電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

伝聞

2012-03-12 20:05:41 | Weblog
大阪では「大阪アジアン映画祭」が開幕したので、すでに会場へ行かれた方もいらっしゃると思います。ここで上映された作品の中で、どこかの会社が買ってほしいという作品はたくさんありますが、買いつけ値段とビジネスでの勝算があわなければ、相手の値段が下がるまで待つのがバイヤーとしての考え。さて、今後どうゆう展開になるやらです。そんなアジア圏のマーケット事情が動くのが来週の香港フイルムマーケットですが、ここのところいろんな方とのお話の中で聞こえてきているのは、まず『逆戦』は値段が今のところ日本で想定する金額より数倍(6~8倍)の差があって今は難しいとのこと、ジャッキー・チェンの『十二支』はほぼある会社で決まりであろうということです。そしてニュースにも出ましたが『グランドマスター(一代宗師)』の大陸での公開時期が延期になったということです。まあウォン・カーウァイは今までも『楽園の瑕』『2046』で同じようなことをやって出資者を怒らせた経緯があるので、今度また同じことになったら、映画がヒットしないかぎり中国でも出資する人がいなくなるのではと思いますが・・・。
だいたい古くなれば値段も下がっていくので、今年の日本での公開やビデオリリースが多くなっているわけですが、もし日本で確実に3~5万人の人がかならず劇場に見に来てくれたら、新作もぱぱっと入ってくる可能性は高くなるんだけどなあ。
そうそう「大阪アジアン映画祭」の「香港映画祭」でビデオちらしを置いてもらうようにお願いしたのですが、ゲットされた人はいらっしゃいますか?100枚程度しか置けないと言われていたので、本当に置かれていたがが気になるところです。