11月3日（日）4日（月）の両日に開催された今年のMaker Faire Tokyo 2013は、大盛況のうちに無事終了しました。当工房が出展したブースにも多数のご来場があり、沢山の励ましの言葉や、ご質問、ご要望等をいただき、これからの活動拡大に向け、大いに力づけられました。どうもありがとうございます。
昨年に続き出展してみて実感した今年のFaireの特色として、Makerムーブメントの認知がいっそう進んだことがまず挙げられます。出展者、来場者双方で、自らMakeすることを楽しみ、互いに尊重しようという空気が共有されていました。また、昨年来急速に注目を集めるようになった3Dプリンターが、堂々イベントの中心的なポジションを占めるようになったこともポイント。あと、小さな子供さんを連れた親子での来場や、海外からの来場者が目立ったことも印象に残りました。
当工房ブースは、展示パネルの半分ほどを、会員となっているFablab Kitakagayaの紹介にあてました。同様のものづくりスペースを運営している、もしくは立ち上げようとしている、日本各地および海外各国の方が大勢来訪され、たいへん有意義な情報共有や意見交換をさせていただくことができました。
本来の出展内容である独自開発の羽ばたき飛行機については、3D-CADや3Dプリントテクノロジーの活用をアピール。イベントの性格柄、数多くの熱心なご質問をいただきました。会場が混雑していてデモフライトのチャンスがありませんでしたが、Android端末から操作できる羽ばたき機にも注目が集まりました。隣り合って出展した年来の盟友超小型飛行体研究所さんの展示も同様の方向性で、相乗効果が得られたと思います。
今回の出展を通じて得られた最大の収穫は、多くの人達に楽しんでもらうことをめざして開発したゴム動力3Dプリント羽ばたき飛行機「空飛ぶパンツ2」に幅広い注目と支持をいただいたことです。海外も含めたワークショップの開催要請や、キット販売、設計データ公開など、多くの問い合わせやご要望をいただきました。今後できる限りの実現に向けて取り組んでいきたいと考えています。
羽ばたき飛行機製作工房の活動に今後ともご注目ください！
