電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

「逆戦」特報

2011-08-16 12:56:19 | Weblog
『密告・者』の資料を現在作っておりますが、ダンテ・ラム監督、ジェイ・チョウ、ニコラス・ツェー共演『逆戦』の特報がようつべにありました。ニコちゃんも最近は出演する作品の役がワンパターン化されていなくて、本当に演技派として活躍してます。この作品も海外ロケ敢行しているので、スケール感ある作品としてすごく楽しみです。逆戦特報

終戦記念日

2011-08-15 18:44:55 | Weblog
今日は終戦記念日です。
私の義母の父親は戦時中に戦地で盲腸になって麻酔なしで切ったという話や戦争がいかに悲惨なことかと何度も子供時代に聞かされました。

話変わって、この季節はやはり幽霊のようなぞっとする話がいちばんぴんとくるのですが、某事故物件サイトで私の住んでいるマンションの4番地向こうで以前アパートが火事になって1人死んでいることを知り、なんだか夜中にホラー見るのがだめになってしまいました。それよりもなによりも、真向かいの家で毎晩叫び声というか誰かを呼びつけている男の人の声を聞くのですが、どうもアルツハイマーにかかっているようで、その人を介護している家人の方が大変だなあと思う毎日です。

ということで、今日は古い作品ですが、イーサン・ルアンが出演しているSFスリラーの台湾映画『神選者』の予告です。
神選者予告

車手

2011-08-13 19:30:50 | Weblog
『アクシデント』の宣伝真っ最中ですが、ソイ・チェン監督の最新作『車手』の海外マーケット用の予告見つけました。日本もすでに買いつけられているので来年には公開されるかと思いますが、ショーン・ユーが運転席に座っているシーンを見ると『イニシャルD』を思い出します。車手予告

香港映画らしい9月公開作品

2011-08-12 13:21:58 | Weblog
8月下旬~9月に香港で公開される作品の予告篇です。

『戀夏戀夏戀戀下』
まさに夏向きの、若者たちのおバカ恋愛コメディ。ティーンに人気のアレックス・フォン主演。
戀夏戀夏戀戀下
『五月天追夢』
台湾の人気ロックグループ五月天(メイデイ)のコンサートを巡る、親子の愛や恋人たちの話を交えた作品で、なんと3D上映。五月天追夢
『無價之寶』
ウォン・チン監督お得意のコメディ。セシリア・チャンが久々の映画復帰と息子のルーカスも出演。ロナルド・チェンやイーキン・チェンが共演と、香港コメディの匂いがぷんぷんしてます。無價之寶


ところで本日8月13日の読売新聞夕刊に先だって来日したジョン・ウー監督、スー・チャオピン監督のインタビューが掲載されています。


新宿武蔵野館アクション4作キャンペーン

2011-08-11 20:18:05 | Weblog
『レイン・オブ・アサシン』の宣伝も佳境ですが、上映される東京・新宿武蔵野館は『レイン・オブ・アサシン』、『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』『アクシデント』『密告・者』4作品連続で上映しますが、この作品4作を武蔵野館で制覇した観客キャンペーンとして“香港アクション列伝BIG4@新宿武蔵野館”を実施します。
劇場では4作品共通のチラシを配布し、4作品すべての入場整理券を貼りつけて劇場に持参した全員に非売品のB2ポスター4枚セットがプレゼントされます。
チャレンジあるのみ!

全球熱戀

2011-08-10 20:56:04 | Weblog
フルーツ・チャン製作、ウィン・シャ監督で大ヒットした『全城熱戀』に続いて製作された『全球熱戀』の予告篇を見つけました。また20世紀フォックスのアジアローカルプロダクションのために、日本では東京国際映画祭で上映されたのみで、劇場公開もDVDも発売されてませんが、新作もまた同様の形になるのでしょうか?出演はア―ロン・クォックにイーソン・チャン、レネ・リウ、グイ・ルンメイといった顔ぶれです。
全球熱戀予告

運命の子

2011-08-04 20:25:53 | Weblog
『さらば、わが愛/覇王別姫』『花の生涯~梅蘭芳~』のチェン・カイコー監督最新作『運命の子』(趙氏孤児)が、12月23日からBunkamuraル・シネマにてロードショーされることになったそうです。京劇としても今なお高い人気の「趙氏孤児」を映画化したもので、出演にはグォ・ヨウ、ワン・シュエチー、ファン・ビンビン、チャン・フォンイー、ホワン・シャオミン、チウ・マンチェクと中国映画界のトップスターが集結しています。この顔ぶれが出演しているところをみていると、うちが宣伝している『酔拳レジェンド・オブ・カンフー』『レイン・オブ・アサシン』『新少林寺』の出演者がでているので、なんか不思議な感じです。
配給が角川映画なのですが、そういえば今年の2月ぐらいだったか、角川映画に打ち合わせ行ったときにチェン・カイコー監督がいたので、何か合作映画でもあるのかと思ったのですが、この作品を角川に売り込んだんですね。来ていた理由がわかりました。そういえば、今から7~8年前か、東京で香港映画人のセミナーがあった時に、ちょうど話していたのが特撮技術のことで、映像で説明していたのですが、その映像が『始皇帝暗殺』の兵士たちのボブシーンで、当時は人海戦術で撮ったみたいなことを宣伝で言っていて、さすが人と馬の数は中国すごいと思っていたのが、実はCGを使っていたということをこのセミナーで知ってびっくりした記憶があります。
赵氏孤儿予告

ジョン・ウー来日話

2011-08-03 22:56:05 | Weblog
先日『レイン・オブ・アサシン』の来日のことを少しふれましたが、これだけ長く香港映画に携わっていて初めて会うとは信じられん、といろんな人から言われたのですが、ま、しょっちゅう関わっていないとそんなものだと思っております。
ジョン・ウー監督は現在製作としていろんな若手に映画を撮らせているわけですが、あと2年ぐらいは忙しい日々を送るようです。そんな中、日本でも撮る企画を2本考えているといっておりました。あと現在進行している話は、『狼/男たちの挽歌・最終章』のリメイクですが、これは90年代にコロムビアピクチャーズが企画して流れていたわけであり、その権利を買い戻して今回はアメリカでチョン・ウソンが主演とのことなので、ちょっと楽しみかもしれません。
それから9月にクランクインする予定の『1949』はスー・チャオピンが脚本手掛けているそうですが、冒頭が海の波間に鳩が飛んでいるというのを、海の波間に折り鶴が浮かんでいるようにしたと話してました。これは震災後に日本への哀悼をこめて書きなおしたそうです。
そんなジョン・ウー・インタビューは、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、SANKEIEXPRESS、NTV「ニュースZERO」、月刊「EXILE」(MAKIDAIとの対談)、ほか、今月末までに露出されます。
そうそう、日本版の『カラテ愚連隊』のDVDをプレゼントしたら喜んでいただけました。なぜならば、この作品のアジアでDVD化してるのは日本ぐらいで、香港とかはVCDでしか発売されていないので、ある意味貴重だということです。ちなみにキングレコードで発売したアンジェラ・マオ、ジミー・ウォングのDVDも香港とかはVCDでしかないのである意味貴重です。

ヴェネチア映画祭

2011-08-02 20:00:00 | Weblog
ヴェネチア映画祭が今月末から行われますが、その中で中華圏作品が何本か上映されます。
コンペにはアン・ホイ監督『桃姐』、ジョン・ウー製作総指揮、ウェイ・ダーション監督の『賽克·巴萊』が出品され、それ以外では、チン・シウトン監督の『白蛇傳說之法海』が上映されます。まだ『桃姐』の予告映像は見れませんが、ジェット・リー主演の『白蛇傳說之法海』は、ツイ・ハークの『青蛇伝説』と『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』を足して割ったようなイメージを持ちましたし、『賽克·巴萊』は超大作ということで、『レッドクリフ』を手掛けたジョン・ウーが製作総指揮といえども彼が手掛けている感じが見え隠れします。
「白蛇傳說之法海」予告
「賽克·巴萊」予告