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[政府専用機]従事16年のベテランパイロットが勇退

2009-04-08 | 業界ニュース
<コメント>
政府専用機のパイロットとして16年もの間活躍された航空自衛隊の塙さんが、今月3日のロンドン運航を最後に勇退しました。
命の重さは、首相も一般人も同じですが、やはり緊張は普段以上だったのでしょうね。長年のお勤め感謝とともに、お疲れ様でした。

ある情報によりますと、要人の輸送では、到着予定時刻より前に到着してはならない!
と言われているようですが、真相はどうでしょう?
理由は、出迎え準備や移動などの警備の問題との事ですが、これは塙さんに聞いてみないと解らないですね。


<空自>政府専用機パイロット16年、特別航空輸送隊ベテラン機長が勇退 4月8日12時26分配信 毎日新聞

 ◇空の旅を心待ち--緊張解き「お客さんとして乗りたい」

 政府首脳や皇族らが利用する政府専用機のパイロットを通算16年間にわたって務めた航空自衛隊特別航空輸送隊(千歳基地)の塙哲夫1佐(55)が1~3日の麻生太郎首相のロンドン外遊に伴う運航を最後に現役を勇退した。
 塙さんは72年に空自に入隊し、輸送機の操縦士として活動。92年に同隊に所属して以降、要人を乗せた運航回数は109回に上った。92年の同隊創設時から操縦桿(かん)を握った最後の機長で、3日夜には千歳基地で妻美砂緒さん(51)から花束を贈られた。
 塙さんは「間違いがあってはならず、『安全、確実』を常に考えていた」と、気が張り詰め通しだったフライトを振り返る。
 最も印象に残るのは、02年6月にカナナスキス・サミット(カナダ)から帰国する小泉純一郎首相(当時)が乗った時のフライト。サッカー・ワールドカップ(W杯)決勝にドイツが進出し、当時のシュレーダー首相が「観戦したい」と急きょ、同乗することになった。「2カ国の首相を同じ飛行機に乗せるのは初めて。大変緊張した」と話す。
 訪れた国は64カ国。しかし、プライベートの旅行で海外へ行ったのは1度きり。退官後は「お客さんとしてチケットを持って飛行機に乗り、ローマやパリに行ってみたい」といい、緊張感から解き放たれた空の旅を心待ちにしている。【久野華代】

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