石垣にいる生き物を探していたら足元を歩いていたので一枚。
2007年7月8日 京都府乙訓郡大山崎町
この辺りの山にはこのカニは普通にいるので、こういった湿ったところではよく歩いています。よく道ばたを歩いていて楽しませてくれるのは良いのですが、ときどき車にひかれてぺしゃんこになっています。道路を渡るときは左右を確かめてから素早く渡りましょう。
石垣にいる生き物を探していたら足元を歩いていたので一枚。
2007年7月8日 京都府乙訓郡大山崎町
この辺りの山にはこのカニは普通にいるので、こういった湿ったところではよく歩いています。よく道ばたを歩いていて楽しませてくれるのは良いのですが、ときどき車にひかれてぺしゃんこになっています。道路を渡るときは左右を確かめてから素早く渡りましょう。
アリがクモをくわえて運びもせずにじっとしているので、おかしいなと思ってよく見るとアリではなくてクモでした。
2007年7月8日 京都府乙訓郡大山崎町
アリに似ているとどういう利点があるのかつい考えてしまいますが、アリに似た虫は割と多いようなので、自然界ではアリは意外と天敵に狙われにくくて生き残る確率が高いのかも知れません。
神社の境内で草の葉の上に居ました。名前の通り闇色でした。
2007年7月1日 大阪府三島郡島本町
これは♂で、♀は闇色ではないようです。
コケやマメヅタの生えた石垣を見て歩いていて見付けた、とても小さなハエトリグモです。
2007年7月1日 京都市西京区大原野
これで大人なのか、クモ類はどうも分かりにくいです。
薄暗い森の中の樹の幹にザトウムシがいくつも居ました。脚がやたらと長いので全体像を撮ろうとすると胴体が小さ過ぎて、どんな虫か分からないので胴体だけ撮ることにしました。
2007年7月1日 京都市西京区大原野
名前は座頭なんて付いていて目が見えないように思われてしまいますが、真ん中より少し前にある黒いのが眼のようです。体の中から現れた潜望鏡のようです。ただ左右に単眼が一つずつのようなので、どれくらい見えているのかは分かりませんが。それにしてもどうしてあんなに脚が長いのでしょう。
何が便利かというと、一番に思うのは移動速度です。胴体が同じ大きさの他の虫に比べると、かなりの速さで移動できて生活圏が広がります。それから徘徊性の捕食者が近付いて来たときでも、自分より上の方に胴体があるとは気付かずに通り過ぎてしまうことでしょう。
ほとんどの虫は短い脚で生活しているのですし、あの様に極端に長くなる必要は無いのではと思ってしまいますが、色々な要素が絡み合って生き残っていくのが進化でしょうから、どうして脚が極端に長いのか一口で言えるものではないのでしょうが、無駄に長いわけではないと思います。
神社の境内のコケが生えるような所では大きなダンゴムシをよく見るので少し撮ってみました。
2007年6月27日 大阪府三島郡島本町
大昔の生き物を思わせます。私の幼い頃は「マルムシ」と呼んでいました。「ダンゴムシ」という呼び方を知ったのはだいぶ後になってからです。花壇の花の葉を夜な夜な現れて食べているようで穴だらけにされます。ダンゴムシ撃退用の殺虫剤もあるようです。こんなに身近な生き物ですが、もとから日本に棲んでいたのではなくて明治時代に帰化したようで、今では日本中に分布しているようです。それにしても飛べるわけでもないのにかなりの繁殖力です。
顔のアップです。とても小さな眼です。このワラジムシの仲間は鰓呼吸なんだそうで、湿った環境に居る必要があるようです。ダンゴムシを見て歩いていると、少し他とは違った印象のダンゴムシが居ました。
また別の種類なのかは分かりませんが、背中に黄色い紋様が並んでいました。
ヤスデの仲間はちょっと探しているといろいろな種類に出会います。コケの生えた辺りを見て回っていると、コケ類を食べているのかヤスデがいくつか居ました。
2007年6月27日 大阪府三島郡島本町
ストロボの光を浴びると、動きが止まって固まってしまいました。
山道の途中で、ササの葉に糸を張り巡らした子供部屋を作って子供を見守っているクモを見ました。
2007年6月20日 京都市西京区大原野
子供を閉じこめているようにも見えなくもないですが、たぶんこうでもしなかったら子供達は勝手気ままに、どこへ行ってしまうか分からないからでしょうね。
田んぼには、たくさんのカブトエビが泳ぎ回っていました。そんなに久しぶりに見たわけではないのですが、なぜか懐かしい気がする生き物です。
少し前に撮り置きしてあった写真ですが、この頃よく話題に登っているので、話題に乗り遅れないうちに紹介することにします。
2007年6月20日 京都市西京区大原野
ずーっと以前は町中の田んぼでも、空き地の水溜まりでも普通に居たものです。今ではそういう空き地などはほとんど無くなったので、ただの水溜まりに現れるなんてことはたぶん見ることも無いでしょうが、まだいくつかの田んぼには毎年現れます。子供の頃は、この大昔の生き物の様な姿にとても興味を持ったものです。
姿はカブトガニに似ているようでもありますが分類上は甲殻類、ミジンコにとても近い生き物です。手っ取り早く言うと、ミジンコの殻を開いて平たくするとカブトエビになります。カブトガニのように歩行用の脚はなくて、鰓のような脚が並んでいるだけです。これの兜を取り除いて仰向けに泳がすとホウネンエビになります。日本には3種類居るらしいのですがどれも移入種で、もとから日本に棲んでいた生き物ではないようです。
見ていると、脚でドロを掻き上げてその中の餌を食べているようでした。
まるでジェット噴射でもしているように泥が後ろへ吹き出します。カブトエビが通ると、そのあたりは掻き上げたドロで水が濁ります。
少し前まではそんなに大きなクモではなかったのですが、今ではだいぶ大きくなっています。住居も他のクモに比べたら御殿です。
2007年6月17日 京都市西京区大原野
このクサグモはだいぶ白っぽくて、私の思っている体色と少々違うので別の種類かと思ったのですが、どうも個体差があるようです。
こちらの体色の方が私の印象の中にある色です。