電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

運命の子

2011-08-04 20:25:53 | Weblog
『さらば、わが愛/覇王別姫』『花の生涯~梅蘭芳~』のチェン・カイコー監督最新作『運命の子』(趙氏孤児)が、12月23日からBunkamuraル・シネマにてロードショーされることになったそうです。京劇としても今なお高い人気の「趙氏孤児」を映画化したもので、出演にはグォ・ヨウ、ワン・シュエチー、ファン・ビンビン、チャン・フォンイー、ホワン・シャオミン、チウ・マンチェクと中国映画界のトップスターが集結しています。この顔ぶれが出演しているところをみていると、うちが宣伝している『酔拳レジェンド・オブ・カンフー』『レイン・オブ・アサシン』『新少林寺』の出演者がでているので、なんか不思議な感じです。
配給が角川映画なのですが、そういえば今年の2月ぐらいだったか、角川映画に打ち合わせ行ったときにチェン・カイコー監督がいたので、何か合作映画でもあるのかと思ったのですが、この作品を角川に売り込んだんですね。来ていた理由がわかりました。そういえば、今から7~8年前か、東京で香港映画人のセミナーがあった時に、ちょうど話していたのが特撮技術のことで、映像で説明していたのですが、その映像が『始皇帝暗殺』の兵士たちのボブシーンで、当時は人海戦術で撮ったみたいなことを宣伝で言っていて、さすが人と馬の数は中国すごいと思っていたのが、実はCGを使っていたということをこのセミナーで知ってびっくりした記憶があります。
赵氏孤儿予告