flight2005

航空機関連の情報をアップしています。今日もナイスなフライトをお願いします。

日航機計器異常で成田へ引き返す

2005-09-03 | 事故・事件・トラブル
 3日午前10時40分ごろ、成田空港を離陸直後の中国・広州行き日本航空603便(乗客乗員計115人)で、エンジンの回転数を示す計器が異常値を表示するトラブルがあり、同機は成田空港に引き返した。
 同機は午前11時ごろ同空港に無事着陸し、乗客にけがはなかった。日航がトラブルの原因を調べているが、計器の誤表示の可能性が高いという。 (14:00)

<コメント>
日航ばかりを取り上げるつもりは全くないけれど、本当に続きますね。今回はB767-300型機。写真のようにエンジンは2機で近距離国際線で活躍しています。
計器の誤表示との事ですが、全てのディスプレイで誤表示だったのでしょうか?単なるコンピュータの誤作動だったのか?

ここでどうしても[ハインリッヒの法則]が頭をよぎる。事故や災害の統計から、1件の重大事故が発生する背景には、29件の軽事故と300件のヒヤリハッとがあるというもの。今年報告されているだけでも29件に近づいている。
修理箇所を見つける事は大変な事でしょうが、ぜひ持ちうる全てを投じ安全に勤めてください。
(決して不安をかき立てる目的ではありません)

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エア・ドゥ機胴体に傷跡

2005-09-03 | 事故・事件・トラブル
<asahi.com>
 北海道国際航空(エア・ドゥ)が所有するボーイング737―400の胴体に2日、長さ約4.5センチの細い線のような傷(クラック)が見つかった。この影響で、羽田―旭川と新千歳―羽田の計4便が欠航した。原因は不明で、飛行に支障が出る可能性があるという。修理のために3日も旭川―羽田で8便中4便が欠航、新千歳―羽田でも2便が欠航する。
 同社によると、同機は2日、羽田―旭川を往復。その後の定期点検で右主翼の付け根部分よりやや後方に傷が見つかった。

<エア・ドゥ関連記事>
「一歩前へ出る勇気があれば、きっと何かが始まる」を合い言葉に、1998年12月20日、CTS新千歳空港(札幌)‐HND羽田空港(東京)間に就航。
しかし、新規参入者を保護するという発想が行政に無かったため、羽田空港の発着枠をわずかに3つしか確保できなかった。また、大手航空三社によるあからさまな対抗値下げが行われ、価格面での優位性も失われる。2000年7月10日に2号機就航するも、その直後の7月14日に濱田輝男氏が急逝。
会社経営の見通しが甘かったところに牽引役を失ったという不幸も加わって、2002年6月25日に破たん。ANA全日空との提携で生き残りを図る。2003年2月よりANAとのコードシェア実施。

<コメント>
[道民の足(翼)]として、指示され現在はANAとのコーソシェアで頑張っているエア・ドゥ。使用機材はB767-300型機と今回異常が発見されたB737-400型機。使用頻度か機材老朽化か原因は現在不明。なぜ飛行機で一番頑丈に作られている[翼]後部に亀裂が入ったのか徹底調査をお願いしたい。
私の個人的憶測ですが、折り返し便のスピード化を図るため、多少多めの燃料を搭載し給油時間を削減したのか?・・・いや、こんな事はあるはずないですね。
<写真はB767-300>

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