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羽ばたき飛行機製作工房

小型羽ばたき機(オーニソプター、Ornithopter、Flapping Wing)専門の研究開発サイトです

ケツァルコアトルスの飛翔

2006-12-05 21:36:39 | 製作記事(羽ばたき機)

先月あたりから突如出現した無尾翼羽ばたき機シリーズも、20インチ級30インチ級とくれば次は?というわけで、作ってしまった40インチ=1メートル級(^^;)。 製作方法は安易で、6mmモータを搭載した使い回しの機体フレームに、まず500mmスパンの主翼スパーを搭載、次に各スパーに250mm長の0.5mmカーボンロッドを継ぎ足しただけ。翼面は、例によってスーパーからいただいてきた極薄ポリ袋だが、さすがにサイズが足りないので何枚か継ぎ合わせてある。 さてこの代物が果たして飛べるのか?というと、なんと例によってこの写真の通りの無尾翼状態で、それも30mAhLi-po電池で飛べてしまう。もっとも、まだしも30インチ級には見られた優雅さは影をひそめ、もういかにも無理やりバサバサと飛んでいる感じで、30インチ級よりは、明らかに飛行の効率は落ちている模様。どうもこのあたりが限界かもしれない。 ともあれこれで、一連の無尾翼機シリーズは3機になった。この機体は、無尾翼飛行のデモ用をかねて、このままラダーを付けずに次回の飛行会に持ち込むつもりだが、サイズがでかすぎて、先日あつらえたばかりのキャリングケースに入らない。
ちなみに「ケツァルコアトルス(Quetzalcoatlus northropi)」とは、「白亜紀後期に生息していた翼竜の一種。化石は北アメリカで発見された。名前はアステカの羽毛の生えたヘビ形の神ケツァルコアトルにちなんでつけられた。空を飛ぶ最大の生物で、翼を広げると12mもの大きさになった。」(Wikipediaより)とのこと。自力で飛行できたのかどうかについては議論があるらしい。 いったん回りだした狂った進化の歯車は、もう誰にも止めることができない。行き着くところは破滅のみか?

       機体スペック
全幅              1000mm
全長                200mm
飛行重量             約7g
(30mAhLi-po電池含む)
製作年月  2006年12月


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