flight2005

航空機関連の情報をアップしています。今日もナイスなフライトをお願いします。

737-800型機着陸失敗(コロンビア)

2010-08-17 | 事故・事件・トラブル
<コメント>

コロンビアで最新型のB737-800型機が着陸に失敗し機体が3つに折れた。1人が死亡し、124人が重軽傷を負った。
滑走路手前約80メートルに墜落しているため、急激なウィンドシアとも思えるが、ある報道では、落雷により一気に墜落したと報じている。
通常、落雷しても機体がアースとなるため被害は出にくい。
詳しい調査報告を待ちたい。


旅客機着陸失敗で機体分解、1人死亡 コロンビア 8月17日10時36分配信 CNN.co.jp

コロンビア・ボゴタ(CNN) コロンビア北西のカリブ海にあるサンアンドレス島で16日未明、乗客乗員131人を乗せた地元アイレス航空の旅客機が悪天候のため着陸に失敗して機体が3つに折れ、多数の乗客が滑走路に投げ出された。警察によると、この事故で乗客1人が死亡、124人が負傷した。

警察や航空当局によると、アイレス航空8250便(ボーイング737―700型機)は現地時間の真夜中過ぎに首都ボゴタを発って午前1時50分ごろ、サンアンドレス島に差し掛かった。しかし滑走路手前約80メートルで墜落した。

救急隊が到着したときには乗客らが滑走路上に散らばっている状況だったという。死亡したのは70歳代の女性で、病院へ搬送される途中に心臓発作で亡くなった。負傷した124人は近くの病院に運ばれた。うち数人が重体で、容体が深刻な患者は空路首都ボゴタの病院に搬送された。生後18カ月の乳児を含む6人は無事だった。

事故原因についての情報は錯綜している。警察は着陸態勢に入った機体が下降気流にあおられたと見ている。一方、地元自治体の知事は、機体が落雷に遭ったと話した。実際にこの当時、同滑走路周辺は集中的な落雷に見舞われており、機長から落雷の報告があったとの情報もある。

機体は前8列までの座席部分で真っ二つに折れ、前部と後部が逆向きになった状態で墜落していた。残骸は滑走路上に約100メートルにわたって散乱していた。

[JAL機]エンジントラブルで緊急着陸

2010-08-17 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
15日午後、日本航空の仙台発福岡行きMD90型機が離陸直後、第二エンジンから出火し仙台空港に緊急着陸を行いました。
乗客乗員にケガ人は出ておりません。
MD90型機のエンジンは、機体後部に2基あります。1基が停止しても即墜落する事はありません。が、重大なインシデントのため、運輸安全委員会が機体を調査中です。

再建に向けてのリストラが原因ではないと思いたいですが、実際の調査結果を待ちたいと思います。


緊急着陸 エンジン分解し調査 8月17日 0時5分

15日、仙台空港を離陸した日本航空の旅客機でエンジンに異常が起き、仙台空港に緊急着陸したことを受け、16日、国の運輸安全委員会が機体を調べた結果、右側のエンジンに焼け焦げた部分があることがわかり、今後、エンジンを分解して詳しい原因を調べることになりました。

15日午後4時すぎ、仙台空港を離陸した日本航空のMD90型機で、離陸直後に右側のエンジンで火災が起きたことを示す表示が出て、仙台空港に引き返して緊急着陸しました。旅客機の乗客・乗員あわせて106人にけがはありませんでした。このトラブルについて、国の運輸安全委員会は、事故につながるおそれがあったとして、16日午後、航空事故調査官2人を仙台空港に派遣し、機体のエンジン付近を中心に調査を行いました。その結果、右側のエンジンに焼け焦げた部分があることがわかり、今後、エンジンを取り外して分解し、詳しく調べることになりました。


7月搭乗率過去最低(静岡空港)

2010-08-03 | 業界ニュース
<コメント>
開港して1年が経過した静岡空港ですが、7月は開港以来過去最低の搭乗率でした。
関係者は宮崎行きは口蹄疫の影響で搭乗者が少なかったと分析しているようですが、はたしてそうなのでしょうか?
8月は夏休みで高搭乗率月間となりますが、はたしてどれだけ回復できるか?



<静岡空港>7月搭乗率50.2% 過去最低更新 8月3日14時45分配信 毎日新聞

 静岡県は2日、7月の静岡空港の国内線の搭乗率が50.2%だったと発表した。昨年6月の開港以来、月別で過去最低だった先月の51.0%を下回った。
 5路線を展開するフジドリームエアラインズ(FDA)の搭乗率が全体で44.9%と不振だったことが響いた。FDAは「宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題などで人の動きが少なかったのではないか」と話している。
 搭乗率が最低だったのはFDAの小松便(石川県)の26.8%。これに熊本便35.3%、鹿児島便37.1%が続いた。国内線で提供座席数が最多の福岡便は43.8%。3月までの日本航空の運航時を含めて過去最低だった。札幌便は83.3%で、FDAが目標とする65%を唯一超えた。
 国際線はソウル便が75.4%と高く、上海便は過去最高の60.1%だった。【竹地広憲】

JAL 日本航空 特便割引 ANAの旅行サイト【ANA SKY WEB TOUR】

CAが泥棒とは・・・エールフランス

2010-07-21 | 業界ニュース
<コメント>
海外旅行に行く機内で、おちおち眠る事もできない。
何と、エールフランスのCAが機内で窃盗を繰り返していた事が解りました。
窃盗の理由として、「日本人はユーロや円など多くの現金を持って旅行するので、獲物としては理想的だった」のだそうです。

お金はパスポート同様、身につけておくのが良さそうですね。
日本人はあまりにも警戒心が薄く、彼女から見れば良いターゲットだったのでしょう。皆さん気を付けてくださいね~


成田発エールフランス機の盗難、客室乗務員を逮捕=報道 7月21日8時49分配信 ロイター

 [パリ 20日 ロイター] 成田発パリ行きのエールフランス航空機内で今年1月、ビジネスクラスの乗客が現金などを盗まれた事件で、フランスの警察当局は、客室乗務員の女(47)を窃盗の疑いで逮捕した。20日付のフィガロ紙が報じた。

 この事件では、日本人3人を含む乗客5人が計約4000ユーロ(約45万円)を盗まれたもので、現金のほか、時計や宝石、クレジットカードなども被害に遭っていた。

 同紙によると、女は経済的な理由で昨年3月から盗みを始めたと供述し、26件の犯行を認めている。エールフランスでは1月以来、140件の盗難が発生しているという。

 警察筋は同紙に対し、「日本人はユーロや円など多くの現金を持って旅行するので、獲物としては理想的だった」と話している。



<海外旅行に行くには安心できる会社を選ぼう!>
JAL 日本航空 特便割引 ANAの旅行サイト【ANA SKY WEB TOUR】

旅客機墜落103人死亡、1人生存(リビア)

2010-05-13 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
2010年5月12日にトリポリ空港に墜落した事故で、生存者が1名いた事が発表されました。事故原因は現在調査中ですが、着陸直前機体になんらかのトラブルが発生し、緊急着陸を要請している。


リビアの旅客機墜落で103人死亡、唯一の生存者は10歳少年 5月13日10時11分配信 ロイター

 [トリポリ 12日 ロイター]
 リビア当局は12日、エアバス製旅客機がトリポリ空港に着陸中に墜落した事故で、生存している1人がオランダ人の男児(10)であることを明らかにした。男児は足を骨折し病院で治療を受けているが、容体は安定しているという。
 今回の事故では、乗員・乗客103人が死亡。このうちオランダ国籍保有者が62人に上り、残りは英国、ドイツ、フィリピン、南アフリカ、ジンバブエ、リビア、フランス、フィンランドの出身者だという。
 墜落したのはリビアのアフリキーヤ航空が運航するヨハネスブルク発のエアバスA330―200型機。同国のジダン運輸相は事故原因を調査中であることを明らかにしたが、テロの可能性は否定した。
 一方、オランダ政府は、緊急救助隊を乗せた政府専用機をトリポリに送り込むと発表。またリビア紙Qurynaは欧州航空安全当局の担当者のコメントとして、パイロットが墜落直前、航空機に問題が発生したために緊急対応を取るよう指示を出していたと報道した。

成田発着の欧州便、噴火で欠航相次ぐ

2010-04-16 | Weblog
<コメント>
2010年4月14日、アイスランドで起こった噴火により火山灰がヨーロッパ広範囲に及び、航空機が飛ぶ事のできない事態になっています。成田から出発したヨーロッパ便の多くが引き返し、今後の見通しは立っておりません。

<国内大手2社情報>
JAL(日本航空)
ANA(全日空)


成田発着の欧州便、噴火で欠航相次ぐ

 こうした事態を受け、日本を出発した便が15日夜、成田空港へ引き返すなど混乱が起きています。
 日本航空では成田空港からロンドン、アムステルダム、フランクフルト、パリを結ぶ往復8便が欠航となっているほか、成田空港発ミラノ行き1便も欠航となりました。また、全日空でもロンドン、パリ、フランクフルトを結ぶ往復6便の欠航を決めています。影響は、あわせて4000人に及ぶということです。
 成田国際空港によりますと、ブリティッシュエアウェイズやKLMオランダ航空などでも欠航が相次いでおり、今後の運航の見通しは立っていないということです。(16日09:11)



火山噴火で欧州の空が大混乱 各国で空港閉鎖相次ぐ 4月16日9時20分配信 産経新聞

 【ロンドン=木村正人】アイスランド南部で14日、火山が噴火し、16日未明までに火山灰が欧州北部全域の上空を覆った。旅客機のエンジンが火山灰を吸い込めば墜落の恐れがあるため、英国など少なくとも9カ国で空港閉鎖や航空便の欠航が相次ぎ、欧州の空は大混乱した。
 噴火したのは首都レイキャビクから東へ約125キロのエイヤフィヤトラヨークトル氷河の火山で、周辺の住民約800人が避難した。同氷河では先月20日にも火山噴火が起きている。
 英BBC放送によると、火山灰は風に乗って南東方向に広がっており、15日夕までに英国やスカンディナビア半島に達し、16日未明には欧州北部の上空を覆った。過去に火山灰の雲の中を通過した旅客機のジェットエンジンが火山ガラスや結晶粒、岩石の粉を吸い込んで停止するトラブルが再三、報告されている。
 このため、英航空当局は15日、ロンドンのヒースロー国際空港など国内全空港での離着陸を停止。空港の全面閉鎖は16日午後1時(日本時間同日午後9時)まで続く見通しだ。2001年の米中枢同時テロでも英国の空港は閉鎖されておらず、全面閉鎖は前代未聞の措置という。
 英国のほか、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、アイルランド、ベルギー、オランダ、フランスでも空港が閉鎖されたり、旅客機の運航が停止されるなどして最大5千便が欠航となり、約60万人に影響が出た。
 噴火は大規模で今後、半年以上にわたり、欧州北部の空の交通網に支障が出る恐れがあるという。

[スカイマーク]安全神話を壊滅状態に

2010-03-17 | 業界ニュース
<コメント>
 航空会社の会長と社長が安全を軽視するならば、まず調達しなければならないのは、機長ではなく、経営陣でしょう。それを効果的効率的に調達する方法など、いくらでもあります。
国土交通省がスカイマークへ厳重注意を実施しました。
度重なる安全を無視したような会社の姿勢は、強烈に利用者である私たちに伝わりました。安全を無視し、利益に突き進む姿。
いくら技術があっても、会社理念が間違っていれば誰もついて行かないでしょう。
会社としてのけじめ、経営陣は良くお解りと思いますので、一日も早いご決断をお願いしたい。そして新たに生まれ変わったスカイマークとして信頼回復につとめて欲しい。
(あくまで、筆者個人の感想です。)


「日本製品=高品質」神話を疑う 3月17日16時57分配信 Business Media 誠

 国土交通省がスカイマークに対し、厳重注意を行いました。

 その内容は「飛行前点検で客室乗務員が体調不良で十分に声が出せないのに気付いた機長が、緊急時の乗客の誘導などに支障をきたすと判断し、その乗務員の交代を求めた。これに対し、スカイマークの西久保愼一社長と井手隆司会長は、機長らを乗せて飛行機に向かうバスに乗り込み、乗務員を交代させずにそのまま運航するよう要求、機長が『安全管理上問題がある』として拒否すると、客室乗務員ではなく、機長を別の機長に交代させて、その便を出航させた」というものでした。

 航空法では、運航に関する安全のための判断およびその措置の最終決定権を有しているのは機長であり、スカイマークも航空法に基づく運航規定で「安全の最終判断は機長がする」と定めていますが、西久保社長と井手会長との判断はこれをくつがえすものです。

 加えてスカイマークは、運航を拒否した機長との約2年間残っていた契約を即日解除しました(出所:2010年3月9日国土交通省発表、読売新聞、3月10日産経新聞)

 報道が正しければ、自分の職を賭してでも乗客の安全を守ろうとするこの機長の職業人としての倫理観は、非常に尊敬されるべきものです。この機長は外国人であり、人材派遣会社からの派遣契約でスカイマークに派遣されていました。

 これは1つの事例に過ぎないので、「日本企業は技術力がある、品質・サービスがよい」「国産は外国産より安全」「外部より社員の方が信頼できる」という神話が完全に崩壊したわけではありません。平均的には日本企業の品質・サービスは良いかもしれません。

 しかし、その割には、世界でのマーケットシェアを見ると、日本企業が上位を得られているのは限定的かつ減少傾向にあります。また、データもなく「日本企業は技術力がある、品質・サービスが良い」「国産は外国産より安全」と唱えているのは、競争の現場にいる企業人ではなく、政治家や知識人、マスコミなどであることを考えると、「そうあってほしい」という願望や「昔、そうであった」というノスタルジーのように感じられ、どっちもどっちという感があります。

●常識を疑うことが突破口に

 私がいる調達・購買の現場は、必要とされているモノを確保するのが目的なので、一般論やマクロな視点ではなく、最終的には「目の前にあるモノや担当者が信頼に足るか否か」というミクロの視点が大切です。取引の目的が物品や短期的なサービスなど具体的であればあるほど、企業や事業レベルではなく、物品や担当者といったミクロな視点が重要になります。

 このミクロの視点に立った時、良いものを安く買うには逆張りの発想が重要です。コストは理論で決まりますが、価格はサプライヤの意志や相場で決まります。価格が相場で決まるならば、逆張りでなければ、良いものを安く買えません。順張りでは良くて高値づかみ、悪ければバブルに引っかかってしまいます。しかし、調達・購買では、産業や企業ではなく、どの物、誰と付き合うかというミクロな視点の方を重視すれば、良いものを安く調達する機会はいくらでもあるのです。

 「有名な大企業よりも無名な中小、ベンチャー企業」「一言えば十理解する日本企業ではなく、十言っても一しか持ってこない外国企業」「即戦力の中途採用よりやる気のある新卒採用」でも、目の前にいるサプライヤや担当者が信頼できるのであれば、彼(彼女)らと付き合った方が、3割どころか、1ケタ~2ケタのコスト低減も可能です。

 また、民主党政権になって、雇用の硬直化がますます懸念される現在は、経営者にとって、正社員を増やすのはあまりにもリスクが大きく、サプライヤの力を上手く使って、現社員の生産性を飛躍的に拡大させる以外に現実的な選択はありません。

 残念ながら、雇用政策については、政党に関わらず、政治家・官僚とも、厳しいグローバル競争の現実を理解している人は皆無に等しいと言わざるをえません。それにしても、現在の雇用政策は、小手先の対策が問題をより悪化させる典型的な事例のような気がしてなりません。

 このような現実の中では、「国産>外国産」「社員>外部」といったこれまで当たり前とされていた常識、神話を疑うことが突破口になると考えます。

 日本では、なかなか理解してもらえないのですが、モノ、ヒト、カネ、情報などあらゆる経営資源は外部からの調達が可能です。例えば、生産委託はモノだけでなく、ノウハウという情報、研究開発や生産に携わるヒトの調達手段の1つです。カネも銀行だけではなく、社債や株式発行などさまざまな調達手段があります。経営すら、正しいか否かに関わらず、その企業の根幹となるはずのビジョンや経営戦略などを、コンサルティング会社などの外部に委託している企業が数多くあるのが現実です。

 このように、現在は、外部から調達できない経営資源は皆無です。ですので、問題は「いかに外部から経営資源を上手く調達するか」の前に、「何を自社で確保し、何を外部から確保するか」であり、その答えは個々の会社が目指すものによって異なります。

 航空会社の会長と社長が安全を軽視するならば、まず調達しなければならないのは、機長ではなく、経営陣でしょう。それを効果的効率的に調達する方法など、いくらでもあります。(中ノ森清訓)

ロシア旅客機墜落、原因は機長の飲酒(2008/9)

2010-03-17 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
報道では、2008年9月に墜落とありますが、実際は2008年8月14日、ロシアでB737型機が着陸に失敗し、乗客乗員88名全員が死亡したものです。
当時の情報によりますと、エンジンからの出火が墜落原因とも報じられましたが、実は機長の飲酒が原因と判明しました。
航空に関連する会社、個人のモラルが今なお問われています。


<当時の記事>
[B737墜落]ロシアで墜落全員死亡


ロシア旅客機墜落、原因は機長の飲酒(2008/9)

 08年9月にロシアの旅客機が墜落し、88人が死亡した事故について、16日付のロシアの新聞は、機長の飲酒が原因だったと報じた。
 着陸直前に機長が「私は操縦なんかできない」と話す音声がボイスレコーダーに収められていた。さらに、機長の遺体からはアルコールが検出されており、事故の捜査委員会は、原因は「機長の飲酒」と断定したという。

[スカイマーク]飛行高度指示を守らず飛行

2010-03-15 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
本当にスカイマークの事件が続いています。
今度は、管制官からの高度指示に従わず、飛行を続けていた事が判明しました。

事件は3月11日、新千歳から羽田空港に向かう便で、空港へのアプローチが開始されると、管制塔から細かに高度、方位、スピード、気圧などが指示されます。それにより、羽田空港滑走路に向かい、着陸機が一直線に並び、安全間隔を保ちながら着陸が可能となります。
通常、管制官からの指示があると伝えられた事項の復唱を行い、計器に入力しますが、復唱したのかどうかも疑問です。
今のスカイマークでは、何が起こっても驚きはしませんが、乗客を乗せて飛んでいるプロとしての責任を本気で考えて頂きたいと思うばかりです。



スカイマーク機、指示高度守らず 入力を忘れる 3月15日7時56分配信 産経新聞

 札幌発羽田行きスカイマーク機が自動操縦装置の高度入力を忘れ、管制官の指示より約1800メートル高い高度を飛行していたことが14日、分かった。他機との接近はなかった。
 衝突を避けるため、航空法は管制官の指示に従うことを義務付けており、国土交通省は同社に詳しい報告を求めている。
 国交省やスカイマークによると、同機は11日午後、着陸に向けて降下を要請。管制官は茨城県上空の無線標識を高度約4千メートルで通過するよう指示したが、同機は前の標識で設定した約5800メートルのまま通過した。 


<国内のご旅行はこちらから!>
JAL日本航空 最安値検索 ANAの旅行サイト【ANA SKY WEB TOUR】

[スカイマーク]操縦中に「はい、ピース!」

2010-03-12 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
スカイマークを糾弾するつもりはないが、このところ同社の記事が後を絶たない。機長の決定を会社が変更したり、カゼ?により機長の代替きかず欠航。そして今回は禁止されている飛行中のコクピット内で写真撮影。

何を考えているのか?
プロとしての自覚がまったく感じられない残念なニュースでした。


飛行中の操縦室で機長ら「ピース!」…写真公表 3月12日12時13分配信 読売新聞

 スカイマークの男性副操縦士(諭旨解雇処分)が飛行中の操縦室内で客室乗務員らと記念撮影していた問題で、前原国土交通相は12日の閣議後記者会見で「極めてゆゆしき問題」と述べ、同社から提出された写真を公表した。
 国土交通省は東京・大田区のスカイマーク本社の立ち入り検査を行い、副操縦士らのライセンス停止など、行政処分を検討している。
 前原国交相は会見で写真を指さして、「機長、副操縦士、客室乗務員の全員が運航中にこっち(後方)を向いている。乗客がいる機内でこういう状況が起きるのは、言語道断で許されざる行為」と非難した。
 前原国交相は、スカイマークが先月、体調を崩していた客室乗務員の乗務をやめさせようとした機長を交代させた問題についても「安全輸送がないがしろにされ、利益至上主義と言わざるを得ない。安全より利益が上では、航空会社の使命を全うできない」と批判した。