ベニスに死す

マーラー交響曲第５番　第４楽章
このゆったりとした曲調と、まったりとしたヴェネチアのリゾート。
画面は、美しすぎるタッジォを常に映し出す。
単調すぎて、何度見ても眠りに落ちてしまう。
今回もＴＶで見ていて、ほとんど眠っていた。
ＤＶＤを買おうと決意したら、なんと１０００円でおつりがくる値段。
いったい、なんで？世の中狂っている～。

特典映像付「ヴィスコンティのベニス」
なんとこの映画、リド島のホテル、デ・バンの冬季閉鎖中を貸切り、
当時の雰囲気に造り替えして撮影したそうだ。
薄曇の海水浴場など納得。
この映画の衣装が好き、
シルヴァーナ・マンガーノの帽子から顔を覆うひらひらは、ステキ☆
でも、何度見ても印象深いのは、
アッシェンバッハの髪の染粉が黒い汗となって流れるシーン。
ゴンドラって黒鳥のようだ。
ヴィスコンティのドイツ３部作とはよく言ったものだ。

ネット検索は恐るべき、現在のビヨルン・アンドレセンもありき。

チケット買っておきながら、行けなくなった、
イアン・ボストリッジのコンサート。
友人が教えてくれた、ブリテンの「ヴェニスに死す」
アッシェンバッハやるとは～～。
だから、タッジォはダンサーだってば！！

地獄に堕ちた勇者ども

ルキーノ・ヴィスコンティの生誕１００年で、没後３０年記念。
なぜこの秋に集中的に映画上映やＴＶ放映など続いたのか？
誕生日が１９０６年１１月２日だったのか～。

ヴィスコンティの映画は、ほとんど一度は見たことがあるに、
すっかり忘れている。
こんなシーンがあったとは、いったい昔は何を見ていたのか？
深夜まで飲んで翌日仕事帰りに見たことが多く、ほとんどが眠りの中だったのかも。

ヘルムート・バーガーのマレーネ・ディートリッヒのモノマネの網タイツ姿よりも、
ラストのハーケンクロイツそして敬礼に、今回は驚いた。
それにしても、人形のような俳優人。
Malice　Mizerの「月下の夜想曲」の映像を思い出したよ（懐かしい）。
ヘルムート・バーガーって本名がヘルムート・シュタインバーガーだって。



イタリア語の原題「La caduta degli dei 」で検索すれば、
「Sheva, la caduta degli dei」
げ！シェヴァ～。
チェルシー移籍してこんなことに～～。