるごとに言っていた。
現在でいうアルバイト的な感じでいろいろな職を転々としてきた。本は「トラトラトラ」
軍国主義の教育で成長し、軍艦が好きだったらしいが・・・敗戦で当然いろいろ変化
国が行う教育というものをあまり信じていない、そんな意味で子供の教育には興味がなかった
昔の商売人風、物を売って、お金をもらう、儲け分を足して、払わない人に催促する
そんな姿を見ていて、小学生の頃、夏休みに一緒に仕事に連れて行ってくれと頼んで
一日だけ顧客の前で仕事をする姿を見た。
そんな姿を感じながら、私は就職し社会に出た。
自分はサラリーマン家庭で育った人とは異なっていると感じた。
マネジャーになって、癌や精神疾患社員が私のところに集まることが多くなった。
産業医や本人と話しをして思うことは、会社、家族というものが、
何かにかなりの比重を占められている気がしてならない
何かに囚われている気がする
人の体はまだ未知で、細かい毛が大腸以外にあり、血液はもちろん老廃物、ホルモンも流している
そのミクロな毛が運動を停止してしまうと障害となるらしい
体の未知なるものの何かが停止もしくは変化変異してゆくことも考えられるそうだ。
いろいろな器官があり過ぎて、その時代の思想に取り込まれてゆく
