お寺の境内を歩いていて、少し変わったクモを見付けました。
2007年6月3日 京都府乙訓郡大山崎町
腹部の上面の白い部分に金属光沢があります。調べてみるとゴミグモの仲間。確かに脚の感じはゴミグモです。巣にゴミは並べてはいませんが、一本だけ細いかくれ帯がありました。あまり役には立っていないように見えますけど。
お寺の境内を歩いていて、少し変わったクモを見付けました。
2007年6月3日 京都府乙訓郡大山崎町
腹部の上面の白い部分に金属光沢があります。調べてみるとゴミグモの仲間。確かに脚の感じはゴミグモです。巣にゴミは並べてはいませんが、一本だけ細いかくれ帯がありました。あまり役には立っていないように見えますけど。
お寺の境内のサツキの上には、クサグモがいくつも巣を作っていました。
2007年6月3日 京都府乙訓郡大山崎町
餌の捕獲用の網と言うより、住居の意味合いの強い感じがする巣です。そう言う意味ではなかなかの豪邸を造っている者も居ます。トンネルが作ってあって、あまり近付くとすぐにそこへ隠れてしまいます。
ワカバグモがカワゲラの一種を捕まえていました。
2007年5月23日 京都市左京区広河原
今時分は同じような写真をよく見かけるので、あまり珍しさはありませんが。何を捕まえているかの違いくらいでしょうか。
近くのお寺の境内を歩いていると、ゴミグモの巣がありました。
2007年5月3日 京都府乙訓郡大山崎町
実は今までゴミグモをじっくり見たことがありませんでした。このゴミ溜めの中に、どんな形のどんな大きさのクモがひそんでいるのか、よく見てみることにしました。それにしてもここを通りかかる昆虫は、空中にこんなゴミの固まりが浮いていても気にならずに、網に引っかかってしまうのでしょうか。
ゴミの材料は、獲物の残骸などのようです。よく見ると、思っていたより大きなクモがひそんでいました。突起の多い形で色や模様はゴミととてもよく似ていて、ゴミの一部になりきっています。ひそんでいるあたりは、腹部がうまくはまり込むように空間を作っていて、後ろ脚で引っ張ってゴミとの隙間があまり空かないようにしていました。
それにしても、このような巣を作るという発想は、どうやって生まれてきて遺伝子に組み込まれるまでに至ったのでしょうか。クモが新しい形の巣を考えて作ってみた、などとはとても考えられません。進化論などで説明できるのでしょうか。
神社の掲示板の柱で、クモが蛾の幼虫を捕まえていました。
2007年4月30日 大阪府三島郡島本町
見たことがないクモです。柱から落ちずに、蛾の幼虫の体の周りを、うまく糸でぐるぐる巻きにしていきます。
そんなものでもう良いんじゃないですか、と言いたいくらいぐるぐる糸を巻いていきます。見る方向を変えると分かるのですが、幼虫は動かないように柱に糸で固定されていて、おまけに皮膚を食い破られているようでした。
初めて見るクモだったのですが、人家や神社などの壁や隙間に巣を作る、割と身近なクモのようです。柱の隙間に巣があるようでした。
このときはよく分からずに観察していないのですが、巣からは数本の受信糸が外に張ってあって、それに獲物が触れると気付いて飛び出して来ると言う捕獲方法のようです。
花にいる虫は花を食べにやって来るばかりではありません。花にやってくる虫を待ちかまえている者もいます。
2007年4月29日 京都市左京区広河原
花の近辺では普通に見られるコハナグモです。もう一匹、色違いが居ました。
こちらもやはりコハナグモだと思います。
石垣の表面を見て歩いていて、白いヤスデが居るのを見付けました。ヤスデも種類が多いらしく、今回見付けたのも初めて見ます。
2007年4月25日 大阪府三島郡島本町若山神社
ヤスデの仲間の内でもだいぶ大きな種類です。ヤスデ類もいざ調べようとすると図鑑もなく、一般の人には名前すらはっきりとしないのが現状だと思います。日本には200種類以上居るようなので、好き嫌いがかなりあるとは思いますが、生態図鑑など有れば面白いように思います。クモ類の図鑑なら、思い出したように売り出されたりするのですが。
少しじめじめした所の写真ばかりなので、以前に明るい場所で撮った写真を一枚。昆虫ではなくてクモですが。
2007年4月15日 京都市西京区大原野石作町
葉っぱに軽く糸を張り巡らせて、その下で休んでいました。地面や壁を這っているクモのような雰囲気を持っていますが、普段は草の上や木の枝や葉に居るようです。
その姿からコガネグモの仲間だとは思うのですが、小さな幼虫が巣を張っていました。
2007年4月25日 大阪府三島郡島本町若山神社
コガネグモの仲間も大人になれば色とりどりですが、子供の内は地味で何の幼虫か分かりません。それでも立派に巣を張って大人と同じような姿で獲物を待っています。
立ち枯れの樹の幹に巣を張ろうとしているクモを見付けました。近付いてみると、あわてて糸を伝って行って、樹の幹にへばり付いて動かなくなりました。
2007年4月1日 京都府乙訓郡大山崎町小倉神社
樹皮の一部になっているつもりのようです。実際にもう少し離れてみると、そこにクモが居るとはたぶん気が付かないでしょう。
もっと近付いて見てみました。腹部の前部の両側に張り出した突起があるので、コガネグモ科のカタハリオニグモの仲間ではないかと思います。