雨の中、傘を差して田んぼ沿いの道を歩いていると、イネの間からゴイサギがこちらの様子を覗っていました。
2009年7月8日 京都府長岡京市奥海印寺
私も立ち止まって見ていましたが、ゴイサギの方は私が敵ではないと思ったのか、また獲物を探し始めました。
姿勢を低くして、獲物に感づかれないようにそろりそろりと歩いていました。その間はイネの間に隠れて見えにくいので、気が付かなくて素通りしてしまうかも知れません。高い位置から獲物を探す脚の長いアオサギなどとは、猟の仕方が少し違います。
アオサギに比べると、人間に対する警戒心がかなり緩いようで、すぐ近くまで近付くことができました。しかし、雨が止んで傘を差さずに近付こうとすると、すぐに飛んで逃げてしまいました。傘を差していると警戒心が緩むのか、雨が止むと警戒心が強まるのか、何か関係があるのでしょうか。